和尚山 327.3m
 我が家から一番近い(元)九州百名山。
 数年前の見直しで外されてしまいましたが、個人的には惹かれて止まない山の一つです。土曜日は珍しく家族が8割揃うこともありこちらを最優先、日曜日は午前中に仕事が入り、早朝から登れないところに、姪から津波戸山に登りたいリクエストがあり仕事が終了次第登る約束をしました。前回、由布岳に登った際、西峰は早々に諦めたこともあり少し不安もありますが、津波戸山の岩場の傾斜は比較的緩く、鎖も整備されているので岩場の練習にはもってこいのルートでもあります。自分としても振り返ると2年ほど前に立石ルートを歩いて以来で、ちょうど良いタイミングで登ることが出来たかな、と感じたところです。

 久々に訪れてまず目についてのはトイレが設置されたことです。1回の使用料金は100円で、設置および管理費用を考えれば当然のことと思いつつ、早速使用させて頂きました。駐車場にはこの時期としては多いのか少ないのか、1台車が止まっていました。準備しているともう1台が到着して登る準備を始めました。

 姪と11時過ぎに歩き始めました。仕事が終わり姪に電話すると、なんとジョギング中とのことで、聞くと7〜8kmほど走ったそうで、アップは出来てる状態のせいか、1番札所までの坂道も息が荒れることなく、すたこらさっさと歩いてきます。問題は岩場へ取り付き始めてから。「帰る」の一言を少々、心配もしましたが緩やかな岩場だったこともあり、最初の鎖場を通過しました。途中、足下が見えなかったりする場所については事前にレクチャーしたこともあり、見届ける限り大丈夫そうでした。
 ただ、自分もそうですが初めての山やルートでは緊張して、日頃使わない筋肉も含めフル活用するので、翌日は疲れ&筋肉痛は間違いないところです。姪にしてみれば手足をフル活用する運動なんて、ほとんど無いはずなので珍しく汗をかきながら登っておりました。

 とはいえ、本来心肺能力、脚力は全く問題ないわけで遅れること無く登ってきます。奥の院の前でちょっと休憩を入れまずは西の展望台へ向かいました。どうも、今春は景色が霞みうっとうしさが抜けきれず、ストレスが溜まり、今日はPM2.5の測定値は低いのですが、思わず「PM2.5のせいかな〜」と口を突いて出てきそうになります。それでも眼下を見下ろすと我が家の方面、足下には少し時期は過ぎていましたが山桜が咲き、とまずまずでした。

 その後、展望台で休憩するために移動すると、先に来ていた2名のペアの方がそろそろ出発しそうな頃、小柄ながら身が軽そうな女性が「あそこに行くのを忘れてた・・・」と言って、姪が座っている岩の下のまさかの場所までヒョイヒョイと下っていくと同時に、少しおなか周りが成長した男性が「あんな場所に行っているなんて家族には言えない・・」と、絶妙な取り合わせとトークを聞きながら姪と笑っておりました。
 姪とあそこには行けんよな〜、と言いながら、とりあえず試しに行ってみると、行くことは行けましたが、当初の目標であった立ち○○は場所が不安定だったので止めておきました・・・
 
 休憩後はいざ東の尾根に向けて出発です。山頂からも見えていましたが、こちらの方の山桜はまだ花が残っており最後の八十八番所付近からの眺めはなかなかの景色でありました。ここからは、本来の登山道へ最後の激下り。ちょっと緊張したようでしたが無事生還を果たしました。

 下っていると、山頂でお会いしたペアの方と合流し、山の話は当然のこと、カメラやマラソンの話、はたまた行橋〜別府の100kmウオークの話など短い時間でしたが楽しく過ごすことができました。ありがとうございました(^^)
 (2013.3.31)

  






 (1)バイオトイレが2基設置されていました。有り難いことです。





 (2)トイレの看板。





 (3)満開状態だったサツマイナモリ

 


 
 (4)国東半島トレッキングの看板が設置されていました。





 (5)最初の岩場を無事クリア。

 



 (6)山桜があちこちで咲き誇っていました。





  (7)針の耳で苦戦する姪でした





 (8)定番ショット






 (9)奥の院の硯石水。この水で字を書くと上達する・・・らしい。





 (10)西の展望台より





(11)同上





(12)展望台にて





(13)奥の院の下。岩に絡みついても頑張ってます。





(14)イワタバコ





(15)谷を降下中





(16)下山時ご一緒した二人。





(17)





(18)八十八番所の向こうは桜が満開でした。





(19)桜





(20)岩上のクラウチングスタート・・・(^_^;)
姪の要望でここに掲載、誰に似たのかね〜 この性格・・・