再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 本日は当初の予定通りの山行です。ただし、ミヤマキリシマの開花が思っていた以上に早く、コース取りにずいぶん悩んだ挙げ句、結局、登山口に着いてからも悩んでいました。今回は、恒例となった(今日で2回目ですが・・・)300円駐車場に車を停めて出発です。当然のことながら1,000円駐車場の駐車台数は明らかに少なく、下山時にざっと見た感じ1/3程度で、これは当然の成り行きではあり、以前、路肩に停めることが出来ていた頃は、1,000円駐車場の存在もさほど気になりませんでしたが、路肩の駐車禁止以来なんだかきな臭さを感じ、正直嫌気が差していただけに300円駐車場の開設は溜飲が下がる思いです。

 ここのところ久々に続けてくじゅう山系を歩き、前2回は雨や登山道のドロドロを歩いたこともあり、今回は極力それを避けたい、との思いと、大船林道から大戸越に抜ける道を歩いたことがなかったので、まずは大戸越えまで歩いて、平治岳の開花状況を確認して平治岳に向かうか直接大船山に登るかを決めることにしました。
 さて、登山口に向かう途中の空模様と言えば雨は降りそうにないにしろ今日もなんだか怪しい雲行きです。しかし、足を進め大船林道から大戸越への入口に着く頃には朝日が差し始め木々の合間から見える三俣山もガスの中から山頂が見えるようになりました。

 お初の大戸越までの登山道は明瞭で目印も要所要所にあり、まず間違うことは無いと思いました。早朝だったこともあり、森が深く暗い印象もありますが、個人的には総じて好みの登山道でありました。思ったほどドロドロでも無く、朝日が差し込んだ箇所では新緑が眩しく、森林浴には良さそうです。入口から坊がつるからの登山道との合流まで40分ほど掛かりました。

 大戸越に着くとミヤマキリシマのピンクがすっかり少なくなった山頂方面を見上げ、ここはあっさり諦め、大船山に向かうことにしました。途中のオオヤマレンゲはまだ蕾でしたが、すでに開花している花もあるとか。米窪外周の登山道に登り揚げると振り向けば平治岳と緑の絨毯を敷き詰めた坊がつると緑のマントを羽織った三俣山とが初夏の太陽に照らされて瞳に眩しいばかりです。ミヤマキリシマはすでに盛期は過ぎていましたが、記念写真程度は撮影できそうです。
 やっと、晴れた青空の下を歩くことができた姪も初めて目にするくじゅうの景色に感動していたようです。

 大船山山頂に到着するとほぼ同時に、「よっちゃん!」とのかけ声に振り向くと、い−さんの穏やかな笑顔です。自分はちょうと逆光で気が付きませんでしたm(_ _)m。本日のコースの情報交換をしたあと、姪も初めての天気の良い山頂だったので1時間ほど景色を楽しみました。最初はガスが切れ抜けるような青空と白い雲のコントラストの大船山山頂でした、次第にガスがかかる時間も長くなり、1時間の滞在し山頂を出発、途中坊がつるでのんびりしてからくじゅうの山々を後にしました。
 (2013.6.13)
 






(1)大船林道から大戸越への入口。





(2)途中の様子。結構好みの登山道でした。




(3)泥の中にペットが落下、ただいま洗浄中・・・





(4)蜘蛛の巣。





(5)ほぼ終了の平治岳のミヤマキリシマ





(6)大戸越にて。





(7)ハチがたくさん。大戸越にて。





(8)平治岳のピンクを強調してみましたがこの程度でした。





(9)坊がつる。





(10)坊と三俣山。この時はまずまずの天気でした。





(10)記念撮影程度は・・・のミヤマキリシマでした。





(11)笑顔が似合う「いーさん」の後ろ姿。ありがとうございました。





(12)大船山山頂にて





(13)同上




 
岩の上を歩いて近づいてくる蝉


 
近づいてきたので指を出すと何を勘違いしたか乗っちゃいました。



しばし指で鳴き叫んだ後、飛んでいきました。
(14)大船山山頂にて




(15)山頂は次第にガスに覆われました。





(16)姪に摘ままれる三俣山。





(17)初坊がつるの記念写真。





(18)





(19)林道を走り去る1BOX





(20)追いかける姪(^^;)





(21)新緑が眩しい大船林道





(22)