再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 今回も、前回と同様に午前中を基本にくじゅうを歩くこととしました。
 となれば、朝駆け、ご来光登山となるわけで2時半大曲着の予定でやまなみ道路を快適に車を走らせていると、まずはなんかガスが多い、月が見えん!・・・天気予報は一応晴れだったじゃん!!
 大曲に近づくに連れ路面がかなり濡れていて、露じゃなくどう見ても雨で、それも今し方降った感じ、トホホ。
 山はガス・・・
前回、人のことを笑ったバチかい!?、とも思いながらそれならば撃沈してやる!?の意気込みで駐車場に乗り込みました。

 気温は水分峠の表示では12℃、大曲でも今までにない冷気を感じながら駐車場周辺の草の濡れ具合を見て、合羽は上下とも着用して出発です。案の定、硫黄山道路まではしっかり草木が濡れており大正解でした。でもって空を見ていると時折、星が見えたりして、「おっ!」と思ったりしますが、基本期待しないまま三俣山南峰を目指しました。

 しかし、見事に期待を裏切ってしっかり晴れ渡り、今回は何処を見てもガスがかかっておらず、むしろ単調にさえ感じるほど、「やっぱガスいるよね〜。」これこそ朝駆けモンのチョー我が儘です。南峰で待つこと1時間、大分市の街明かりや坊がつるが月光で照らされ、良く見るとヘッドランプがちらほら、ついでに天狗、中岳あたりでもヘッドランプがこちらを向いていました。風あたりが弱い場所だったので良かったのですが、気温は手持ちの温度計で5℃位まで下がっていて、ダウンを持参して正解でした。
 今からの時期、一番服装に気を使う時期となりました。服装はもちろんのことホッカイロなどがあると結構重宝します。

 単調な夜明けはあっけなく終わり、大して焼けることも無く淡々と一日が始まりました。前回と同様雨が池に下りミヤマラッキョの咲き具合を観察、前回より花が多いような印象でしたが、やはり早めの訪問をお勧めします。
 その後、ますますススキで黄金色に輝く坊がつるを通過し、すがもり越付近が9時半、これで帰るのは、ちと運動不足と思い星生山を経由、星生新道を下ることにしました。

 10時過ぎになると、雲が増え始めた印象です。
 星生崎から星生山までの稜線は風が強く、少々、冷たくもありましたがこれが普通なんでしょうね。星生山頂の西側の登山道脇にはリンドウが咲き始めていました。

【愚痴】
 さて、下山後、別居中(?)の嫁さんのところに立ち寄るわけですが、さすがに、山からおりたままの臭い格好ではヒンシュクを買うので、温泉で汗を流すようにしています。前回は、湯平温泉の新しい風呂屋さんでまずまずの金額で自分的には納得にいく温泉でした。
 今回は長者原周辺で入ってみようと立ち寄ってみました。「大人800円」の看板を見て、一瞬、なんの値段か理解できませんでした。基本、風呂は烏の行水、あまり温泉にこだわらないタチなので、まさか入浴料が「800円」だなんて・・・今さら、入りませんなんて言えないし、まぁ、800円の価値がるかどうか・・・確かに、温泉の種類が異なる露天風呂がいくつかあり、真正面に三俣山が見えるシチュエーション。

 さっき、登ったし、それよりぬるいし、湯冷めしそうだし、シャワーの湯も温かくならないし。この温泉の前に長者原の別の温泉に立ち寄ったのですが、看板は12時からとなっているのに、「まだ、掃除してますので入れません」だと。
 2つの温泉を巡り、これでいいのか長者原の温泉観光、と思わず愚痴をこぼしたくなった次第です。
                                        (2010.9.25)
【本日の食糧事情】
  @移動中:菓子パン、缶コーヒー
  A行動中:三俣山=コーヒー、菓子パン  雨が池=栗饅頭
  B帰宅途中:おにぎり(手製、梅干し入)
 






(1)大分市街





(2)月光に照らされる坊がつる。





(3)ガスがちーとも掛からない大船山頂





(4)夜明け





(5)由布岳には時折ガスが掛かっていました





(6)星生山





(7)三俣山・南峰山頂





(8)三俣山本峰と北峰の鞍部






(9)夢つり大橋






(10)天が池越しの三俣山





(11)雨が池のミヤマラッキョ。
前回より花盛りのような印象






(12)坊がつるはススキが満開





(13)さて、なんでしょう・・・?





(14)






(15)北千里浜





(16)





(17)星生山





(18)リンドウ(星生山にて)
三俣山でも多く見かけました。






(19)大曲。愛車が見えるぞ〜