再び峰入りを兼ねた開花調査でした

 正直、朝駆け中毒にはまりつつあるような気がします。とは言え、一応祖母山と天秤にかけたのですが・・・ということはやっぱり中毒かな〜
 前回の朝焼け、ガスの流れ、青い空、甲子園の開会式・・・まさに夏まっただ中の山行を堪能した余韻が残っているのかもしれません。ということで性懲りもなく2時半頃大曲を出立、休憩もそこそこに歩いたお陰で、中岳山頂に4時半前に到着、空を見上げるとまだ天の川が見えるほどの暗さでした。

 東の空を見上げるとちょうどオリオン座が東の空から昇っていて、そーいえば、この間テレビで「真夏のオリオン」やってたけど、終戦直後の設定だったので夜明け前の話だったんだ〜、と思いながら見上げておりました。次第に夜明けが近くなると、結構な人出で少し遅れたグループも含めると10名ほどがしばし中岳山頂でご来光を拝んだようです。今回は、ガスが懸かるわけでもなく前回と比べるとあっさりしたご来光でした。

 ということで山頂には長居をせず、星生山下の池塘周辺を散策、星生山でのんびり休憩して下山することにしました。池塘のギボウシは完了、ワレモコウ、ママコナが見頃、フクオウソウが咲き始めといったところです。
 星生山山頂で休憩していると、単独の男性がおもむろにりんごを取り出しナイフを皮をむき始めたので、こりゃまた渋いな〜、と思いながら眺めていた視線が物欲しそうに感じたのか、お裾分けに預かりました。この場を借りて改めて御礼もうしあげます。

 しばし、この方と雑談していたのですが、昨年、股関節を負傷された方がいたので何人かで交代しながら沓掛山の手前まで背負って運搬し、これ以上は無理と判断し救援を呼んだそうです。でもって、股関節の負傷は外から見ても分からなかったらしいのですが、以前、手術をされボルト類を埋め込んでおり、どうやらこれが「壊れて」動かすと痛みを感じ歩けなかったそうです。

 それなのに、県警のヘリが到着するなり物凄い勢いでその方を大分県警の方が怒ったとのことです。外傷等が無かったせいかもしれませんが、一緒に運搬された方も一歩二歩引き下がるような勢いで、せめて状況を聞いてからでも怒っても良いのでは、と感じたそうです。それと、電話で詳しく場所を説明したにも関わらず、なかなか理解してくれなくて困った、とも。 「沓掛山山頂手前、100m付近」と言えば、普通は分かると思うのですが・・・
 星生山も次第に人が増え、暑くなり始めたので9時前に山頂を出発しました。

 昨日は所用で在宅でしたが、クーラーを入れずにどこまで我慢できるか、夏休みで帰省している息子と我慢比べしていましたが、さすがに温度計が35℃を越えたところでスイッチを入れ、甲子園の決勝戦を観戦しておりました。

 ついで話で恐縮ですが、沖縄の「ハイサおじさん」が酔っぱらいの歌なので甲子園に相応しくないとの投書があり、学校側も自粛する、とのコメントを出したとの新聞記事がありました。読んだ瞬間、思わず「アホかい、がんばれハイサおじさん!!」、恐らく同様なことを感じた方も多かったと思います。
 昨日の決勝戦で攻撃の回でチャンスになると「ハイサおじさん」だけ演奏しているのを聞いて、思わず拍手しながら応援してしまいました。                                      (2010.8.22)
【本日の食糧事情】
  @移動中:菓子パン、缶コーヒー
  A行動中:中岳=コーヒー、あられ5個ぐらい  星生山:稲荷寿司3個、リンゴ1/3(頂き物)、コーラ
  B帰宅途中:コーラ
 






(1)夜明け前。まだ天の川が見えていました。





(2)大船山と朝焼け





(3)日の出。





(4)天狗が城、星生山朝焼け





(5)朝焼けに染まるノリウツギ





(6)御池





(7)昭和5年に遭難された2名の方の慰霊碑が
再興されたとのこと。





(8)イタドリが満開






(9)三俣山





(10)星生崎





(11)久住山。星生崎下より。





(12)ワレモコウ。星生山下の池塘にて。





(13)ママコナ。あちこちで咲いています。





(14)ガスに覆われる三俣山。





(15)星生山。





(16)黎明の上に昇る真夏のオリオン。