メンノツラ谷ルートで組み合わせて歩こうか、とも考えていましたがやはり往復歩いてレポする方が良いと考え、改めて八丁越を歩いてみることにしました。「メンノツラ谷」と同様これまでも何度か「八丁越」の看板を見かけたことがあったので気にはなっていましたが、以外と報告が少ないルートでもあります。 登山口までの道のりはメンノツラ谷への登山口と同じなので割愛しますが、駐車スペースは登山口の少し下に広場があります。ただし、木材の集積場らしいことと、地面がぬかるみ易いようなので要注意です。 登山口には看板があり、木の杖も何本かあります。杉林の中の登山道は最初は作業道らしくこれを5分ほど登ると「←大障子岩」と書かれた看板が杉の木に結びつけられ、これに従って登山道らしい道を登っていきます。15分ほどで最初の尾根に着いた後は緩やかにアップダウンと小さい谷を渡り約1時間ほどで広くてかなり下まで見下ろせる谷を渡ります。ここを過ぎると少し天然林が出てきますがまだまだ杉林が続きます。 1時間30分ほど歩くと今度は幾つかの谷の合流点となった広い場所に出ます。水量は少なめですが谷を巻きながら登っていくので赤テープや目印を見落とさないようにします。ここからようやく杉林も終わり祖母山系の山らしい景色になります。間もなく谷から尾根にあがると急登ですが、今回は落葉直後とあってなかなか綺麗ですが滑ります・・・ それと、天気が良ければ尾根に上がると左斜め上に目的とする大障子岩が見えるはずです。ちなみに今回は、登るときは山頂付近に近づくにつれガスがかかり見えませんでした。 谷の出会いから45分ほどで八丁越に着きました。縦走路に近づくに連れ枯れたスズタケが出現します。また、登山道は枯葉に覆われているせいもありやや不明瞭な場所もあったりしますが、良く見れば道が見えています。 本日は縦走路に着いた辺りから上から水滴が雨の様に落ちてきます。大障子岩に登って解りましたが、奥嶽川からあたりから沸き上がるガスが尾根の樹木に当たり、「雨」になっているようです。空を見上げると時折、ガスが青くなってきたのでそろそろガスが取れそうです。大障子岩方面に歩き始めるとガスの向こうに大障子岩が見えてきて、振り返ると祖母山が! 途中まで、ガスがかかり始めたとき「日頃の行いが悪いせいかなぁ」と思いながら、祖母山が見えたとき「いやぁ〜、日頃の行いが良いから・・・」しかも、時折ガスがかかることで立派なブロッケンも拝見できました。 久々の大障子岩。それに今回はピンポイントで登ったので祖母山系日帰りにしては山頂で1時間以上のんびりしてしまいました。また、今回は平日のマイナーな場所なので誰にも会わないと思っていたら、なんと熊本から来られた方が登ってきました。九州だけでなくアルプス方面にも毎年登られているとのこと。しばし談笑タイムを頂きました。 【本日の条件】 @天気 晴れ A気温 10度前後 B荷物 15kg程度 C距離 8.4km D登った高さ 1,100m E全行程 6時間40分(休憩含む) |
区間 | 所用時間 (分) |
コメント | ||
1〜2.大岩 | 40 | 登山道の横に大岩 | ||
2〜3.沢1 | 20 | 開けた沢を渡る | ||
3〜4.沢2 | 25 | 支流の合流点 | ||
4〜5.八丁越 | 45 | 自然林、急登 | ||
5〜7.大障子岩 | 20 | 縦走路 | ||
合計 | 150 | 休憩時間除く | ||
休憩含む | 180 |
(1) 地図「1.登山口」 八丁越は実線、メンノツラ谷ルートへは点線へ。 ここまではこちらを参考にして下さい |
(2) 最初は作業道のような道です。 |
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(3) 登山口から作業道を5分ほど歩くと、左側に「大障子岩」への看板が掛けられています。 |
(4) (3)の○をアップしたところ。 |
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(5) 地図「2.大岩」 画像では判りにくいですが登山道の横に高さ5m程の岩が立っています。 |
(6) 地図「3.沢1」 いくつか小さい沢を渡りますが、大きな沢が2ヵ所あります。ここが最初の沢で、沢を渡って杉山に入ります。 |
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(7) 沢1の対岸に看板が掛けられています。 |
(8) 地図「4.沢2」 いくつかの沢が合流しています。点線の方向に進んだ後、水が流れている沢の方向に進むイメージです。さらに沢の左側の尾根に取り付きます。 |
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(9) 解りにくいですが、左側の尾根に登っていきます。 |
(10) 沢の途中の黄葉。 |
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(11) 自然林の急登を登っていきます。 |
(12) 地図「4.沢2」から尾根に上がると、木々の間から大障子岩が見えるようになります。 |
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(13) 落ち葉が積もった急登。 |
(14) 地図「5.八丁越」 縦走路付近はガスが掛かっていました。 |
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(15) 地図「6.露岩のピーク」でブロッケンを見ることが出来ました。 |
(16) 祖母山頂が次第に見え始めました。 |
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祖母山 |
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祖母山 |
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