目が覚めると大船山の御池のほとりで寝ていました。なんて、まさか・・・ 大船山の紅葉の様子を見てきなさい、と天の声が・・・ということで、出かけてみました。 そーいえば大船山から日の出を見たこと無いなぁ、と思い出し大船山の日の出に間に合うべく、フラットな場所だけですが月明かりの下を本当に「朝駆け」となりました。しかし、さすがに坊がつるを過ぎ大船への登りはかなりきつく段原がちょうど6時で、日の出まであと20分。最初は北大船でもいいかぁ、と考えましたが、せっかくここまで来たのなら、と考え直し大船山山頂に向けて、最後のダッシュでなんとか日の出に間に合いました。 山頂に立ち、カメラの準備もそこそこの時に日が登り始め、振り向くと三俣山の上に満月が浮いています。しばし雲海を照らす日の出を鑑賞したあと御池に降り、池の斜面に日が射すまでマット広げ寝ておりました。普段なら山頂を踏んだあとはさっさと下るところですが、本日は紅葉の状況を確認してから、と考えていたのでついついのんびりしておりました。なんと5時間も大船山山頂周辺でゴロゴロしていました。 御池の状況を確認した後、山頂から少し下がった岩場の上で段原方面の紅葉を楽しんでいると、平日にも関わらず登山客の多いこと(人の事は言えませんが・・・)。段原方面から登ってくる方の中に、どこかで拝見したことがあるような立ち姿・・・まさか、と思いながら、でも当然逆も然り。山頂に確認に行くとやはり「木曜日は定休日」管理人のhirokoさん。出逢った様子は皆さんに想像をお任せしますが、hirokoさんから鉢窪を歩きたいとのリクエストがあったので、二の返事で承知しました。 鉢窪から見上げる大船山は圧倒感があり、個人的にはここから眺める大船山が好きで、特に紅葉の時期はなんとも言えない色彩を放ちます。ということで当然のことながら案内するというより自分が楽しんでおりました。まだ、標高の低い場所は紅葉が進んでいないので全山紅葉といった景色ではありませんが、それでも綺麗です。 鉢窪で大船山を楽しんだ後、立中山、鉾立峠を経由、すっかりススキの穂が白くなった坊がつるを後に長者原までhirokoさんと山の話から家族のことなど、途切れることの無い会話で楽しい一時を御一緒することができました。 @ルート 長者原〜坊がつる〜大船山山頂〜(山頂にしばし滞在)〜鉢窪〜立中山〜坊がつる〜長者原 A紅葉の状況 まずまず。特に山頂付近は良好、段原より下はもう少し先 B山頂で「木曜日は定休日」管理人のhirokoさんに遭遇。山頂から長者原まで同行。 |
雨が池の月光 この後も走る・・・ |
大船山山頂と三俣山と月 |
大船山のシルエット |
御池。 ほとりで2時間ほど寝ておりました。 |
段原方面。 一面、真っ赤とまでいきませんが、十分鑑賞に堪えます。 |
鉢窪から見上げる大船山 |
山頂のアップ |
坊がつる |
雨が池と三俣山 北側斜面も良く見ると赤いものがちらほら見えます。 |
タデ原 |