三俣山　南峰　本峰　雨ヶ池　リンドウ　ミヤマラッキョウ

　今回は本来であれば「坊ヶつるテント泊で満天の星空と早朝朝駆け登山を楽しもう会」と銘打って、坊がつるに集い、翌朝はご来光を拝もうという企画でしたが、天気予報を見るとどうも５日の天気予報というか降水確率が高いので長崎隊の山馬鹿副隊長と相談した結果、急遽日帰りツアーに変更となりました。

　でも、せっかくなら何か楽しみをということで今時期見ることができる花は、ということで三俣山のリンドウと当初から予定していた雨が池のミヤマラッキョウの組合せでルートを調達しました。たまには指山経由で、と思いましたが三俣山がお初の方もいらっしゃったので、まずは正規ルートを登ることにしました。長者原～すがもり越～西峰～本峰～南峰～雨が池～長者原、です。

　山馬鹿さん、そよかぜさん、hirokoさん、コヨーテさんに加えHIROさんご夫妻、TAKUさんの参加を頂き総勢８名の相変わらず、どーにも表現したがたいパーティの山行です。本来であれば若いエリアスさんがいるとますます不思議な集団となるはずでしたが、なんと直前に第二子ご懐妊がわかり残念ながら欠席。とはいえこの場を借りてお祝い申し上げます。

　歩き始めると、本当に日曜日に雨が降るのかよ～、というくらいにまずまずの好天で足取りも軽くすがもり越、西峰へと足を進めます。西峰の少し手前からリンドウがポチポチ、山頂付近ではあちこち咲いていました。たしか、本峰、南峰の方が花が多かった記憶があったので、本峰経由南峰で昼食ということで草原状の気持ちよい登山道を歩きました、大船山～中岳あたりには秋空にふ不釣り合いの入道雲がわき上が、少し暑くもあります。

　当初、坊がつるを眺めながら昼食をする予定でしたが、景色の良いテラスには２０名ほどの先客がいたので、南峰山頂で昼食です。日頃はお手軽軽食に自分にとって、今日は皆さんの差し入れで、なんと豪勢な昼食となりました。おでん、野菜の煮物、ぶどう、コーヒー、紅茶・・・うーん、本当はこれが今晩のつまみで酒盛りのはずだったのか～と思うと、やはり計画変更は残念！！　日曜日は雨が降りますように・・・（皆さんも同じ思いのはず）

　南峰でたらふくごちそうを頂いた後、本日のもう一つの目的である雨が池のミヤマラッキョウを目指して出発です。相変わらず、雨が池までの下りは急降下ですが坊がつるに降りるよりは楽で、滑りやすい場所もまだまだありますが別の踏み後もできていて改善されているように感じました。
　雨が池に着いてミヤマラッキョの観察ですが、１週間ほど遅かったようです。まだ花は残っていますが満開の時期を少し過ぎていたようですが、満開だったら一面ミヤマラッキョで見応えのある絵柄を想像できます。ということで来年は９月下旬に観察会をすることに。

　１５時過ぎに無事長者原に着き、三俣山を見上げるとガスがかかり始め、明日の雨を予感させる景色に喜んだのは自分だけではないと確信して本日の企画を解散しました。皆さん本当にお疲れ様でした。