朝駆の三俣山から坊がつるへ・・・すすきがたくさん!

 8月は暑い中、地元里山を歩くことが多かったこともあり、そろそろ久住方面にと考え、土曜日に出かけるはずでしたが天気予報は日曜日の方が良さそうだったので、土曜日は完全休養日となってしまいましたが、ライブカメラなどで見ていると全然、大丈夫みたいでやられた! と感じた次第です。

 従って、というほどではありませんが日曜日の朝は天気予報や空の様子は一切気にせず、久住直行と決心し真夜中のドライブとなったのですが、正直、空を見上げても星は見えないし、ガスは低く、時折水滴なのか雨なのかフロントガラスを濡らす始末で・・・トホホ状態で運転しているうち、やまなみ道路に入った辺りから星が見え始めました。ちと、感動。

 大曲にちょうど4時に着きあわてて出発の準備を始め周囲を見渡すとかなり草木が濡れています。そこで、ふと思い立ったのは以前、福岡の山用品店で聞いた、「カッパをズボンの上に履かず、直接履く」、要はパンツの上に直接カッパを履いてみました。結果的には「良かった」ような気がします。
 話が前後しますが、前日雨が降ったようで草木の水滴で、下半身は濡れっぱなしで、三俣山から坊がつるに下りた時点で、靴の中はびしょ濡れでした。坊がつるで、一度靴を脱ぎ靴下を履き替えるとともに、ここでカッパから普通のズボンに履き替えた次第です。普通なら、ズボンの上にカッパを着ているので恐らくズボンもびしょ濡れになっていたはずですが、カッパを直接履くことでズボンの濡れを回避できました。
 ただし、適当な履き替える場所が必要となりますが、まぁ、お町とは違い人通りの少ない山の中ですから・・・

 話を戻しますが、オリオン座を見上げながら出発、すがもり越付近から少しガスがでたような感じもしましたが、西峰の尾根に着く頃は東の空はうっすらと明るくなり始めたのでここで撮影開始です。すがもりへ向かう途中は雷がピカピカしていて、後で知りましたが大分県北部は大雨洪水警報がでていたとか。
 あまり感動はしませんでしたがそれなりのご来光を眺めた後、本峰、南峰を経て久々に坊がつるへ降りました。
南峰でしばらくガスと大船山が織りなす景色を眺めておりました。山頂周辺はフクオウソウ、ママコナ、キリンソウが、坊がつるは一面ススキの穂が揺れ、法華院温泉に近い場所ではオタカラコウ、サワギキョウ、アケボノソウ、ミソハギ等が咲き、しばし楽しんでからすがもりを越えて帰りました。

 昨今の不安定な天気予報のせいか登山客も少なく、大曲の狭い駐車場も空きが目立ちました。

 

夜明け



真っ直ぐ昇る硫黄山の噴煙



三俣山山頂




久住山方面




南峰のススキ









坊がつるのススキ




サワギキョウ




アケボノソウ




三俣山南峰にて