朝駆の三俣山。ノリウツギがいっぱい!

 ここのところ諸般の事情で低山里山が続いたので、久々久住方面に出かけることにしました。どうせ行くなら思いっきり涼しい時間ということで朝駆け、ご来光登山にすることとしました。木曜日には雷事故もあったせいなのか何となく登山者も少ないような気がします。

 大曲を3時30分に出発、日の出まで2時間ほどあるのでなんとか南峰まで行けそうです。月明かりがないこともあり少々足元がおぼつかなく、東の空からにはオリオン座を眺めながらすがもり越へ登っていきます。心配していた露も風が強いこともありほとんど無いのですが、何となく風が生暖かく期待していたほど涼しさを楽しめないのでは・・・と。途中、大船の方を見るとヘッドランプがこちらを向いていました。はやり朝駆けの方か〜、と思いながらこちらから手を振っておきました。

 西峰に着くと時計を眺めると日の出までまだ時間があるので、第W峰を経由して結局南峰へ。到着したのは日の出まで30分ほどの時間で、うっすら東の空が明るくなりつつあります。久住、星生山方面は南から押し上げてくるガスに覆われて稜線は見えません。東の空は若干雲がかかっていて綺麗な日の出とはなりませんでしたが、それでも気温15.5℃まで下がり、長袖のシャツでも少し寒く感じた一時でした。

 南峰を出発して改めて明るくなった状態で見回してみると、南峰北側一面はノリウツギでいっぱいです。ほんのり匂うノリウツギの香りを感じながら本峰へ移動、途中にはママコナ(南峰にもあります)、イブキトラノオ、フクオウソウ(蕾)が散見されます。
 レポは時系列というよりスナップ風です。

 本日はせっかく涼しさを楽しむために登ったので、涼しい内に下ってしまおう、ということで大曲には8時頃到着、涼しさ満点の山行となりました。でも、時間があるのでこのあとは低山へ・・・?

 

夜明け前



南峰以外あちこちノリウツギが満開状態です。



ノリウツギ




南峰と本峰



ママコナもあちこちで見ることができました




 北峰。少しもやがかかってます。




フクオウソウも開花の準備を進めていました




西峰より




すがもり越にて




三俣山南峰にて




西峰より