最後の舗装道路が足にくるかも〜

 早朝、由布岳に登ったあと野稲岳に登ることとしました。登山口は水分峠からやまなみ道路へ3kmほど進むと右側に看板がある林道の入口がありここを野稲岳方面に曲がります。林道を200mほど進むとコンクリート舗装が切れ左側にゲートのある林道が入口がありここが登山口になり小さな看板もあります。ちなみに、真っ直ぐ林道を進むと野稲集落へ続きますがほとんど行き止まり状態です。

 ゲートの周辺は少し広くなっているので、作業や通行の邪魔にならないように駐車します。先ほどのゲートの看板には「舗装道路まで50分」「舗装道路15分で山頂」とありますが、実際はちょっと厳しく60分、20分くらいです。

 ゲートの脇を抜けひたすら林道を歩きます。とはいえ道の脇を良く見るとツクシアカショウマ、ホトトギス、クサアジサイ、カキランなどが咲いており楽しませてくれます。林道も比較的、樹林帯の下のおかげでまずまずの涼しさです。ただ、ひたすら林道の歩きが続くのでまだかなぁ、と思いながら林道の周辺が杉林に変わると間もなく舗装道路に到着します。ここまで、写真を撮ったりしながらでちょうど50分です。

 ここから国土交通省の中継アンテナまで舗装道路となり山頂まで20分ほどです。あとで帰宅して地図で確認しましたが、山頂への舗装道路は記載されていません。三角点は中継基地のそばで山頂は木々に囲まれ何も見えないので、さっさと退散です。下りは正面の景色が開け、天気が良ければ久住方面が良く見えるに違いありません。また、舗装道路添いにはノリウツギが咲き始めていました。(2008.7.12)

 歩いた距離 8.2km  登った高さ 450m  所要時間 2時間30分(休憩含む)

  【タイムテーブル】
 始 点  終 点
2.登山口 3.林道分岐 30
3.林道分岐 4.舗装道路合流 20
4.舗装道路合流 5.野稲岳山頂 20
5.野稲岳山頂 2.登山口 60
  ※時間合計(休憩なし) 130
   参考時間(休憩あり) 150

 累積標高   450m
 歩いた距離  8.2km

 

 (1)
 地図「1.入口」
 やまなみ道路からの入口で手前が湯布院、奥が飯田高原方面です。
 


 (2)
 林道の看板。

 (3)
 地図「2.登山口」
 新しく砂利が敷かれた林道の左側にゲートがあり、登山口を示す小さな看板があります。
 



 (4)
 ゲートの脇をとおり林道を歩きます。
 


 (5)
 場所によっては少し鬱蒼とした感じの場所もあります。
 



 (6)
 分岐手前にはのり面が崩壊した場所がありました。
 

 (8)
 地図「3.林道分岐」
 ここは左へ
 




 (9)
 地図「4.舗装道路と合流」
 合流する手前の林道は杉の植林の中です。舗装はここから始まっていて、反対側の道も未舗装です。
 

 (10)
 あとはひたすら舗装道路を登っていきます。ただし、この道路は地図には掲載されていないようです。



 (11)
 山頂付近には国土交通省所管の施設があり、その少し手前、電柱付近から左へ入り施設の柵に沿うようにして三角点に向かいます。
 

 (12)
 野稲岳三角点。
 


 (13)
 三角点は草が茂っている時期は解りにくいかもしれません。イメージとしてはこんな感じです。
 

 ホトトギス

 林道とはいえ色々な植物も観察できます。


   カキラン