登ってみたい、いや登らなければ等と自問自答しながらいつも横目で見ながら由布岳やくじゅう連山方面についつい足を伸ばしていたのですが、ようやく登ることとなりました。といっても、特に理由は無く、あえて理由というなら本当は傾山に登るつもりが目が覚めなかったせいで、近場の福万山と平家山に登ることとしました。 福万山は由布岳のそばで、山頂周辺の尾根は自衛隊の演習地に接しています。山の姿はたおやかで歩くと気持ちよさそうな山であることは遠くから見ても感じます。 今回は、青少年スポーツセンターの奥から登り、ゴルフ場のそばに降りてくる周回コースを歩きました。国道210号線から青少年スポーツセンターに入り、まっすぐ進んでいきます。途中、左側に「福万山登山口」の大きい看板があります。これを見ながら真っ直ぐ進むと道は行き止まりとなり、邪魔にならない場所を選び駐車します。登山口の看板は特にありませんが草原に入っていく道があるのでこれを素直に進みます。 しばらくは草原状の広い道で、青少年スポーツセンターのオリエンテーリングのコースにもなっているので広くて歩きやすい道です。途中、福万山への看板やオリエンテーリングの看板を見ながら歩いていくと約30分で変電所のような施設があり、ここから登山道らしくなります。また、登山道は黒ボク土で比較的滑りやすいので注意が必要です。 10分程雑木林の下を歩くと綺麗に手入れされた杉林を抜け小さい谷を横切ると、気持ちよい広葉樹の下の登山道となり暑い時期はこの辺りで涼んで鋭気を養うと良いかもしれません。この先は次第に樹高が低くなり、10分も歩くと草原状の尾根に出て、ここからは日陰はありません。 尾根の急登で景色を楽しみながら登っていくと、群落ではありませんがミヤマキリシマが点在していて、早い株ではそろそろ咲き始めています。また、尾根は気持ちよくもう少し天気が良いと本当に良い景色を楽しめると思います。自衛隊の演習地も広々とした草原で、演習地ならではの景観です。山頂の尾根の方を見ると今日は人が多いなぁ、と思っていたらなんと、自衛隊の訓練中でした。しかも、今回はライフル、バズーカ砲まで抱えての行軍です。背中にはじぶんといい勝負の荷物を担いでいました。総勢100名くらいでしょうか・・・ 登山口から90分で山頂に着くと自分を入れて10名程が休憩中です。短時間ですが由布岳や周辺の景色を楽しんでさっさと下山です。下りはゴルフ場に出るルートで登山道はこちらの方が滑りにくく感じました。 途中、迷う場所は特にありません。むしろ下界のゴルフ場そばの登山口に着いてから、青少年スポーツセンターの登山口に戻るのが少し不安でした。とりあえず、素直にセンターに戻る方向に舗装道路を歩いていくと、途中で右側にオリエンテーリングのコースを示す看板があり、これに従って歩くと川を渡り登りに歩いた登山道に戻り、一安心です。 まぁ、特に大きなトラブルもなく、下山開始から60分で登山口に到着しました。もし、ゴルフ場そばの登山口からであれば、もっと早く山頂往復を出来ると思いますが、福万山を楽しむのであれば、青少年スポーツセンターからの登りをお勧めします。 登った高さ 540m 歩いた距離7.6km |
(1) 今回は、□の番号順に歩きました。地形図のとおり登りは比較的緩斜面、4からの下りはやや急斜面です。 でもって、滑りやすいのは今回登りに利用した緩斜面でした。 (2) 青少年スポーツセンターのオリエンテーリングの看板も目印になります。 (3) 3から4にかけて樹林帯の下ですが、途中から草原にかわりこの辺りは少し急登となります。 (4) ミヤマキリシマは地点4の周辺、4から下る途中で散見できます。 |
(1) 地図の1地点の行き止まりにある空き地。どうやら工事関係車両の駐車場のかも・・・・とりあえず本日はここに駐車。 |
(2) (1)の画像を真っ直ぐ進むとパイプ製のゲートがありこれを抜けていきます。 |
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(3)地図の地点3までは概ね草原の中の道で、福万山を正面に見ながら歩きます。道幅も広く快適です。 |
(4)途中には登山道を示す看板も立っています。 |
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(5) 地図の地点3の変電所のような施設。 ここの左側に登山道の看板があります。 |
(6) (5)の画像の左側にある登山口の看板 |
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(7) 草原状の尾根に出るまでは概ね、樹林帯の樹林帯の下を歩きます。 路面は黒ボクがよく踏み固められ、雨の後などはかなり滑りやすいと思います。 |
(8) 途中、10分間程杉林を歩きますが、看板やテープが設置されているので迷う心配は無いでしょう。 |
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(9) 杉林を抜けたあたりで、すぐに草原に出るので暑い時はこの辺りでしばし体を冷やすと良いかも・・・ |
(10) 草原にでたところ。急登です。 |
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(11) 草原を尾根伝いに急登を登り少し振り返ったところ。 |
(12) 訓練中の自衛隊の皆さん。かなりの重装備にライフル、隊員によってはバズーカ砲を抱えていました。 |
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(13) 地点4から見た山頂方面。ミヤマキリシマはこの前後で多く見掛けました |
(14) 山頂直前のガレ場 |
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(15) 山頂。天気、景色は今一つでしたが、たおやかな風景は一見の価値ありです。 |
(16) 前回登った、人見岳方面。 |
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(17) 由布岳方面 |
(18) 福万山の山頂尾根。下りは真ん中のピークから尾根を下っていきます。 |
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(19) 4地点から下る途中から見える福万山。往復この道を使っても結構楽しめます。 |
(20) 時折、樹林帯の下を歩きますが、概ね日当たり良好の登山道 |
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(21) ゴルフ場に沿って歩き、ゴルフ場作業車入り口に出てきます。 地点6 |
(22) (21)から歩いていくと、青少年スポーツセンターへの看板が立っているので素直に従って、少し不安に感じながら舗装道路を下っていきます。 |
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(23) 左側にカーブをきるあたりで、オリエンテーリングの看板が道沿いに立っています。 |
(24) オリエンテーリングの看板。地点7です。 看板に従って歩くと、一度、川を渡り地点2にもどります。 |
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