鶴見岳から鞍が戸、内山、伽藍岳縦走

 hirokoさんからのお誘いで3度目の縦走となりました。ただ、思い返すに全く同じコースを歩いたことがありません。今回は鶴見岳ロープウェイ駅から伽藍岳までの縦走です。当初はかなこさんも参加予定でしたが、留学生のPLOYさんとくじゅう方面に出かけることとなり、本日が誕生日のゴエモン君と3人で登ることになりました。
 最初は深く考えていなかった、というより調べていなかったのですがロープウェイ駅の標高が500m程度と以外と低かったこと、こちらから登ったことが無くインターネットで調べてみても、「知っていて当たり前」のように登山口の様子が案外ありませんで、まぁ、行けばわかるか〜、といったところです。でもって、鶴見岳に登るだけで約900mの標高差となるので「こりゃ、伽藍岳までは結構ハードかも〜」と内心感じましたが、タフなhirokoさん、若いゴエモン君ですから心配ご無用。
 ということで、かなこさんとPLOYさんに見送られ駐車場を出発。気温も16、7℃で天気も良く、湿度も低く快適です。登り始めて30分もしないうちに、かなこさんからのhirokoさんの携帯に連絡が・・・何事か、と思いきやhirokoさんの車を運転していて「車のスピードが出ない」とのこと!?
 鶴見岳山頂まで約2時間ちょいで、心地よい風に吹かれながら快適に登りつきました。天気も良好で、360℃景色が見渡せます。
しばし、景色を楽しんだあと、縦走へ。台風の後と言うこともあり、少し縦走路が荒れた印象もありましたが、歩きにくいということは無く、快調に縦走路を楽しむことが出来ました。
 鞍が戸で休憩していると地元の山岳会の方と思われる男性が登ってこられて、船底の前後が少し荒れているから、との情報でした。さらに、「今日は由布岳まで行こうと思っていたけど・・・」とさらっと言うところは、かなりの山屋と感じたところです。
 鞍が戸から先はすすきが原で青空とベストマッチです。景色を楽しみながら歩いていると、船底への急坂となりロープを頼りながらの下降ですが、さほど荒れている、といった印象はありません。しかし、船底から内山の間の斜面が南を向いていることもあり、ススキがかなり伸びていて確かに道が解りにくくなっています。また、台風の影響で木の枝が折れていたりして少し障害になりましたが、大したことはありません。むしろ、以前に比べるとロープの設置場所も多くなり歩きやすくなっていました。

 内山山頂で休憩後、目的のトリカブトを目指して内山の樹林帯へ。結構、咲いていましたが、昨年程ではありません。時期が昨年より2週間程度早いので、そのせいもあるかもしれませんが、縦走路の脇にそれなりに咲いています。最後に山頂からの景色が良い伽藍岳にたどり着きました。最初、このコースを歩いた時に比べるとずいぶん足が慣れてきた事や最近のボッカ訓練の効果を感じることができました。
 下山後、かなこさんたちと塚原温泉で合流して、うどん屋さんでゴエモン君の誕生日をお祝いしました。3?才おめでと〜
 
 ロープウェイ駅登山口〜鶴見岳〜鞍が戸〜内山〜伽藍岳〜塚原温泉コースのデータは、
 所要時間7時間(休憩含)、歩いた距離11.6km、登った高さ1,400mくらい、でした。




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 鶴見岳ロープウェイ駅駐車場。登山客は奥の芝生の所に
 駐車するよう看板があります。城島後楽園側になります。


 A
 駐車場を出て鶴見岳側に道をわたり建物の横を「→」方向に
 入っていき、「べっぷ鶴見岳一気登山」の看板に従い登っていきます。「旗の台」までは車道沿いに歩く感じです。

 B
 神社下の階段の入り口で杉の間を通過していきます。
 ここの階段は苔むして滑りやすいの注意しましょう。
 神社には水場もあります。



 C
 神社過ぎてからの登山道。




 D
 登山道はまだ緑に覆われています。



 E
 山頂近くの展望台より。朝からすっきり晴れ、一日中こんな天気でした



 F
 景色が開けるのは山頂に近づいてからです。



 G
 鶴見岳山頂。

 H
 縦走路から鶴見岳を振り返る。




 I
 鞍が戸山頂。別府湾側が崩壊しているのでトラロープが
 設置されていました。

 J
 入りびたりの由布岳を久々違う方向から眺めてみました。
 奥にはくじゅう連山も良く見えます。写っていませんが、
 祖母傾も良く見えました。



 K
 船底手前の一面すすきのピーク。縦走路から少しそれています。

 L
 相変わらずの船底への下り。
 



 M
 内山手前のススキ。かなり背が高く、道が解りにくくなっています。
 足元の踏み後を良く探しながら歩きましょう。

 N
 内山山頂。





 O
 内山から別府湾を望む。

 Pこれまた滑りやすい内山からの急坂。


 
 Q伽藍岳へ。最後に日よけが無い中を歩くので
  ここが毎度のことながら一気に疲労感を感じます。

 R伽藍岳まであと少し。
  後ろで手を振り余裕を見せるゴエモン君



 S伽藍岳から本日の縦走路を振り返る。
 返す返すも本当に天気の良い一日でした。


 (21)
 塚原温泉へ。



 (22)地獄を覗き込み「温泉たまごを食いて〜」と言いながら
  下山した3人でした。