由布岳(2017.12.13)

   

 世間様は紅葉で賑わっていて参戦したい気分もあったけど先週のトレイル優先で祖母山周辺に出没していました。
 ようやく、大会もなんとか完走し休養も兼ねて近場の由布岳朝駆けです。

 久々の普通の山なので準備の段取りはぎこちないし、祖母山に通っていたとはいえ季節感が今ひとつだし、金曜日には雹が降るし少し厚着になるくらいウエアを持参しました。

 寒くなると保温ポットも持参するけどこれは後になって、持って行けば良かった、と気がつきました。やはり、この時期の朝駆けにはお湯はあると嬉しい。

 登山口に向かう途中、満月(月食)が笠雲を載せた由布岳を皓々と照らし、山頂に着いたと時の状況(撃沈)が手に取るように分かります。それでも逆転一打を信じて登るのが朝駆けする者の気構えである。

 山頂に近付くにつれガスで真っ白になるんかな~、と思ってたけど風は強いけどそれほどでも無く上空には月と星が良く見えてます。月の端っこが少し欠けてたので満月過ぎたんかな~、と思ってたら部分月食だったそう。知らんかった。

 そうこうしているとガスの位置が高くなり、次第に月を隠す時間が長くなり陽の出時刻はちーん。日の出時刻も過ぎたし、たまには待たずにお鉢に出ようとするとチラッと空が開いたけど劇的な回復は見込めないと思い久々のお鉢です。

 西峰を出てすぐの場所が崩落してたり、ゴジラの背に新しい巻き道が出来てたり、通らなかったけど新鮮に感じました。トーテムポール岩付近に来た頃、急激にガスが晴れ剣が峰のシルエットが西峰に映り流れていくガスはレインボーカラーに輝いてました。 それもそう長くは続かず山頂周辺は雲が覆ってました。

 我が家から由布岳が見えます。ということは逆もしかり。ザックの中には望遠レンズを忍ばせているけど、ホントに忍ばせるばかりだったので、今回は剣が峰で我が家方面と宇佐海軍航空隊のあった田んぼが日が差して輝いていたので撮影してみました。

 さすがに自宅は確認出来なかったけど、海の堤防、小中学校や工場の建物が確認できたし宇佐平野の方を撮影した写真には白いソニックが写ってました。

 忘れてた・・・西峰は撃沈状態だったので嫁さんに景色を見せてなかった。剣が峰で周辺の景色と日出の回天基地の場所を見せてあげました。このあと、日向岳、自然観察道の紅葉が綺麗だった場所で嫁さんと景色を楽しみました。

 ちょこっと東峰に立ち寄りそのまま東登山道を下りました。途中、日向岳方面を見下ろすと、少しだけど紅葉が残ってます。実際、日向岳付近を歩くとポツポツ残っているけど足下の落葉の方が目立ちました。

 標高が下がるにつれ、綺麗な場所もあり立ち止まることも何度かありました。草原に近くなるとまだ青く色が変わるのはもう少し先のようです。

 下山は自然歩道を下ったのでそれほどでは無かったけど、駐車場は満杯状態で山岳会のバスも横付けされていて正面登山道は賑わったことは想像に難くない状況でした。

 全然関係ないけど我が家のナスが涼しくなってから俄然張り切り始めて、大量にナスがぶら下がっておりナスの効率的な消費が喫緊の課題となってます。煮浸し、焼きなす、豚とゴーヤとの炒め物等など。一時はゴーヤが同様な状態で甘酢漬けにすると日持ちがするのでほぼ消費にこぎ着けたところです。

   







 (1)月夜の下界から眺めたとおりの景色





 (2)反対向いても同じ(-_-)




 
 (3)そろそろお鉢へ、と思いかけてたらちょびっとオレンジ





 (4)でも晴れなかった






 (5)塚原方面に青空





 (6)トーテムポール辺りで振り返ると剣が峰のシルエット




 
 (7)こんな感じでガスが掛かってたんやね

 



 (8)短い晴れ時間





 (9)雲の隙間から陽が差す




 
(10)東峰も外側でガスが湧いてる





(11)望遠で見る我が家方面。大きい建物は特定可能




(12)こちらは拡大したら白いソニックが疾走中




(13)西峰のお二人




(14)東峰より




(15)障子戸は賑わってました




(16)日向岳周辺も落ち葉




(17)少し下ると紅葉




(18)立ち止まって見上げる




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(20)定点撮影




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(22)足下にはリンドウ




(23)裏定点。




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