鶴見岳~南平台(2019.9.29)


 ホントなら今日はトレラン大会の日。でも先週の台風14号の影響でコースや周辺道路が荒れたため急遽中止の連絡がありポッカリ空いた3連休となりました。

 先週の3連休は所用で金沢へ。山ではありません。17日にイベントがあり翌日はヒコーキで帰る予定が台風で18日の飛行機は全便欠航(-_-) 嵐を呼ぶ男とはいえここまでくるとマズイ(-_-)

 17日の夜はひたすら長女、長男夫婦のJRのチケット予約、翌朝は金沢駅に7時過ぎに出向きチケット受け取り等々。博多駅につくと阪急地下街はシャッター通りとなり地下鉄も空港行きのホームは数名のみ。福岡空港にから飯塚経由で帰る途中は台風の接近で強風で車を揺られながらもなんとか帰着。

 一方、日田経由で高速で帰った長女は湯布院ICで降ろされ、そこから恐らく塚原に抜けたようだけど道に泥水が溢れ相当怖い思いをした様子。今日も鶴見岳から東登山口に向かう途中、砂防ダム周辺では土石流が流れた痕が痛々しく、登山道も一部欠損してました。

 金沢では限られた時間だったけど今年の7月にオープンした金沢県立図書館へ。
嫁さんのリクエストで行ってみたけど一言で凄い。オーバルな本棚が4階、どこにもイスがあり本を手に取りすぐに座ることができて座り心地も良い。天井はブルー系の屋根で落ち着いた光が全体を照らす構造。とても図書館とは思えない空間でした。

 キッズルームもあり他の空間とは仕切られているので、声を出して遊んでも大丈夫なんです。
 1時間なんてあっという間に過ぎてしまいました。

 本題です。冒頭のとおり大会が中止になったし、2週間前トレーニングと思い由布岳までと思いつつ暑さに耐えかねて鶴見岳までで引き返したリベンジです。先週に比べると気温はさほど低くない印象だけど風があり走りやすい。
 先週は県道から一気登山道に入るまで汗ダラで何度も足を止めたけど、今回は意識してゆっくりペースだったこともあり一般道を足を止めること無く走りました。

 その後も前回より風があるのと気温も低く感じたので先週に比べるとかなり楽な感じ。山頂に着くと前回とは打って変わって寒いくらいです。このコースの良いのは火男火売神社で水を補給できる水エイドがること。

 神社下の階段脇の水路が溢れるほど流れているので、台風の雨の影響と思いきや水くみ場の水量が蛇口が壊れたような勢いで近くに寄れないほど(^_^;) 台風が通過して1週間でこの勢いはどこか壊れたんかな~

 鶴見岳山頂に着くと由布岳がほとんど見えないほどガスが溢れ、それはそれで良き景色だけど天気大丈夫かな~
 縦走路に入り馬の背方面に下ると鞍が戸より向こうは完全にガスの中だけどよく見るとガスの向こうに由布岳がちょろっと見え、由布岳はガスの上だとわかりました。

 東登山口方面に下ってると女性二人組と遭遇。
 「この上大丈夫ですか?」 「全然大丈夫っす。この谷はこんなですから」
 この時は、このルートが初めてで荒れたように感じてるんかな、と。

 「ここから上が大丈夫ですよ」 「あ~、良かったぁ。もう引き返そうかと思ってました」
 大袈裟な、と思ってたら砂防ダム周辺で土石流の傷痕。しかもなかなかの難路になってました。さすがに復路では通りたくね~
 お二人の気持ちが良~くわかりました。

 東登山口から由布岳へ。登山道は枝葉が落ち分かり辛いくらいで大した被害もなくヒーコラ言いながらなんとか山頂到着。
 山頂では金沢の山椒チリメンを入れたおにぎりの残り半分を完食し下山開始。

 帰りは林道経由。由布岳の姿を見たくて鶴見岳方面に少し戻りそこから林道に、と思ったけど県道に戻り林道のゲートから。ゲートから少し入った場所で林道崩壊(-_-) ここが一番酷く、この後数カ所で土石流が林道を覆ったり倒木があったりしましたが、初っ端が一番難所でした。

 再び、登山道に戻り後は黙々と下るのみ。 火男火売神社の境内は銀杏の実が落ち踏まないようにしましたが香しきかな(^_^;) 前回より涼しいとは言え、時間も時間なので「飲料可」と書かれた境川源流で全身浴でクールダウン&汗を流しサッパリした後登山道に復帰。 知らない人から見れば大汗の爺さんが走ってるくらいにしか見えんやろな~
 
 ところで新調したGPSの精度。今回は受信衛星を減らしてみた。確かに若干精度は落ちた印象だけど大した揺らぎは無くノープロブレム! ソーラー充電もあったせいか約9時間近く稼働しても電池残量は80%程。

 先々週のリベンジとは思いつつ今回は足が限界だったようで、国道10号を越える歩道橋が最後の登り。両足の太ももの内側が攣るつる~ トレーニング不足を感じた一日でした(^_^;)

-備忘録-  ※気温 +数値、湿度()は2週間前のデータ
【気象条件】天気:晴れ 気温:21.7+23.1(4:00)~24.8+27.8(10:00)~26.4(12:00)
        湿度71(85)%(大分市、4:00) 風:西~北西 2~4m
         ※観測地点 杵築(標高5m)
【データ】 距離:34km 累積標高:2,400m S:3:50-G:12:20  掛かった時間:8時間20分(休憩含) 
【格 好】 ノースリーブ、アームスリーブ、ランパン(パタゴニア)
【足 下】 靴(アシックス) 靴下(Xソックス)
【持ち物】 ザック(サロモン12L)、フラスコ500ml×2、ハイドレーション1.5L、合羽上下、アンダーシャツ、グローブ2種、
       ヘッデン(1個)、スマホ、バッテリー(5,000mA)、救急セット(含:イマーゼンシーシート、胃薬)
【食 料】 アミノバイタル、ジェル、せんべい、黒棒、おにぎり(手製)、あられ、おにぎり他







(1)小松空港行きはプロペラ機。思わずはしゃぐ(^^)




 (2)金沢駅




 (3)県立図書館の外観。ここまではふつ~な感じ。



 
 (4)こんなスペースが有り




 (5)映画でも撮れそうな本の配置




 (6)ここはお子様コーナー。声を出して遊べる。




 (7)あちこちにイスが有りどこでも本を読める贅沢



     
 (8)たまらない景色。あっという間に1時間が経ってしまいました。



    
 (9)ここからが本題です。スタート時刻は先々週とほぼ同じだけど涼しい。




 (10)途中で見えた夜明け前。本物はもっと綺麗



   
 (11)2週間だけど季節が進んだ印象な朝
 




(12)向こう側はガスがモクモク




(13)くじゅう、祖母傾方面の上空は晴れてる




(14)チラッと由布岳が見える




(15)縦走路に出ると鞍が戸から向こうはガスの中




(16)扇山方面




(17)ちらっと由布岳とそろい踏み



  
(18)土石流で登山道が消失。
場所は砂防ダムの少し上で新しく出来た砂防ダムを越えてます。





(19)新しい砂防ダム付近。





(20)東登山口。由布岳は見えない・・・




(21)見えないのは、このガスのせい




(22)由布岳東峰到着




(22)西峰はなんだか賑わってた




(23)




(24)あっという間にガス消失




(25)森林浴な日差し




(26)由布岳を見上げてから県道に戻り林道へ




(27)林道に入って間もなくの崩壊場所。
上流側からいけます。




(28)数カ所土石流や倒木で林道が覆われてますが人の足なら大丈夫です。




(29)勢い良すぎ(^_^;)




(30)ガスはすっかり晴れた別府アルプス




(31)振り向いて別府の街並み




(32)着いた




(33)





(34)





(35)