由布岳(2017.12.13)

   

この時期になると夜明け前の東の空に昇るオリオン座を見上げたくなる。陽の出時刻は5時半なので4時頃までに山頂に着けば見られるはず。とはいえここのところ由布岳にはツンツンされっぱなし(-_-)

 天気予報は概ね良好そうだけど不安は残る空模様。昨日の疲れも残るので余裕をみて2時半前に出発。
 駐車場で見上げた夜空は満天の星で期待は膨らむ。

 でも空気は生暖かい・・・林床地帯から開けた葛籠折れにさしかかった頃、まさかのガス(-_-) 早くね。どうせ、雨男ですから、と諦めて足を進めるとガスが晴れた印象。 暗いから何がどーなってるか良く分からん。

 マタエ辺りから再びガス・・・ どーなってるか理解できん。いつもより時間が掛かって山頂に着くと湯布院の街が見えたりガスったり、そのもっと奥の西の暗闇ではピカピカと稲光が点滅している。
 足下の草は露をたっぷり載せ足を濡らす。

 山頂はガスが消えたり掛かったりしている。少し明るくなってようやくガスの流れが見えてくると、中腹のガスが南から北に山腹を巻くか山頂に向かって吹き上げるか流れが2つ。なるほど。

 時折薄くなったガスの中に、大分市の街明かりは見えるのに東峰は見えない。西側は次第に晴れると雷が光っていた積乱雲が朝日を浴び輝き始め、陽の出を確認。しばらくすると東側も晴れ始めガス越しのソフトフォーカスなオレンジな陽の出を眺めることができました。

 お鉢を回ろうかなぁ、と思ってたら積乱雲がこちら方面に移動してるようで、陽の出前に聞こえなかった雷鳴が聞こえるようになったので流石に下山開始。結局、午前中は大丈夫だったよう。

 盛夏。オリオン座を見ることは出来ませんでしたが、撃沈には至らず下山の際は職場の先輩に遭遇。齢70代半ばとのことでしたが、まだまだ60代前半のような血色に関心した次第です。この方、還暦記念に祖母傾ワンデイをこなした体力の持ち主。この頃は「トレラン」の概念や認知も専用のザックや靴も無い時代を考えるとまさにチャレンジャー。

 下山する頃、山頂付近にガスが掛かり、みるみる内に拡大し猫耳を巻き込んでいく姿を見つめていました。

   







 (1)こちら側は時折晴れ、西の空では稲光がピカピカ




 (2)かなとこ雲が輝き陽の出を知る



 
 (3)再びガス




 (4)ようやく東の空が晴れ始めた





 (5)立派なかなとこである




 (6)東にも朝駆け隊



 
 (7)こちら側も晴れてきました
 



 (8)ソフトフォーカスな少し遅いの陽の出




 (9)別府湾には漁船がいっぱい



 
(10)すこし引いて




(11)東の空・・・悪くない景色




(12)ホタルブクロ、フウロソウは咲き始め




(13)露の花




(14)障子の壁




(15)マタエから




(16)緑みどりな飯盛ヶ城




(17)少し低い場所でガスが流れる




(18)定点撮影




(19)緑が瑞々しい




(20)ガス発生




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(22)裏定点




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