鶴見岳〜南平台(2019.9.29)


 ワクチンのお陰なのか、それ以外の要因なのか良く分からんけどコロナ感染者数が減少し、世の中は各種制限が解禁され細々と継続されてたトレラン大会も開催会場が増えてます。

 今、申し込んでるのは、今のような状況の前だったけど、7月末に参加した脊梁ピストントレイルの印象。
 屋外だし、スタートも150名ぐらいでゆったりしてるし、感染リスクは室内で執務している日常より相当低い。一番、感染の危険を感じたのはトイレで並んだ時くらいでした。

 今のところ、マラソンを含め3大会に申し込み中(^^)
 その中で、一番長いのが35km程、標高差3,600mで制限時間は11時間。分かりやすく言うと距離、標高差ともに祖母傾1day並み。改めて客観的に見てなんで申し込んだ・・・(^_^;)

 2016年、東峰村が水害を受ける前に開催された同様なレースは、この年の完走率が国内で最低のレースでした。
 2番目のチェックポイントでタイムオーバーを喰らう方が多く、自分もここに着いたときリタイアした皆さんからゴールしたかのように拍手で迎えられたのは今でも忘れられません。完走率は確か17%だったかと・・・
 でも、申し込んだからには完走は目指したい。今回は、的が浜から鶴見岳を経由し由布岳ピストン。
 
 由布岳を目指す計画は「予定」であり、途中の体調やメンタルが課題。特にメンタル。
 何か理由をつけて止めたい、と思う弱いメンタルとの戦いです。今回の言い訳は、寒さと風。真夜中、的が浜そばの駐車場に着いた時点で寒いし風強いし、山頂の想定される気温は5℃程度(-_-) とにかく、山頂まではなんとか行こう。

 今までが暖かかっただけに寒さが身に染みる。早めの段階で手袋装着し、標高が上がるにつれ更に寒さが増し防風グローブを付け足しなんとか寒さをしのぎます。さらに途中でアンダーシャツを一枚追加。

 鶴見岳山頂付近の展望台に着いた頃、ちょうど陽の出だったけど、それどころではなく、そそくさと山頂へ。
 風が当たらないところを探そうと縦走路に少し入り込むと覆ったススキは水滴まみれで冷たい・・・(-_-)

 途中で見上げた月光に照らされる鶴見岳山頂付近はスが掛かり、ひょっとして撃沈喰らうかな〜と思ってたので、想定内ではあるけど、やっぱ濡れちょる。 とりあえず東登山口へくだろ。そこからどーするかは、そこでまた考えよう。

 鶴見岳から東登山口に下る道はガレガレで、もともと歩きにくいのにローカットシューズが苦手とする区間。
 東登山口へ下りながら見上げた由布岳には陽の出の時から掛かってた笠雲がさらに拡大中。東登山口の東屋でおにぎりを食べながら、登るか・・・ 鎖場につく頃には山頂周辺のガスも消え見上げる空は青い(^^)

 東峰に着くと晴れてるけど寒いし風強い(^_^;) 滞在数分でさっさとピストンへ。再び東登山口に到着しここでようやく鶴見岳に登り返しを決心・・・メンタル弱っ(-_-) 昨年の今頃、お鉢の後西窪分岐まで登り返したときと比較にはならんけど足は生きてる。前回はストック利用したけど今回はストック無し。

 再び、鶴見岳の山頂を11時過ぎに通過し最後の下りへ。この時間帯なので登ってくる方も多く、子ども連れの親子もちらほら。火売火男神社が近づくと風向きもあるけど銀杏のかぐわしい臭いが漂ってきます。
 往路は暗くて良く分からんかったけど、神社の左側には凄い量の銀杏。臭うはず・・・

 後は、ひたすら下るのみ。今年はあちこちで紅葉が遅れてるらしい。
 今回も由布岳までこれらしい紅葉はほとんど無く、もみじは紅葉の兆候すら見えない状況でした。

 工事情報です。
  南立石付近は道路の新設工事に伴い仮設の階段でしたが、立派なコンクリの階段に変わってました。
  的が浜はいつものスタート地点にしている大分側(南)が工事中のため入れることができません。

 下りは境川添いの本来の一気登山道を下ることが多いけど、今回はシンメトリーな軌跡を目指して、下りも一般道を下りました。途中、高速道路上を通過するとき、事故のせい?下り方面が渋滞中でした。
 まさか、ラグビーの試合のせいじゃないっすよね〜

 下山後は孫っちの家に立ち寄り、テレビでラグビーを観戦、負けたけど内容は負けっ放しではない良い試合だったなぁ、と久々に、にわかラグビーファンになった一時でした。

 備忘録的めも。真夜中のラジオではクラッシックとのクロスオーバー特集。久々に平原綾香の「ジュピター」に理由は無いけど無性に泣けてきた。このレポを書きながらテレビから流れてきたのは竹内まりやの「いのちの歌」不意打ちを食らってしまって、しばらく言葉が出なかった日曜日の午後でした。

 【備忘録】
1.タイム  的が浜(3:42) →鶴見岳山頂(6:25-6:36) →由布岳東登山口(7:25-7:35)→由布岳東峰(8:45-9:00) →由布岳東登山口(9:55)→鶴見岳山頂(11:03)→的が浜(13:02)    (合計 9時間18分)
2.距 離  33km位   
3.累積標高  2,800m
4.食糧事情 アミノバイタル×2、WINZONEゼリー×2、せんべい×3、ザビエル×1、最中×1、おにぎり×1、塩熱サプリ 
5.服装 半袖シャツ、アンダーシャツ(オンヨネ)、ポケットの多いランパン、靴下(X-socks)、靴(アシックス)、手袋(指有、防水ミトン)、アームスリーブ、ふくらはぎサポーター
6.持ち物 ザック(サロモン・12L)、ソフトフラスコ(500ml×2)+ハイドレーション、ヘッドランプ、エイドキット、イマーゼンシーシート、カッパ上下、スマホ、バッテリー、バンダナ、データロガー


【本日の軌跡】










(1)ちょうど雲の合間から朝陽♪




 (2)山頂から振り返ると雲の下が焼けてる(^^)




 (3)馬の背方面に下る途中の蔵が戸、内山。



 
 (4)由布岳には笠雲。陽の出の頃より厚くなってる(^_^;)




 (5)苔むしゾーン




 (6)東登山口付近から。ガスに突っ込みま〜す




 (7)しか〜し、晴れてるかも〜



     
 (8)山頂は晴れなり。



    
 (9)時折、ガスが掛かったり、




 (10)晴れたり



   
 (11)叔母様から頂いた最中で栄養補給。背景にはガ〜ス〜
 




(12)振り返るとガス量増加中(^_^;)




(13)




(14)東登山口へ・・・振り返って。




(15)久々の風景




(16)再び、東登山口で振り返ると綺麗な山頂(^^)




(17)この辺り紅葉綺麗だけど、全然まだっぽいです。



  
(18)通過




(19)馬の背。この辺りは風向きで鶴見岳の噴気孔のガスを喰らいました。硫黄くさっ!




(20)再び、由布岳。




(21)再び、鞍が戸、内山。




(22)再び、鶴見岳。




(23)くっさ!! 火男火売神社境内にて。




(24)ロープウエイ駐車場は意外と空いてる。




(25)大分方面は大渋滞。なしか。12:30頃です。




(26)仮設階段が立派な階段に変わってました。下は以前の仮設階段です。





(27)階段付近は鶴見岳も市街地もよく見えます。




(28)一般道で的が浜へ。




(29)着いた。




(30)鶴見岳




(31)