由布岳(2017.12.13)

   

 2日前に由布岳に登ったばかりだけど、孫らの襲来もあり、困ったときの由布岳朝駆け。
 シルバーウイーク後半、3時前だけどすでに出発される方もいるし、準備してると車が到着し、準備を始めるグループ等、NHKの72時間で取材して欲しいくらいの真夜中の由布岳駐車場。

 2日前に比べると山頂方面の天気は良さそうだけど、安心できないツンデレ由布岳。月も天上で明るい。駐車場での気温は12℃だったけど半パンノースリーブで行けるとこまで行ってみよ、と。
 歩き始めるとなんだか暖かいかも・・・由布岳の東西で気温差があった様子。

 気温の感覚は西峰山頂まで継続し、ほぼ無風状態だったので山頂までノンストップで、山頂で上着を羽織ったけど、それほど寒さを感じない。 山頂からの景色は鶴見岳から別府湾にかけてモコモコの雲海で下界は見えず、湯布院には霧が掛る程度だったけど・・・

 モコモコの雲海はうねったり流れたりのうちは良かったけど、東峰を越し西峰に迫り始めると同時に冷たい風も一緒に吹き始め西峰もガスが覆われてしまいました。ここからは、2日前と同じ(^_^;) 

 それでも時折、西峰が晴れると東峰には綿帽子がかぶったまま。しばらくして登ってこられた方の話を聞いてると、どーやら東峰から来た様子。まさかこんなに晴れてるとは思ってなかった様子で歓声が沸いてました。

 祖母傾で遭難された方の行方が心配される中、八丁越え付近でご遺体が発見された報道。
 2日前、かおりんさんとの話題で気になったのが、傾山に登る方のスタート時間が遅いこと。登りなれた方でも三つ坊主経由なら山頂まで4時間前後、休憩込みのトータルの所要時間は8~10時間。

 余裕を見て下山を日の入り2時間前と想定すると、現在の日の入りは18時。
 下山終了16時からのマイナス10時間だと朝6時が理想な出発時刻。

 最近は、それより出発の遅い方に遭遇する頻度が多く、山頂までの時間を聞かれると思わず「ちょっと、ちょっと」と言いたくなるのを堪えて、出発時刻を聞き、ここまで掛かった時間から「足」を推定し山頂までの時間を伝えてます。
 すれ違う時間によっては明らかに厳しい方もいらっしゃって、昨今の山ブームで安易に登ってる感を否めません。

 今回の遭難は、縦走初日の事故のよう。遭難された方が歩いて10時間ほど後に歩いた方は、見かけなかったとのことなので、18日はあまり天気が良くなかったようなので、道に迷ったのかなぁ、と想像してます。
 祖母傾の縦走路で地味に危なく迷いやすいのが上畑~宮原の区間と認識してます。

 遭難した原因が分かれば今後の対処や登る方への注意喚起にも繋がると感じながら、自信の登り方や装備も再度確認せねば、と感じた次第です。

 言い訳ではありませんが、色んな事態を想定し写真も撮りたいがために、テン泊みたいな装備になってます。
 秋の朝駆けの山頂は冬と思って掛からないと酷い目に遭うので、天気予報、装備に一番気を使う時期でもあります。 

   







 (1)楽しめそうな予感




 (2)でも、ガスが時折東峰を越してくる



 
 (3)湯布院の街並みのガスの下




 (4)月明かりでもこもこの雲海が輝いてます





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 (6)手前のガスは流れてます



 
 (7)東峰を覆う頻度が多くなってる(^_^;)
 



 (8)




 (9)良き。このまま時が過ぎて欲しい



 
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(11)ガスの覆い方が荒ぶってきたなぁ




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(13)ガスの厚みが増してる(-_-)




(14)うら焼け




(15)東峰はすっかりガスの中~




(16)時折晴れてもこの程度の東峰




(17)マタエではこの様子。確かに西峰に登って青空が見えると歓声がでるよなぁ




(18)下りながら




(19)見上げて




(20)ここから少し荷下げしました




(21)定点撮影




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(23)裏定点




(24)青空が見える時間は短い




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