由布岳(2017.12.13)

   

 寒波襲来の3連休。といっても九州の平地で積雪など無く、雪景色を楽しめるのは山くらいです。
 しかし、3連休も諸般の都合で登れるのは最終日のみ。天気予報やSCWによれば昼前、早ければ10時頃からガスが晴れるか〜!?

 4時前に正面登山口に着くも、山頂はガスの中っぽい(-_-;) でも、登ってみらんと分からん分からん。
 勝手に撃沈指数99! 根拠は自分のココロです(^^;) 万が一、晴れるかも! いくぜ〜朝駆け!

 合野越付近からガス。雪もパラパラ〜 合野越えを過ぎた辺りから、登山道も白くなってきた!
 でも、晴れそうにない・・・  山頂に2時間ほど待機するも晴れず、お鉢へ。

 久々に歩く冬のお鉢。ニュースでは滑落事故の報道が続く中、慎重に。直前で前日さらに研いだアイゼン装着。
 以前より歩き易くも、落ちたらやばいゴジラの背。

 概ね通過する頃、背後の人の気配あり。会話すると、初のお鉢周りで自分の足跡を頼りに歩いてきたらしい。
 マジか・・・ 結局、東登山口の降り口付近まで自分が先行しました。

 東峰でしばらく待つもやはり晴れず、空模様もガスが晴れるような雰囲気が感じられず、下山開始。
 
 合野越手前から下界から救急車や消防車の音が賑やか。3連休なんで大きい事故でもあったかな〜 と思いつつ下山していると、樹林帯から出るまであと数分の場所で、お鉢で一緒になった方が傍らに立つ足元に、若い方が倒れている。

 「救急を呼んだので、すれ違ったら伝えて下さい」 と言われ、下る前に消防、救急の皆さんが上がってきたので、「ここで〜す。」 持病があり、それが原因で倒れ、その際にあごをケガした様子。
 名前などを聞かれ、答えていたので意識はありそうだけど、顔色が寒そう。

 ヘリが上空を飛んでいたけど、「登山口まで人力で10分もかからんから不要」だと。
 内心「え〜、草原地帯でピックアップしてもらった方が早いじゃん。気温も低いし・・・でも、口出せる状況でもないし」などと感じながら、担架で運び始めるまで状況を見守っていました。

 友人と二人で来てたので良かったけど、今日は由布岳にしては人も少なかったので諸条件が重なれば危ない状況。
 改めて、自分の山行を振り返った次第です。

 登山口に着くと、横の車の方から事故の様子を聞かれたので、少し説明。聞き方が報道やな〜 と思ったけど名乗らずに聞かれっぱなだったので、個人情報のこともあり、「ちなみにどちらの方ですか?」 「県内某放送局です。」

 山岳事故が続いているので、それを期待してた印象だったので、「滑落のような山岳事故ではない」旨説明すると、さっさと帰りました。

 来週は、今季初のフルマラソンの予定です(^^) めざせ完走! おぉぉ〜!!

   







 (1)合野越えのベンチには動物の足跡





 (2)山頂




 
 (3)山頂晴れないし





 (4)お鉢へ。積雪はほとんどなし。





 (5)





 (6)ゴジラの背




 
 (7)写真で見るとシビレル〜 見た目より危なくありません

 



 (8)振り返ると人が。





 (9)立派な霧氷。昨日はもっと綺麗だったかな〜




 
(10)この先まで先行





(11)お鉢の内側の霧氷はコンペイトウ





(12)東峰直下を見下ろす





(13)東峰





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(15)東峰を振り返って





(16)日頃より寂しいマタエ





(17)マタエ





(18)





(19)霧氷というか雨氷っぽい





(20)馬酔木





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(23)ゲンソー的な森





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(25)合野越下の登山道は雪なし。





(26)定点撮影(^^;)





(27)駆け付けた救急隊





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