由布岳(2014.12.30)

   

 「今日の解禁の情報は飽き娘さんちで見ました」、すると「その情報の発信源は私です。」
 そーなんです。今日から由布岳登山が解禁になりました! 祖母山の朝駆けにするか迷いましたが、やっぱ由布岳っしょ! (詳細情報はこちらから。そして、この情報を県外の皆様に拡散をお願いします。)

 朝駆けした西峰からお鉢経由で東峰に移動すると、「よっちゃんでは〜?」、「あ〜、ひでさん!」
 ひでさんと同席していた女性二人にも紹介して頂き、写真を撮りながらの会話の一コマ。世間はあちゃこちゃ繋がっとるな〜、と感心した一瞬でした。

 ヒデさんらはお鉢へ、自分は下山しようとして、「おんせん県手拭い」を頭に巻こうとすると、二人から「あっ!」「おっ!元祖おんせん県!」。「(元祖ですか!?) 今日は、解禁日なんでフルカラー!」 「探すけどフルカラー無いんですよ」
 、ということで三種手拭いそろい踏みと相成りました。

 ひでさん曰く、きっと自分が西峰経由お鉢周りして来るはず、と踏んでたそうです。西峰でガスが晴れるのを待機していると、後から来た方が「思ったより、壊れてなかったですね〜」と言い残すやいなや、さっさとお鉢へ。
 その後に自分が着いた時は「ほーら、やっぱ来た〜」的なお出迎えでした。

 えーっと、本題はと。やっぱ登山道の様子ですよね。マタエまではなんちゃなかったです。
 主に壊れた場所は、西峰の障子岩の手前、西峰からお鉢に入って間もなく、ゴジラの背で数カ所、特に東峰よりのオーバーハングの岩が完全に鶴見岳側に倒壊し直進可能(ただし、鶴見岳側はかなり切り立った崖状態で要注意)、トーテムポール岩直下で岩が倒れ通過しにくい状態、東峰直前の「頭上注意」の岩が無くなってました。

 その他にも小さい崩落がありますが支障はさほど感じませんでした。

 朝駆け、というか山頂には3時過ぎに到着。しばらくは☆も綺麗に見え、東の空では雷雲がネオンの様にチカチカ光り時折稲妻も下界に突き刺さってました。遠目で見る分にはホンに感動の光景。

 そして、東峰にはガスが掛かり、その上には真夏のオリオンが左腕を突き出しています。もう、こんな時期なんですね・・・東峰で湯布院の街から原爆投下の時刻を知らせるサイレンが聞こえたので黙祷。71年目、節目なんてありません。

 4時を過ぎた頃から、なんだか東のガスがこっちに押し寄せ、そのうち晴れるはず! と待っていましたがついに諦めて、お鉢へ出かけた次第です。nacchiさん、来てないよな〜 

 さて、話は冒頭に戻り、自分のザックの大きさが目についたらしく、
 「何が、入ってるんですか?水とかですか?」 「よく、聞かれるけど、がらくたばかりなんすよ」
 「テントとかキャンプ用品一式とかじゃないんですか?」 「いえいえ、適当に詰め込んだらこんなになっちゃった〜的。背負ってみます?」

 やっぱ、由布岳ごときであのザックは異様なんですね・・・下山している時も、2回ほど似たような質問を受けました(^^;) 自分としてはトレーニングと思ってるんで気にしてませんが・・・
 
 4ヶ月振りの由布岳。ガスには覆われましたが、これも毎度のこと。普通に登れるようになったことに感謝し、四季を通じて向き合いたいと思います。

   









 (1)4ヶ月振りの由布岳。






 (2)西の空。東の空はガスと稲光です。





  
 (3)東の空の雷雲。






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 (7)ご来光のはずが・・・ガス〜


 



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 (9)崩壊したゴジラの背、東端。北側にザックリ落ちています。





 

(10)露。






(11)東峰でなんとか雲海鑑賞。






(12)ロープの外側はクラックが・・・






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(15)ガスが流れていきます。







(16)下に降りると陽が射して眩しい。






(17)空はホント綺麗でした。





(18)定点撮影






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