由布岳(2014.12.30)

   

 マラソン中継を見る方ならご存知の言葉、「30kmの壁」。フルマラソンでは避けて通れない壁でありまして、フルに参加する場合は、2、3度は走っておくのが必定。

 解ってますが、山だ、トレランだ、となかなか走ることが出来ず、取りあえず先週のトレランもその一環。
 土曜日は午後から雨が上がる予報なので、地道に30kmを走ることにし、山方面に向かい、山が近くなると霧雨が降り始め、下ってくると次第に気温が下がり始めました。

 そのせいか、25km過ぎたところで足が死んでしまい、途中歩きも入れてなんとか28kmまで行きましたが30kmまで到着しませんでした(-_-;) 本番、大丈夫なんやろか・・・

 問題は、そのあと。シャワーを浴びるも体が冷え切ったようで、腹の具合は悪くなるし、ホットカーペットの上で毛布かぶって寝ても体は暖まらず、ゲロゲロ状態で夕食をまともに食べる気も起きませんでした。

 そんな、翌日の天気は晴れで、しかも山は雪の予感。雪が少ない今冬、これを逃す訳にはいかん。
 問題は、朝それとも夕方? 足大丈夫? 夕駆けにしようかな〜 でも、やっぱ、朝駆けよね〜

 と、家を出る2時過ぎの天気は雨 (-_-;) マジ雨男。
 登山口に向かう途中、一度は、月が見えたのに塚原過ぎた頃、なんだか白いものが飛んでいきます。そして、東登山口周辺は真っ白で、雨が凍った上に雪が降ったようで、日頃よりスタッドレスの効きが悪いようです。

 正面登山口に向かう時の県道11号も同様です。下山時に聞いた話では、バスが滑って身動きが出来ず、別府→由布院方面が大渋滞になっていたそうで、自分が、降り着いた頃ようやく渋滞が解消されたようです。

 天気予報では6時頃から晴れマーク。それを信じて小雪舞う中登っていくと、雪の降り方が次第に本降りとなり、ヘッドランプに照らされる雪の向こうから、雪女が出てくるには最高のシチュエーションです。

 結局、マタエに着く頃まで雪は降り続き、下山時、自分の足跡は新雪でかき消されていました。
 アイゼンを装着し山頂に着いて、なーんも見えんと思って、ぼーっとしていると由布院の街明かりと西の空には☆が!

 よく見ると、西峰周辺はガスが取れ始めているようです。東の空は雲が横たわっていましたが、それなりの景色を楽しむことが出来て、朝駆けした甲斐がありました。

 下り始めて、マタエでようやく本日初めての人に会いました。本当は早くから登る予定が雪が降っていたので、7時頃から登り始めたそうです。そんでまた、見かけた顔。前回に引き続き、「なおさん」発見。次第に、いつもの人出になりました。

   









 (1)思いのほか下界が見えたりしました。






 (2)東の空もご来光は無くても、何となく期待できる空模様。





 
 (3)東峰。






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 (6)いい感じの東の空





 

 (7山頂も今朝降った雪で白くなりました。


 



 (8)サンピラー






 (9)塚原方面も白くなってました。





 

(10)山頂。






(11)西側の空は時折青空も見え始めました。






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(13)樹氷越しの由布院の街。






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(15)下山しながら。







(16)西峰の小槍(勝手に命名)。






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(19)次第に青空が眩しくなりました。






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(21)マタエにて。ここで今日初めて人に会いました。






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(25)定点撮影






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