由布岳(2014.7.21)

   

 返す返すも台風19号のオタンコナスのせいで貴重な3連休が水泡と消え、天気予報ではなんとか初日は持ちそうなので一昨日の大障子岩山行の筋肉痛が少々残る足を無視して近場の由布岳に朝駆けすることにしました。由布岳にしたのはそれなりの理由があります(本当か?)。

 先日の状況を考えるとすでに台風の風を最初に食らう祖母山系は多分きっとガス、くじゅう山系も少し怪しいが風向きからすると三俣山辺りなら大丈夫そう。でもカシミールで日の出の位置などを確認するとあまり面白く無さそう。由布岳は恐らく鶴見岳に風が当たりガスが発生、でもって運が良ければ由布岳山頂はガスが切れる!? かも〜 等と妄想を膨らませ由布岳に朝駆けすることにしました。まぁ、近場なのでハズレでもそんなに腹も立たないし・・・
 山が近づくと家の近くで見えていた月はガスに隠れ、登山口に着くと山頂方面はガスに覆われ何となく撃沈モード・・・

 それでも、雨が降っている訳でも無し大障子岩よりマシでしょ、ということで3時前に登山口を出発。
 すでに、5、6台の車が駐車していていずれも県外ナンバー。下っている時に話した方も「今日しか無いですもんね〜」と山頂の風を気にしながら登っていきました。途中、何度かガスに巻かれたり晴れたりと、どっちかな〜、と思いながら山頂には5時前に到着。風はさすが台風の影響でかなりの強風。でも、時折、目の前に東峰が見えたりと頻繁にガスが切れたりして、撃沈することは無さそうです・・・

 結果、ご来光、朝焼けは今ひとつでしたが、まさに妄想のとおり鶴見岳山系をガスが覆い、そして滝のように流れていきます。その切れ端が時折由布岳を覆ったり、お鉢の中を渦巻いたりと静止画ではお届け出来ない圧巻の景色でした。早朝のうちは空も雲もなかなか良い絵柄で、予想外に満足した朝駆けでした。

 本日はこんな天気だし登山客は多くないかな〜、と思っていたら、やはり「今日しか無い」と考えた方が多かったようで、無料駐車場は当然のこと、有料駐車場もかなりの台数が停まっていました。

   








 (1)微妙な夜明け前。本当はもっと暗いです。






 (2)なんとなく良い雰囲気・・・






(3)湯布院の街も見えてきたし。






 (4)鶴見岳方面を呑み込むガスの波。






 (5)いい感じ。もうちょっと焼けてくれると嬉しいけど、ピーカンの夜明けよりマシです。






 (6)東峰にも朝駆けの方。





 

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 (9)西の空。月がポチっと写っています。





 

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(11)お鉢になだれ込むガス






(12)雲海の空と雲も綺麗でした。






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(14)しばらくはこの光景を楽しめました。






(15)そろそろ紅葉も。






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(19)稲刈りもだいぶ進んだ湯布院盆地。






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(23)登山口付近にて。山頂も良く見えています。






(24)同上。嵐の前の静けさ・・・か。






(25)定点撮影。






(26)足元の紅葉






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