由布岳(2014.7.21)

   

 痛風が発症して概ね2週間、だいぶ腫れも治まり三連休のうち2日位はお泊まり遠足でも行こうかな〜、と思った矢先のこと。なんだか体がダル重で喉の奥から引っ掛かるような乾いた咳が出ます。さほど気に止めていませんでしたが、連休初日の土曜日はその症状がピークに達し、なんと38℃を越す発熱 (-_-;) そこまで、日頃の行いが悪いとは思いませんが、思わずここ最近の行動、言動を思い起こしてみたりしました。 まさに、泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目、踏んだり蹴ったり・・・改めて検索すると結構たくさん類似語があります。

 思い起こすと、痛風の痛さを緩和するために飲んでいた痛み止めが、熱も抑えていたようです。金曜日の夜は痛みの状況を確認するため、薬を飲まなかったことで土曜日に発熱したのでは?と推測。熱も翌、日曜日には平熱に下がり、足の痛みもほとんど無く、こりゃ明日は行けそう〜 
 足が痛かったので、2週間以上何も運動らしいことは何もしていなかったので、まずは体力測定の意味も踏まえて由布岳に登ることにしました。ザックの中は次回のトレーニング、と思ってボッカ仕様にしていましたが、梅雨明けを思わせるような天気と病み上がりには堪えると、少し軽めにしました(本人はそう計算していた・・・)

 それでも、日頃より重いので病み上がり効果も頭に入れ日頃より遅いペース。
 それと、今回靴を安売りで買ったのでそれの試着もありです。荷物の重さと新しい靴のせいで踵が当たりマメが出来そうなので、途中、2回ほど留まりテーピング。これで10分程度ロス。
 言い忘れていましたが、本日はに朝駆けなんです。出来れば、日の出1時間前に着きたかったのですが次第にペースダウン。この焦りもあったせいか足は上がらず、体は動かず、吐き気はするしと・・・この時、荷物は日頃より「ちょっと」重たい程度と考えていたこともココロの余裕を削っていきました。

 山頂近くで、いままでの記憶に無い太ももの上の筋肉、いわゆる大腿四頭筋が痙り始めました。やっぱ、この年になると衰えるのも早いな〜、なんて感じながら、山頂で夜明けを待ちますが、これまた寒くて、日の出もなんと言うことも無く、当初はお鉢を回る予定でしたが、あっさり却下。のんびり花でも撮影しながら下ることにしました。
 日も登り少し暖まった頃、若いご夫婦?が登ってこられ一言、二言。岡山から来られたとのことだったので、自分「女の子、無事保護されて良かったですね〜」、相手「 ? 、(ちょっと間が空き)山に籠もっていて知らなかったです」 昨日は、大崩山に登っていたとのことなので、そうなっちゃうんですね。

 3連休だし夏休みだし、次から次に人が登って来ます。挨拶に加えて・・・
 登山口から15分程の場所で5人ほどのグループで一番最後から妙齢の女性が辛そうに登ってきます。自分「辛そうですね・・・」、女性「事務所で1日100歩程しか歩かないのに・・・」と、愚痴なのか、口車に載せられて登っているのを後悔しているのか、今日一番の一言でした。

 9時過ぎには下山し、振り返ると合野越より上はガスで覆われ山頂からの景色を望めるか微妙な状況です。自分も、なんとか登山口に降り着きほっと、一息です。帰宅して改めて、荷物の重さを確認すると20kgは越えていたようで・・・病み上がりにはちと辛く感じた重量でした。 

   








 (1)山頂手前、へろへろ状態で撮影。






 (2)あまり期待出来ない空具合。






(3)案の定、普通の夜明けでした。






 (4)ガスが晴れつつある湯布院盆地と由布岳のシルエット。






 (5)やっと暖かくなりました。





 (6)まだ蕾のホソバノヤマハハコ。





 

 (7)シモツケの蜜を貪っているコガネムシ。微動だにしません。


 



 (8)朝露に濡れるクサアジサイ。






 (9)同上。




 

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(11)登山口方面






(12)よく見ると、1名登ってきています。






(13)晴れた朝霧。






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(16)遅かった、と思いましたが・・・






(17)良く探すと、まだ咲いていました。






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(19)まだ、8時頃は晴れていました。





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(21)9時頃すでに山頂はガスに覆われていました。






(22)定点撮影






(23)草原にて