先週、立山方面に遠征した際、体調が今ひとつで帰宅後も数日遺症を感じたし、昨今の暑さも考慮し1週間は特に運動することもなく、今週末にどこかへ登り次の行動を考えることにしました。当初は傾山にでも、と思いましたがあまりの暑さにこれはパス。久々、大船山にでもとハンドルを握ったのですが湯布院の街を通過しながら星空を背景にした由布岳を見ていると、調整で登るなら由布岳でも良っか〜、と逆方向にハンドルを切りました。 コースは北陸遠征前にトレーニングのために歩いたコースと同じ、西峰から東登山口方面に降り日向越から正面登山口に戻るルートです。今回は荷物は半減、のんびりペース。それにしても夜明け前なのに時折吹く風はそれほど涼しさを感じることもなく、蒸し暑ささえ感じました。 それにしても暑い!というか下山後高校野球を見ながらクーラーを付けずPCの前に座ってHPを作成しており、腕時計の温度計を確認すると15時頃の室内気温は357℃です。ほぼパンツ一枚の姿で扇風機を脇に汗ふき用のタオルを首からかけて、キーボードを叩いている姿はどうみても汗臭さしか感じられません。熱中症にならないよう、時折、冷たい水を飲みながらの臨戦態勢です。気のせいか蝉の声にも力がありません・・・ 由布岳の山頂に着いた頃にはまだまだ星空で時折流れ星が飛び、東の空には熱帯夜のオリオン座が昇りかけていました。大分市街地は前回(2013.7.20)と同様に見えますが、今回は少し霞んで見えているような印象です。空も特に雲が波打つわけでもなく夜明けの空は淡々と明けていきました。夜明け前、珍しく東峰方面にヘッドランプが登っていきます。ひょっとしてうすきさん?と思いながら、あとでお鉢を回っている時にその方と遭遇しましたが、なんと女性!でした。 東登山口方面へ足をすすめ岩場を過ぎた辺りから、今回は荷物も比較的軽かったのでjogペースで下っていきました。自然観察道に入ってからそろそろイワタバコが咲いているはず、と思いながら苔むした岩場を見ているとすでに開花した株や蕾の状態等など、高温と乾燥のためかバラバラな印象です。それでも、ポツポツと紫の可憐な花を激写しながら心地よい森の下を歩くことができました。 草原に出たところで定点撮影をしていると朝駆けの方に再び遭遇、今から倉木山に登るとのこと。いや〜、元気良い〜。下山後、濡れたタオルで足を拭くと真っ黒! 乾燥のため巻き上がる土埃が汗で濡れた足に付着したようです。夏場は短パンで登ることが多く下山後、濡れタオルで体を拭きますがこんなに黒くなったのは初めてでした。 遠征後の体調を概ね確認できたので、来週からは通常ペースで勝手気ままに登ろうと思います。 |
(1)なんとなく切れのない夜景 (2)星空。 |
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(3)ご来光 (4)ホソバノヤマハハコ。西峰にて。 |
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(5)ハンゴウソウ (6)ノリウツギ。 |
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(7)東峰方面 (8)ホタルブクロ。東登山口方面の入口付近にて。 |
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(9)本日の最初のターゲット |
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(10)下山方面 |
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(11)オトギリソウ |
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(12)登山道。このあたりはjogで下っていきました。 |
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(13)自然観察道 |
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(14)イワタバコ |
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(15) |
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(16)定点撮影 |
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(17)熱帯夜のオリオン |
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