天気予報とは違い良い天気でした

   

 本来なら北陸地方へ遠征しているはずでしたが、北陸地方の天気がすぐれない様子。一昨年、初めて劔岳山行に出かけた際、新潟豪雨に遭遇しあえなく撤退し、これはこれで経験となりましたが、やっぱりそれなりの時間とお金をかけるだけにやっぱりそこそこの天気のもと登りたい、と考え今週は所用もあり2週続けて由布岳となりました。今回は遠征とほぼ同じ内容の道具や食料をパッキングして登ることにしました。

 それと、今回は1ヶ月ぶりに姪も同行です。午後から我が家の所用もあり、姪もご来光を見たいと言っていたし・・・はじめから朝駆けのつもりだったので集合時間は朝2時半です。登山口まで1時間弱、姪曰く「こんな時間に起きたのは初めて」というだけあり、いつになく頭の中が寝ている雰囲気です。

 登山口にはすでに1台駐車しており、準備しているともう1台到着し登る準備を始めました。今回も合野越え過ぎまで風がほとんど無く空気は生暖かく感じます。姪は初のヘッドランプ登山と先週は30kmのトレランレースを激走した疲れもあったようで日頃よりペースがあがらない様子です。

 湯布院の街明かりが見える辺りになると風も吹き始めました。その一方で山頂方面はなんとなくガスが掛かっているようにも見えますが、ここは朝駆けの鉄則、「晴れることを信じて登る」ことでありまして、暗い中を登るせいか黙々と登っていきます。山頂にはほぼ日の出時刻に着きましたが、残念ながらご来光は拝めませんでしたが、空を見上げると月は見えているので、ガスが切れ下界や青空が見えるのをキャラメルマキアート、コーヒーを飲みながら1時間以上待機。
 ときおりほんの一瞬ガスが切れ、コマ送りのように青空が右から左に流れていきます。写真に納めるにはほんの一瞬のことで、「おー」と声が出るばかりです。

 今回、大失態が・・・カメラのスイッチをONするとモニターにエラーマークが表示されたので、接触が悪いのかな〜、と思いSDカードを確認しようとしてあけてみるとなんと! SDカード自体が挿入されていません(-_-;)
 どうやら、PCに差しっぱなしのようです。が、今回、めずらしく姪がデジカメを持ってきていたので、姪のカメラのSDカードを借りてなんとか撮影することができましたm(_ _)m。

 7時が近くなったので山頂を後にしてマタエに下る途中からガスが切れ始め双耳の山頂が見え始めました。目の前の障子戸にも5名ほどの方が登っていました。湯布院の街も見えるようになりましたが、空気中の水蒸気が多いのか透明度は今ひとつで、吸い込まれるような濃い青空では無く晴れたにしても消化不良な晴れ方で、下山して由布岳を見あげるも頻繁にガスが掛かっていました。

   








 (1)ガスの東峰。






 (2)完全防備で晴れるのを待っています。





 
(3)一瞬見えた青空。






 (4)障子戸通過中のパーティ






 (5)晴れた青空を指さす姪






 (6)ようやく青空が見え始めました。




 

 (7)マタエ


 



 (8)飯盛ヶ城。少しもやがかかった感じです。






 (9)登山道より





 

(10)ガスがかかる山頂方面





(11)山麓の森にて





(12)同上






(13)姪のパフォーマンス。題して「置いてきぼり」






(14)定点撮影