天気予報とは違い良い天気でした

   

 遠征を控え(のつもり)日帰りですが今回もフル装備で訓練として由布岳に登ることにしました。
 ついでに朝駆けも兼ねて登ることにしました。7月上旬、梅雨の合間を狙って朝駆けを目論みましたが、撃沈の可能性が高く中止していたのでそのリベンジでもあります。

 日の出より1時間ほど早く山頂に到着して、ゆっくりと東の空がグラデーションで染まるのを楽しみたかったので、登山口を2時半頃出発しました。当然、陽射しも無く気温も18℃程度なのでひんやりした空気の中を登れるのを期待しましたが、なんだか風は生暖かく日頃よりペースを下げて歩き始めました。久々の朝駆け、ふと右前方にヘッデンをむけると8個の光がこちらを向いています。鹿です。

 そーいえば全然、天気のことを気にしていませんでしたが、空を見上げれば天の川にはくちょう座、こと座などが見え今のところ天気は大丈夫そうです。久々の朝駆け、ついでにラジオを聞きながら登りました。3時台は懐メロ特集でありまして、懐メロといっても昭和60年代までカバーするので、ついつい歌ってしまうこともあります。今回は三橋美智也、三波春夫と大御所2名、リアルタイムの曲は少ないのでありますが、父親の世代にとっては同世代にあたり、レコードでは良く聞かされたせいかあまり違和感がありません。また、ご存じの方も多いとおもいますが三波春夫は母親が腸チフスで早くに亡くしたため、家庭を明るくするために歌うことを教えたそうです。小さい頃から歌が美味く、田んぼで歌を歌い農作業している方々に喜ばれたそうです。また、戦争に招集され戦後5年近くシベリア抑留されていたとのこと。そのような人生を歩んだことを知って、あの笑顔、「お客様は神様です」のフレーズ等々を思い出すと、凄い浪曲師だったんだなぁ、と認識を新たにしたところです。

 4時20分頃山頂に到着すると、うっすら東の空が白み始めていますが、まだまだ「夜景」です。良い感じの雲が空を覆う一方、東の空は朝日を拝めそうな隙間が空いています。朝日が出るまでの1時間ほどは寒さに耐えながら久々のご来光を堪能しました。
 その後は遠征のトレーニングとしてお鉢をまわり東登山口方面に下り日向岳自然歩道を利用して正面登山口に戻ることにしました。自然歩道を歩くのは久々で登山道の両側の岩に苔むした登山道は新鮮に感じました。

   








 (1)大分市内の夜景。節電と関係なさそう・・・






 (2)赤く染まる別府湾。





 
(3)朝焼け






 (4)朝焼け、その2






 (5)由布岳の影






 (6)くじゅう




 

 (7)ノリウツギ

 



 (8)





 (9)クサアジサイ




 

(10)自然歩道





(11)同上





(12)由布山麓の草原






(13)定点撮影






(14)