天気予報とは違い良い天気でした

   

 恒例の餅つきに始まり大掃除に洗車とやれることはやったつもりの年末、静かな大晦日、新年を迎えることができました。そして、これも最近恒例になりつつある元旦の年賀状作成。本来、1月1日に書くべし、と読んだことがあります。当然、出す人は元旦に届くように早めの準備をしているわけですが、元旦に頂いた賀状を読んでそれに返信できるわけで、これはこれで年賀状の手書き部分を埋める場合、楽しく書けるというメリットに気がつきました。

 年賀状も半日あれば出来るので、いよいよ2日は何の予定も無く、あとは走るか登るかということで、今年は朝駆けで由布岳に登ることにしました。昼頃から曇りの天気予報だったので、ひょっとしたら日の出は見えないかも、と思いながら登山口に着き、山頂方面を見上げると月明かりに照らされるガスが山頂を隠していたのでご来光見物は半ば諦める一方で、マタエ下まで真っ白になっているのも見えたので雪景色に期待することにしました。

 正面登山口に着くとすでに4名の方が登る準備をしていました。挨拶をしましたが声からして若い4人組のようです。
 自分もそそくさと準備をして4時45分正面登山口を出発、日頃よりのんびりペースで登っていきます。合野越えを過ぎた当たりから圧雪状態で足下が少しスリップします。途中でアイゼンを付けて間もなくマタエとなるあたりからこの辺り特有の強風が吹き、少し前のめりになったりします。同時にガスも掛かり始め少し視界が低下しつつあります。

 暗闇の中、西峰に取り付き夜明け前には山頂に到着するも予定通りのガス・・・です。とはいえ上を見上げると月が輝き、西側の雲の水平線が見え、時折湯布院方面も覗いたりと期待は出来るのですが、東峰だけはガスが最後まで取れず日の出を見ることはできませんでしたが、それなりの景色を楽しむことができました。

 正月恒例の箱根駅伝を聞くべく、ラジオのスイッチを入れ西峰を後にしてお鉢へ踏み出しました。思ったほど積雪は無くちょっと拍子抜けではありましたが、霧氷はしっかり成長。それなりに楽しむことができました。東峰に着く頃には山頂周辺にガスが掛かり始め、概ね天気予報とおりの展開となりました。それにしても、朝駆け、お鉢とのんびり由布岳を歩いた1日でした。

 一方、箱根駅伝はというと山を下ってからも聞き続け、ゴールはカーナビのワンセグで見ておりました。今年は、5区山登りの柏原不在で少し楽しみが減りましたが、一方でどこが優勝してもおかしくない状況を楽しめたレースでありました。
 ところで、柏原は社会人になり箱根駅伝の時のように活躍出来ていないような気がします。長距離にしてはがっちりした体型、登りに強いところからするとトレランなんかに出場すると凄いタイムをたたき出すのでは、と思ってしまいます。
 そんなことを考えながら山頂でガスカートリッジが空になり、暖かいコーヒーが飲めなかったので慌ててまとめ買いをした2013年の山の初日でした。

   









 (1)西峰より






 (2)西側は時折ガスが切れます。





 
(3)東峰方面はしばらくこんな感じです






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 (5)少し晴れた〜 日出生台方面です





 (6)お鉢を回りながら塚原方面




 

 (7)鶴見岳。以下、お鉢周りの景。

 



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(11)くじゅう連山方面と右下には湯布院の町





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(14)このあと次第にガスが拡がり始めました。





(15)東峰より





(16)マタエ。帰りの時も風は強かったです。





(16)登山道。下山時です。





(17)登山道。下山時です。





(18)山頂方面の霧氷。





(19)定点撮影





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