天気予報とは違い良い天気でした

 先週は昨年来の念願でもあった剱岳に登り、体力低下ではないと思いますが、最近は少し重い荷物を担いでいなかったこともあり、早月小屋までで、ちとバテ気味となりました。加えて、今週に入り天気も梅雨に後戻りしたような天気で半日後の天気予報も不安定、さらに前日は真夜中に凄い雷が我が家周辺にドッカンドッカンと暴れまわり、基本雨に弱い体質、さらに雷が山中で轟こうものならすっとんで山を下る質なので、それならばと、由布岳に朝駆けすることにしました。

 上記、反省点も含めて事前に荷物が20kg以下にならないようにきちんと重さを計って調整、登山口に3時前に到着するとすでに前泊組が数台駐車していました。見上げると山頂方面はくっきり見え、合野越えからは昇りかけた三日月と真夏のオリオンも良く見えました。
 この時間なので、オリンピック中継をラジオで聞きながら登りました。3時過ぎからディーン元気選手が出場しているやり投げの決勝、5時から男子400mリレーの決勝。残念ながらディーン元気選手は最後の8名に残れず、男子400mリレーは5位とまずまず、そしてジャマイカは世界新を記録を生で聞けたのでちと満足でした。

 重い荷物のせいで少し時間がかかりましたが、男子400mリレーを聞きながら西峰に到着。すでに、東の空は白み始めオリオン座は姿を消し、三日月の横に明るい星が輝いていました。この時刻はまだ展望も良く、くじゅう連山、祖母山方面も見え、ご来光を拝み久々にお鉢回りへ。

 この時期のお鉢は西峰の少し奥にお花畑があり、それを楽しみにしていたのですが、日頃なら蕾が上がっているオタカラコウ、葉っぱはありますが花が無く、軸が折れているというか食べられているというか・・・そーいえば、、登山口から間もない場所で鹿の鳴き声があちこちからして複数頭の足音がしていました。

 期待したお花畑は荒らされ、ふと東峰方面を見上げるとガスが懸かり始めました。東峰に着く頃にはすっかりガスに覆われていましたが、風が吹き始めると少し青空も見え始めましたが基本、すっきりしないままでした。下山していると、いつになく山ガールとその彼氏の組合せが多いのと、さすが夏休み、子ども連れの方々と多くすれ違いました。  (2012.7.16)

   



 (1)山頂到着直後。






 (2)三日月と星





 
(3)湯布院の街。






 (4)東峰。





 (5)夜明けは近い〜





 (6)国東半島の山々。中心は両子山。




 

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 (8)西峰のヤマハハコ





 (9)久々に見た由布岳の影





 

(10)7時前にはガスが懸かり始めました。





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(12)ホタルブクロは花盛り




(13)ハンゴウソウは咲き始め





(14)同じく、咲き始め。
その他、ツクシフウロ、シュロソウなども咲いていました。





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(17)ご来光を眺めただけラッキーでした。