天気予報とは違い良い天気でした

 ここのところ梅雨とはいえ、全く予想がままならない状況で久々の大フラストレーションが溜まりつつありますが、こればかりは誰を恨むこともできず、自分の判断力の無さを嘆くしかないという負のスパイラル現象に陥りつつあります。

 そんな時は日頃から気になっていることをちょっと。
 なぜ、黒大豆のあんこが世間に流通していないか?

 あんこ製造業の方や食品加工に詳しい方に聞いてもこれといって「なるほど!!、がってん!がってん!」みたいな解答は無く、次第に闇の中に葬られつつあった時、時、WEBではこれまで「黒大豆」で検索していた言葉を「黒豆」で検索し直すと結構出てきました。が、これもほとんどが素人さんの情報。

 でも、情報数としてはかなりの数があったので、そのうち解りやすい作り方をピックアップしてチャレンジしてみました。
 @前日、寝る前に黒大豆200gを洗って水に浸けておきます。
 A翌朝、水を吸って膨らんだ黒大豆を圧力鍋に入れ沸騰し始めてから弱火にして10分、その後火を消して15分蒸らします。(今回はこれでばっちりでした)
 Bこの後、煮汁と豆を一旦分けていわゆる「粒あん」用と「こしあん用」に分けました。
 ※普通は、煮汁と一緒にミキサーに入れ、その後鍋で砂糖を150〜200gを入れて混ぜれば出来上がりです。
 C粒あん用は煮汁を足しながらすりこぎで潰し、こしあん用は裏ごしします。
 D残った煮汁を火にかけ砂糖(今回はグラニュー糖)を溶かし、これにそれぞれのあんこを入れて、適当な水分になるまで混ぜて出来あがりです。

 でもって、何故黒大豆のあんこが商業的に流通していないか。自分で作ってみて、これまでに仕入れた情報等を考慮し、以下考察です。
 @個人的見解として最も印象的だったのは色がイマイチ。食欲が湧かない。
 A味は美味しい。でも、煮豆で食べればいいじゃん。でもあんこで食べるのも良かった。
 B粒あん、こしあんは好みが分かれそう。
 C手間は小豆あんより掛かりそう。特に、粒が大きいので皮の処理が気になった。
 D黒大豆の価格が不安定(かも)

 といった、結果となりやはり真相は闇の中となりました。

 疑問が解けたわけでもありませんが、一段落ついたし気象レーダーの画面を見ると雨雲も掛かって無さそうだし登るだけ登ってみようと正午頃思い立ち、由布岳に向かいました。13時半過ぎに登り始めたこともあり、下る方もまばらです。

 ちょうど花の端境期かな〜、と思いながら眺めているとシライトソウとミヤマオダマキを見ることが出来ました。とりあえず西峰でキャラメルマキアートを飲みながらガスが晴れるのを少し待ちましたが、その気配も無く下ることに。後になって思えば、こんな天気だったのでさっさと三角点にタッチして下れば良かったのですが、合野越付近から雨が本降りになり登山道がみるみる内に川と化し音を立てて流れ始めました。

 下るだけだったので合羽も出さずに全身びしょ濡れになって登山口に着きましたが、着替え始めるとなんと雷まで轟き始める始末です。まぁ、雨だけで済んだので結果オーライということであります。
   (2012.7.1)

   



 (1)登り始めの由布岳山頂はガスの中





 (2)登山道もはガスの中・・・




 
(3)マタエもガスの中です。




  
 (4)西峰山頂。時折雨がぱらつき始めました。





 (5)シライトソウ





 (6)ミヤマオダマキ
下山時は合野越え付近から登山道は川になってました。




 
 黒豆あんこの巻

 (1)この段階では薄い紫といった感じです

 



 (2)砂糖を入れて混ぜ始めると色が濃くなりました。





 (9)出来上がり。左がこしあん、右が粒あん
色はグレー&薄紫で見た目微妙な色合いでした。