天気予報とは違い良い天気でした

 週末から初めてのおつかい、いや遠征、ということで北陸方面にいざ出陣〜、と期待に胸膨らませ出かけましたが、北陸地区に近づくに連れ雲行きは怪しくなり、見える河川は濁流です。雪代?にしてはちと多すぎるし、おおよその予想として上流部で大雨があったかな〜、と眺めておりました。いよいよ、登山口に近づいてきましたが、ここの河川もさらに激流となっていて、しかも雨も強まる始末です。宿に着きTVで天気予報を見ていると新潟方面で大雨でかなり被害がでていることが報じられています。
 家に電話すると九州から見ると、「北陸地方」はみな一緒に見える様で、嫁さんからえらく雨の心配をされる始末です。

 場所は新潟より若干、南ですが、どうもその余波を受けている様で、おそらく宿から見えるであろう「山」はガスの向こう・・・。詳しい天気予報も見ることができたので、ここまで来たのに、と思いながら、もう一つの目的でもあった、こちらに在学している息子の顔を見に行くこともあったので、あっさり諦め宿の主人に「また、来年の今頃来ます〜」と伝えると笑いながら「お気を付けて〜」、 宿を後にしました。

 とはいえ、ちょっぴり悔しい敗退となったので、宿で頂いた「山」のパンフレットを我が家の居間の見上げる場所に貼って、来年に向けて眺めております。それにしても、片道12時間を軽で走ると結構疲れました・・・

 そんなことでストレス発散とは言いながら、しばらくは長距離運転したくない症候群。とりあえず、近場の由布岳にテント泊山行で準備した荷物のままで登ることにしました。ただ、体が疲れているのか、湿度が高いのか、風もないし、その結果、大汗をかくし、足は進まないしと、今さらながら本当に北アルプスを登れたんやろか? と思うと同時に、雨やガスの中を登らなくて良かった、と感じた所です。

 東登山口から由布岳に登り、久々にお鉢を回りました。気が付いた事が一つ、植物の食害が増え、特にタイミンガサ、オタカラコウの花芽が食べられている様に感じられました。
 とはいえ、夏の花が色々と咲いていて、今、花盛りはホタルブクロでその他、ツクシフウロ、オタカラコウ、ハンゴウソウ、ヒヨドリバナ、オトギリソウ、ギボウシ、カキラン等々多少は別としていろんな花を観察することができました。一応、晴れの予報ではありますが、どうにも太平洋高気圧の体力レベルが低くすっきりとした夏空はなかなか拝めず、ガスがかかったり切れたりの山頂でした。山頂の気温は22℃程度と低いのですが、ここでも、涼しさも中くらいといった印象でした。

 来週以降、我が家の所用でしばらく山レポが不定期になるかも知れませんので、ご容赦願います。

 







カキラン





調査中・・・キバナカワラマツバ(アカネ科ヤエムグラ属)






ホタルブクロ




  

久々のお鉢回り〜





オタカラコウ





トリカブト〜





クサコアカソ
改めて見ると以外と綺麗






ホソバノヤマハハコ
由布岳西峰にて






結構見頃。ウツボグサ











ツクシフウロ は咲き始め





ギボウシ 東峰付近










ハンゴウソウ











ヒヨドリハナとアサギマダラ





結構ガスに覆われた由布岳でした