由布岳

　２月の３連休テント泊に備えた前哨戦と考え、先週は祖母山で久々にヘロヘロになりましたが、天気予報などではかなりの寒波の模様。この予報を聞いてテント泊前提の祖母山山行はさすがに・・・自分は大丈夫と思っていますが何かあると、それこそ言い訳が出来ないので、どうしようかなぁ、と考えているうちにあっという間に２日が過ぎてしまいました。逆に、この勢いで何もしない３連休になりそうなのですが、結局、今朝も起きたのが８時前。

　頭の中でまとまりが着かないこんなときはお決まりの由布岳です。
　一応、パソコンでライブカメラと高速道路の通行止めの状況を確認して出発です。道路には以外と雪は無くアイスバーン状態になっていたのはアフリカンサファリを過ぎ、塚原方面に曲がると道は真っ白で途中、一台一回転して路肩に落ち込んだりと、登山口まで道は圧雪状態でした。
　登山口にはすでに一台というか、たった一台。１０時前なので当たり前なのですが・・・でも、歩き始めるとすぐに足跡は消え、先に登った方はどうやら鶴見岳方面に向かったようです。内心、この時間、新雪を踏める・・・、でもラッセル・・・、うーん、微妙な気持ちを抑えつつ踏み跡に積もった新雪を踏んでいきます。

　日向越が近くなると、新雪の量も増え踏み跡も弱くなります。全体の雪の量は５０ｃｍほどありそうですが、圧雪された上の新雪なので深くてもくるぶし前後とラッセルというほどではありません。鎖場が近くなると雪質も軽く、鎖場を越えた所ではちと雪が深くなっていましたがご愛敬程度です。ということで、雪が無いときと変わらない位の時間でお鉢回りの道に到着です。

　天気はすっきりとまではいきませんが、まぁ、予想していたより良かったかなぁ、と。３連休の最終日、登山客がおおいかなぁ、多ければ、山頂だけ踏んでさっさと下ろうと、思っていましたが１２時過ぎに到着した時に２名、山頂で３０分ほど写真を撮っていると、お鉢を回ってきた方が１名、と計３名にお会いした静かな由布岳でした。　