天気予報とは違い良い天気でした

 嫁さんとの「別居生活」も1ヶ月半振りに解消、まずは一安心ですが、まだまだ補助が必要な状態のため、主夫生活は引き続き継続中です。そのため片昼でそこそこ登った感触を得られるお手頃な山と言えば「由布岳」しかないでしょ、ということで、最近、随分登ってないなぁ、とは思っていましたが、5月以来でなんと半年も登っていなかった由布岳山行とあいなりました。
 
 せっかくなので、朝駆けでご来光を拝み、その後は正面登山口着9時を目標にさっさと下山する予定でした。
 正面登山口を4時前に出発、途中何度か鹿の光る目玉とにらめっこしながら久々の登山道を踏みしめていきます。記憶もいい加減なもので、合野越し付近まではなんとなくルートが変わったように見えましたが、明るくなって見ると今までどおりでした。

 途中、綺麗な星空に流れ星、思わず「宝くじがあたりますように」などとよこしまな考えをついつい持ったのがいけなかったのか・・・でも、湯布院の市街地が底霧に覆われ、その霧の下から街明かりが照らしなんとも幻想的な景色を眺めながら、山頂に着いたら撮影しようとせっせと足を進めるに連れ、なんだか視界が無くなっていきます。マタエに着いた頃には真っ白・・・まさか沈・・・

 西峰に5時40分過ぎに到着、冬モードの格好でしばしガスの中で待ちますが、結局ご来光はガスの向こう。ぼんやりと周辺がピンクに染まり次第に明るくなり夜が明けたことを知らせてくれました。それでも、時折、青い空が見えそうになるのでしばし待つこと2時間半、ようやくガスが一時的ですがとれ、くじゅう連山を眺めることができました。

 くじゅうも1,500m以下はガスの中。まずまずの景色を楽しめたので一気に下山しましたが、やはりマタエ付近まではガスで、下山後登山口付近から由布岳を見上げると大きな白竜が由布岳の双耳峰の上でのたうち回っているように見えました。 山頂で粘ったせいで、正面登山口に着いたのは10時前となりましたが、なんとか昼前に我が家に到着、昼ごはんの準備に間に合いました。

 山頂付近の紅葉は当然のことながら終了していましたが、日向岳自然観察道あたりはちょうど今が見頃のようです。下山していると、すれ違う登山客が多いなぁ、と思っていたら有料駐車場もすでに満杯状態でした。

 







ガス越しのご来光です





同上




  

一瞬晴れた山頂のブロッケン





東峰





くじゅう連山





中腹の紅葉も終盤です





ガスが覆う山頂。おかげで沈・・・






ひっきりなしに登山客とすれ違いました