ガスの一日でした

 今年もいよいよ残すところ3日、職場では仕事納めなどの行事も無くなり、あっさりした年の瀬、でも山はなんとなく今年の最後と思うと気合いが入ったりします。なーんて思いながら昨日は昼間は大掃除、夜は年賀状作成と少々、お疲れ気味。年賀状に使う写真のため由布岳に日の出を撮りに行くぞ〜、と息巻いて早く寝たのですが、結局6時過ぎまでしっかり布団のなかでした。

 そーっと、窓を開けて空を眺めるとどんよりとした空。うーん、どうしようと考えながらも天気予報は「晴れ」だし、登るだけ登ってみよう由布岳に出掛けました。もっと車が停まっているかなぁ、と思いましたが数台しかなく、足跡も数人分しかありませんでした。山は遠くから見ると真っ白でしたが積雪は数p、山の白さは霧氷によるものでした。

 マタエに着くと1組のご夫婦が西峰方面に登り始めていました。自分も追いかけるように西峰に向かい障子戸を越えると真っ白の霧氷の世界が広がっていました。とはいえ天気はすっきりしないまま。特に、天気に回復する様子も無さそうだったのでお鉢回りへ。ちょうど岩場を通過する頃になると次第に空が晴れはじめました。
 
 そこから天気は急速に回復するとともに、真っ白な霧氷、青い空が綺麗で登っては振り返り、写真を撮りながら歩いたのでかなり時間を掛けて回りました。雪は予想より少なかったですが、お鉢だけはアイゼンを装着したほうが良さそうです。昼頃に東峰に到着、西峰の内側の霧氷はかなり溶けていました。
 こうして、今年も由布岳で締めくくることになり、おまけに綺麗な霧氷を堪能することができ「山納め」にはふさわしい山行でした。明日からは大掃除、餅つき等々正月に向けて働きます。

 最後になりましたが、今年も当HPをご愛顧頂くとともに、多くの皆様から掲示板への投稿、励ましやご意見のメール等々、本当にありがとうございました。
 また、山行を御一緒できた皆様、多々無礼な点もあったと思いますが、これも管理人が単独行を好む所以でありご容赦願うと共に、願わくば来年も御一緒できればと思います。
 それでは、皆様よい歳をお迎え下さい。 

                                          2009年12月29日
                                              よっちゃん

 







合野越え。石のオブジェが・・・





霧氷に埋もれる馬酔木




  

西峰山頂。ここでは曇り空でした。





オタカラコウ





晴れていく西峰山頂





霧氷越しの西峰





東峰より





剣が峰の霧氷





東峰





下山する頃には雪はほとんど溶けていました





朝のガスが嘘の様な青空でした