アケボノツツジの頃、YKKトリオで桑原山で花見のあと下山時、長~い林道歩きで話の内容が突如おばちゃんトークに変わった事が発端である。「前年の傾山Wの断面図が気になる。」とのご意見を賜り、それ以降案を温めてきたプロジェクト。 一番の課題はどっち側から回るべきか、それが問題である。フォルム優先で考えると折り返し地点は上の方が良いとか、いっそのこと2通り回ってみたら、なんてありがたいKKコンビの発言だけど、結構なアルバイトなんで出来れば1回で終わらせたい。 前回の断面図を何度も見直しながら自分の美的感覚にマッチするのはどっちか自問自答を繰り返し、最初は今回の反対回りを考えたけど、やっぱこっちに決定。 課題は下山時に三つ坊主を越えること。前回2周した時は一方通行だったので山頂に着いてしまえば九折越方面は下りオンリーだけど、今回は2回目の山頂を踏んだ後の三つ坊主のアップダウン、エネルギーがどのくらい残ってるか・・・カロリー補給それが課題♫ 実際、折り返してから山頂まではまぁまぁのペースだったけど三つ坊主に入りカンテを降りてからの登返しの際、妙な脂汗をかき始めたので食糧補給を含めしばし休憩。その後も休憩を多めに入れながら坊主を過ぎた辺りから回復基調になり坊主分岐以降はjogで下っていきました。 真夜中のラジオはホーンセッションのフュージョン。チャックマンジョーネ、ブレッカーブラザーズ、ハープアルバート等。 懐かしいプレイヤーは素直に懐かしかった。 一番嬉しかったのは学生の頃、ラジカセで録音してホーンセッションでエッジが効いた曲。何度も繰り返して聞いたけど演奏者はわからずじまいだったけど、演奏者と曲名が分かり久々に車中でコーフンしてしまいました。その他のプレイヤーも先輩たちが聞いてたLP(懐かしい・・・)で初めて聞いた曲。CD買おうかな~ 実は3連休初日の予定だったけど、天気予報はいまいちだし何より出場するトレイルのトレーニングと思ってた大会が来年3月に延期のお知らせ。テンション下がり夜中に起きたもののふて寝。 せっかくの3連休、中日は孫3号の運動会だったので残るは最終日。初日ほど天気は悪く無さそうだけど寒くて強い北西風が吹く予報なので山の上はもっと吹く。 あーでもない、こーでもないと思案するも出たとこ勝負でトレランスタイルに決定。ただしシャツと手袋を多めにザックに突っ込みました。 4時過ぎに九折登山口を出る前は一瞬だけど音を立てるような雨が降り、それでなくてもテンション低めの自分にやめる理由としては十分でしたが、ここ九折登山口はWIFIを利用出来るので雨雲を確認すると大丈夫そう。 歩き始めると思ったほど寒くなく想定では風が当たるのは三尾を過ぎてから。 想定通りで森の中の登山道は風が当たることは無く頭上で横殴りで吹く風が森を揺らし、ごぉーごぉーと又三郎でした。 陽の出後もガスで景色は見えずなんとなく明るくなったかなぁ、程度でそれよりも昨日の雨と今のガスが水滴となり登山道を濡らし靴は水没(-_-) 山頂もまっしろけで立つ位置によっては爆風でさっさと1回目の下山。 後傾に掛かった頃、本傾が一瞬見えると、みるみるうちにガスが晴れちょっとだけ後傾の杭になりました。 先端に立つとあまりの強風でまともに立っていられないし、風は冷たくて手もかじかみ半パン姿では辛い。でも、あっと今にガスが晴れこれが見られただけでも今日はこれで良っか~ の気分。 正直このまま折り返すこと無く下山しようかと、相変わらずメンタル弱く腰砕けです。 ガスをまとった猫耳を振り返りながら下山。やっぱ明るい時間帯だと不安定な登山道も良く見えるなぁ。ただ、崩落地点は慎重に歩かないとかなり落ちそう。 分岐に置いたザックにたどり着き、まずは一気に甘夏缶。そのあとおにぎり半分、鶴の子饅頭もどき、せんべいで食糧補給しいざ復路へ。 冒頭にも書いたように山頂までは辛いけど足は動く。この時間帯にこっち向きから歩くこと無いけど猫耳の見え方が新鮮である。これだけは今回折り返して良かった、と感じたひとときでした。 昨年10月2日にWった際は、登山客が多く昼頃の山頂は賑わっていましたが、今日は若い方2人のみ。天気は回復したけど寒いので山頂はそこそこにしていざ三つ坊主へ~ 三つ坊主は予想通りぐだぐだでしたがチムニーを過ぎる辺りから体が回復し、後は冒頭で記載したとおりです。最後にデポした食料と水を回収し無事ゴール。 昨年はこの後、ドボンできましたが寒すぎて無理。 帰宅して軌跡をDLして改めてフォルムを確認し反対回りは無い(現時点)と決心した次第です。 -備忘録- 【気象条件】天気:くもり後晴れ 気温:16.0(4:00)~13.7(10:00)~15.1(16:00) 風:西~西北西 3~6m ※観測地点 高森(標高555m) 【データ】 距離:27km 累積標高:3,000m S4:20-G:15:18 掛かった時間:11時間(休憩含) 【格 好】 ノースリーブ、アームスリーブ、ランパン(パタゴニア) 【足 下】 靴(アシックス) 靴下(Xソックス) 【持ち物】 ザック(BD15L)、フラスコ500ml×2、ハイドレーション1.5L、合羽上下、アンダーシャツ2枚、グローブ3種、 ヘッデン(2個)、スマホ、バッテリー(5,000mA)、救急セット(含:イマーゼンシーシート、胃薬、ロキソニン他) 【食 料】 アミノバイタル、ジェル、せんべい、黒棒、おにぎり(手製)、あられ、鶴の子他 |
(1)山頂まで暗闇からガスで景色はありません(-_-) (2)後傾に着いた頃から急速にガスが飛び始め・・・ (3)一瞬、バッと景色が見える。でも強風でまともに立っていられねぇ (4)再びガス (5)このままか・・・それにしても寒い(-_-)) (6)お~、ガスが消えていく (8)さらにガスは消えて景色が広がる (9)縦走路のガスもこの後、あっという間に消滅 (10)ありがたや~(^^) (11)第2猫耳展望台の頃はまだガスが絡んでました (11)猫がチラ見・ (12)往路の九折越。今日は誰も居ない静かな朝。 (13)折り返し地点到着(^_^;) (14)甘夏缶注入。このほかにせんべい、鶴の子もどき。 (15)カンカケ谷のきのこ祭り(^_^;) (16)2回目の九折越はすっきりした景色 (17)もうすぐ落葉が始まる森 (18)この時間帯は新鮮~ (19)見上げる角度が高くなる猫耳 (19)ガスは無い (20)2回目の山頂を後にいざ~ (21)ここまではちょっとしんどかった。 (23)ラピュタブナは元気そうだった(^^) (24)後は下るだけ~ の三尾の森 (25)デポしたザックを回収してゴール (26)振り返って坊主 |