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アケボノツツジの開花状況報告です。
【コース】 七年山北尾根〜七年山〜桑原山〜万治越
【標高】 1,000m〜 散り始め (2021:ほぼ終了 2020:5分咲〜満開)
1,100m〜 3〜7分咲き (2021:散り始め 2020:咲き始め〜5分咲き)
1,300m〜 ぱらっと咲いてる (2021:3分咲 2020:ほとんど蕾で開花がパラパラ程度)
1,400m(桑原山頂) 数輪咲いてる (2021:咲き始め 2020:蕾)
※( )は昨年、一昨年の開花状況
【場所】 七年山尾根の桑原山に取り付く手前まで
桑原山〜万治越前後
【概要】 ザックリ言うと、見頃だったのは七年山から桑原山取り付きまで。標高は1,200m前後。
その先は、開花していても極わずかで、来週辺りが見頃の印象でした。
また、桑原山から万次越方面では大崩山側の斜面では開花が早い印象です。
この坂を下って行くとキミに会える。一年ぶりのキミはどんな姿でボクを待ってるだろう。
淡い期待と少しの不安を抱きながら坂を下ると眼前に飛び込んできた今年のキミは、鮮やかでそして艶めかしい姿でボクを迎えてくれた。
色合い、花びらをまとった枝々を見上げて出るのはため息ばかり。まるで、満開の桜に負けじと咲き誇る姿、濃いピンクといい他のアケボノツツジを圧倒する立ち姿である。
桜の木の下には死体がある。梶井基次郎の言葉である。それならこのアケボノツツジの下には、きっと花魁の死体があるに違いない。そっとキミの肌に触れてみた。
ふ〜・・・宿題終了。
今回は女王様からきどっちと一緒に登るんでどーよ、とのお達しがあり、同行させて頂くことになりました。きどっちはお初のルートであるのと、師匠から林道から登った桑原山は登った内に入らん。ということもあり本日のルート取りとなりました。厳し〜
とはいえ、ほぼ毎年この時期アケボノ見物では恒例にしているルート。昨年はかおりんさんと登った時はあまりの寒さに、七年山の尾根では風を避けひなたぼっこしたなぁ・・・しかも、春仕様だし(^_^;)
つーことで、寒対策を忘れないように事前に連絡しておいたので、2人ともそれなりの衣類を持参してたので昨年ほどの寒さに耐え忍ぶ状況は回避できたけど、昨年並みに寒い・・・昨年と同じ場所でひなたぼっこタイムしながらの山行でした。
七年山北口から登るルートは、いきなり直登急登ルート。2人ともガシガシ登れるけど、ストックを使っている自分と比べるとふくらはぎを中心に足が大変な様子。しばらく登るうちに「ストック良いなぁ〜」と羨望の眼差しが痛い・・・
気がつくと、自分のダブルストックは、2人が下山まで活用することになりました。まぁ、トレランのトレーニングと思えば、と思いつつやはりストックが欲しくなるコース。2人に渡しながら足下にちょうど良い枝があったので、桑原山頂まで利用しました(^_^)
つーか、桑原山で置き忘れてしもた(^_^;)
咲き具合は冒頭のとおりですが、花びらの痛みも少なく、きどっちも喜んでいたようにグッドタイミングでした。
そしてこのルートで楽しみにしている桜のように咲く株、今年は下り坂から見えた咲き具合はまさに春爛漫の艶姿。
で、何の話からか文学的に書かんね・・・(^_^;) えっ、え〜 精々4行が限度でございます。
それでも良いから、とのことで冒頭の文章になった次第でありまして、その横でかおりんさんが「会いたかった、会いたかった、君に〜、イエィ!」と歌ってました。今回のタイトルにしたらどう? すでにタイトルは決めてたので却下。
と、アケボノツツジを見上げ冗談を言いながら歩ける区間が終了し、最後の登りへ。わかっちゃいるけどなかなか標高が稼げない区間。途中、YAMAPで現在地を確認してたきどっちが愕然としてました。
桑原山頂に着くと止む予定だった風は吹き、大崩山側の狭い場所でがたいの良い3人だと座れんなぁ、と宮崎の山々を眺めながら立ち話のあと、前衛峰から少し下った岩場で休憩。おやつ、天ぷらが飛び交いつつ、かおりんさんがおにぎりを黙々と3個。
きどっちと2人ですげ〜 おにぎり1個のご飯の量は茶碗1杯はあることを説明すると、納得いかない様子。だけどホントっす。
このあと、万次越までアケボノツツジを撮影しながらのんびり〜 万次越に着くと少し先にもアケボノツツジが咲き、こちらまで楽しんだ後、最後のスポット、白いアケボノ。昨年より数は少なめですが、今年も咲いてました。後は、激下り〜
新緑眩しい林道におり着くと、後はひたすら歩くのみ。途中の滝壺が見えると、かおりんさんはあちこちから覗き込みながら、綿密にドボン計画を練り練りし、きどっちに本日は置いてきたザイル、こんな時に使わんと〜 (^_^;)
歩き疲れた頃、女子トークがおばちゃんトークに変わり(内容は言えねぇ)、それなら、とスケベじじいに変身。
以前から気になっていたのは、傾山2周の断面図がシンメトリーでは無いこと。すると、フォルムを考えると、折り返しは途中の方が良いのでは〜、とのご提案 (^_^;)笑笑
女子トークに圧倒され続けた1日でございました。お二人はこの後、翌日山に向けてそれぞれの宿泊地へと向かうのを見送りました。
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