遭難が続いた祖母傾山系。予想はしてたけどピンクテープが充実して、テープ嫌いな方には耐えられない付け方と思うほど。 しかも引きちぎった痕跡もあり、テープを見たこと無い鹿のせいのようにも見える。 今回は、トレランのトレーニングになりそうなコースは? とワンウエイのコースマップを眺めててお一人様だとどこが適当? 10時間以上の行動時間が課題。縦走すればいいじゃん。でもね、縦走だと最初の登りを除くと高低差が300〜400m程度だし そーいえば、この手があったか。これなら想定するトレーニングになるかも・・・ そうだ!傾山を2周しよう! でも一旦駐車場まで戻ると2週目に戻る気力が無くなること必定なんで九折越分岐に水と食料をデポしてスタート。 タイムスケジュールは1周5〜6時間程度。後半はグダグダになるのを想定(きっとそうなる・・・)すると、1周目5〜6時間、2周目6〜7時間。 結論からすると1周目5時間10分、2周目5時間15分程度。お〜、ほぼフラットペース!! 2周目はきっとくたばると思ってたので、この結果の分析も必要です。 途中でお会いした方との会話録。「カンカケ」谷付近にて。 「もう、下ってるんですか。何時から?」「3時半ぐらいッす」 「え〜、真っ暗じゃないですか・・・ヘッデンつけて?」「はい」 「ケモノの時間帯ですよ・・・」「あはは(そーいう時間帯かなぁ)」 内心、この方たちとは恐らくもう一度会うことを想像すると、2回目の反応も想像出来る。2周目、山頂まで会うことなく着いたのは12時。三つ坊主付近でクロスすると思ってたので、水場に向かったかピストンしたかな〜 と思ってたら、山頂で休憩中でした。 「お〜」「えへへ」みたいな再開。「山の中走ってるでしょ」「どんなトレーニングしてるんです?」「年齢は?」などなど 2周目、チムニー付近のハシゴ場にて。4人パーティがハシゴを下り中(登ってるけど) 「えらい、軽装ですね」 恐らく、遭難が2件続いたことを受けての注意のようにも感じました。客観的にみたら「傾山を舐めた格好」に見えてるはず。「はい」 軽装ですが、カッパ(ゴア)、長袖シャツ、ヘッデン2個(+替え電池)、イマーゼンシーシート、救急セットは持参してます。 2周目、三つ坊主コースに入り岩場を下ろうとしてると見たことあるような帽子。顔を見合わせて「お〜」(かおりんさん!) 周回コースと思ってたので拉致ってやろうと「拉致ってやる、三つ坊主戻らん?」 すると本日は白山神社起点、冷水経由官行コースとのことで、拉致失敗(^_^;) 「え〜、なんで今頃ここにおるん?どこから登ったら、この時間にここにおるん?」 「いや、えっとぉ・・・2周目」 「ばかぁぁぁ、あはははは〜(大笑)」周辺に響き渡る大笑い。この前、由布岳で遭遇したときの話題での大笑い並みでした(^_^;) 「ナイスな企画やろ」「無いっす」と即答でした(^_^;) この日は風が無いと暑かったので、「今日は、凍らせたペットあるけど飲みません?」 残念ながらザックも小さいし携帯コップも持参してなかったので、泣く泣くお断りしました。 ここでも、充実しすぎたピンクリボンが話題になりました。遭難がきっかけとは言えもう少し安定的な目印や登る方への注意喚起が必要なのかもしれません。今の自然を重視するなら、登る方の用意周到な準備と体力が必要。あとは、積雪期の場合の対処は悩ましいけど、さらに慎重な行動が求められると思います。 締めはドボン。10月に入ったけどまだまだイケた(^^) 駐車場近くの川も日陰が多くなったけど、日当たり良好のポイントを探し入水すると水温も案外いける〜 これがホントに最後のドボンと思い、しっかり汗を流しました。 行水のあと、今から登るご夫婦とすれ違ったけど、奥様はにこやかに「こんにちは〜」だったけど、ご主人からは怪訝な視線を感じました(^_^;) 非常事態宣言明け、もっと多いかな〜、と思ったけど九折登山口は10台程度だったけど、7割は県外ナンバー。 そーいえば、見立てから登られた宮崎の方「職場の指示で山も登れませんでした」とのこと。マジか・・・ 自分なら、こっそり登りそうだけど、とにかく自粛生活お疲れ様でした。 下山後、帰宅途中、何度か気絶しそうになりながら無事下道で帰宅。帰りのラジヲは珍しくFMではシカゴの紹介。昔は「シカゴ交通局」っていうバンド名でフュージョン系のバンドだったらしい。最初のアルバムから1曲紹介あったけど、その当時の音源としては前衛的だったけど売れは今ひとつ。 そこでデビッド・フォスターをプロデューサーに招いた売れたのが「素直になれなくて」 自分たちも知ってるのはこの辺りから。 へ〜、と感心してる内に目が覚めてきました(^^) 【食糧事情】(備忘録です) 車中:おにぎり、バナナ 駐車場:カステラ2きれ、アミノバイタル 行動中(1周目)三つ坊主分岐:ジェル1、後傾:おにぎり1、 林道:ジェル1、オールレイズン1、せんべい1、干し梅 (2周目)開始前:甘夏缶、おにぎり1、 三尾:塩サプリ、パンシロン(胃薬)、 三つ坊主:ジェル1 ※漏れがあるかもしれないけど、概ねこんな感じです。 |
(1)そろそろ陽の出。なんとか撮影出来る時間帯。 (2)場所はチムニーの上 (3)一気にサンチョー。ここまで駐車場から2時間50分。 (4)山頂より。空気は少し濁ってる(^_^;) (5) (6) (7)1周目の山頂。 (8)後傾より。おにぎりを食べながら。 (9) (10) (11)猫耳はこの時間帯は逆光。 (12)テントが2張り。 (13)一気に登山口付近。赤い看板のポールに食料と水をデポ。 (14)これ1缶とおにぎりを注入(^^) (15)ここで胃がむかついたのでパンシロン注入(^_^;) 当初想像してたより足はあがっていて、1周目とあまり変わらない。 (16) (17)窓から (18)チムニーの上だったかな〜 (19)カンテ。ここまで来ると山頂までもう少し。 (20) (21)2周目の山頂直前、久々に太もも内側が攣りそうに〜(^_^;) (22) (23)まずまずの人出。 (24) (25) (26)後傾で宮崎から来られた方と遭遇。コロナでずっと山を控えてたそう・・・ (27)2周目は少し写真多め(^^) (28) (29)猫耳大明神 (30)この辺りは普通にjogで。 (31)再び、猫耳展望台より。 (32) (33)ここからもなんとか見えた。 (34)無事、回収。紀文のかまぼこ板少し幅広(^^) (35) (36)10月のどぼん(^^) (37) |