祖母山・神掛岩ルート(2018.3.31)
 アケボノツツジの開花状況報告です。
  【コース】 七年山北尾根〜七年山〜桑原山〜万治越
  【標高】 1,000m〜   ほぼ終了 (5分咲〜満開)
        1,100m〜   散り始め (咲き始め〜5分咲き
        1,300m〜   3分咲   (ほとんど蕾で開花がパラパラ程度
        1,400m(桑原山頂)  咲き始め (蕾)
         前日(4月17日)の雨で花が痛んでました。 ※( )は昨年の開花状況

  【場所】 七年山尾根の桑原山に取り付く手前まで
        桑原山〜万治越前後 

 話は遡ること1週間前の土曜日の昼過ぎ。そそそろ長崎県大村市で開催される「多良の森トレイル」に参加すべく支度も調い、玄関周りをチョイチョイとほうきで掃わき、ちり取りにゴミを入れようとしゃがんだ瞬間、ぐきっ・・・少し態勢を立て直しかけると更にグキッと・・・。慌てて腰にシップを張りなんとか回復できるか?

 実感として回復する確率は、かなり低いけど、とにかく行くだけ行ってみよう。と大村に向けていざ〜
 途中、SAで案内を改めて見てると土曜日も受付出来るとあったので、当日の会場でもある野岳公園に向かい、車から降り歩く時点でどう見ても歩き方が変・・・(-_-)
 なんとか受付を済ませるも、受付の方に「明日、出場できない時は・・・」と確認。

 結局、翌朝大会事務局に「出場できない」一報を入れ、事前に行くかも〜と連絡していた長崎隊の皆さんにもライン。帰宅途中に山馬鹿さんから自宅で採れた新タマと長崎名物を手土産にと頂き、美味しく頂いております。ありがとうございました。

 ぎっくり腰な1週間がようやく終わりかけ、世はアケボノツツジフィーバー。
 これだけは逃したくない、というより追っかけたい花。

 今回の開花調査にあたり遡ること1ヶ月ほど前、傾山山頂でニアミス女王様に目出度く拝謁出来た際の話題の一つが県境5山チャレンジ制覇(傾山、新百姓山、夏木山、木山内岳、桑原山)。アケボノツツジの頃は、こっち方面に登る機会が多いので地道にゲットして回ろうなんて考えてたけど、猪突猛進なルート取りをする女王様の前でそんな計画を提案すると一蹴は必至。

 傾山でも、「帰りは天狗を経由して尾平に下山したらどう?」のご発言。小心者の自分が「一気五山でいかがでしょうか。できればご一緒に」と口を滑らせたのが運の尽き。「良きに計らえ。必要とあらば迎えに行く」とありがたいお言葉。

 このルートの一端でもある七年山から桑原山ルート、アケボノツツジはいつもここから。
 今回は、ぎっくり腰の様子見を兼ね、すきなアケボノツツジをのんびり見たいこともあり、先週、さくっと同じルートを利用し木山内まで歩いてた女王様だけど、アケボノツツジはまだ早過ぎたようだったので、お誘いしたところ、ありがたくOKを頂きました。

 当日の天気は晴だけど・・・寒気と強風。くじゅうや祖母山は霧氷は確実なSCW予報。森の中に入れば風も止み大丈夫の想定は全然駄目で、ずっと寒風に吹きさらされるという悪天候。
 しかも、かおりんさんは寒さに弱いらしい。急登に備え薄着してた自分も汗をかく間もなく冷えていく。「さみ〜」
 ガシガシ登るも日向ぼっこ出来る場所を探すという状況。

 ようやく温室のようなスペースを確保すると、まずは正常復帰するためは虫類のように太陽を浴び血流促進。落ち着くと腹減った〜と食糧補給。するとかおりんさんが「桜餅〜」 ニアミスを含め3度目の正直でようやく「桜餅」を頂くことができました。

 七年山から桑原山に向かう尾根は地図で見ると広い尾根のイメージですが場所によっては急峻な尾根は東西で春と冬が同居状態。東側の日向ぼっこスペースを出るとまさに別世界。再び冬へ。さみ〜 

 尾根沿いのアケボノツツジは盛期を過ぎ、毎年楽しみにしているアケボノツツジの木も散り始めていました。そして直登ゾーン。
 適当にスイッチバックで登らないと、ふくらはぎが伸び伸び状態。今日は、寒さのお陰で地面が凍ってたので歩きやすかったのだけはラッキーで、普通ならフカフカでずるずるな地面だけど、それが回避できたのは良かったです。

 山頂はそれほど風は強くないけど1枚着ないとゆっくり出来ない状況。ここでかおりんさんから「後であんこ評論家の意見を聞きたい」と追加の和菓子プレゼンツ。こちらもお菓子を渡し軽量化したけど、頂いた重量からすると重くなった、かも。

 万治越に向けて歩き出すとやっぱ寒い。強風にあおられるアケボノツツジをカメラに収めながら下っていくと万治越直前で祝子方面から登ってきたグループに遭遇。リーダーらしい方と話してると、かおりんさんが自分を指さして「今日は夏木山までいくらしいですよ」「(なに!?)、あなたも一緒です」

 結局、この日は万治越まで。ここも少しは風が止むかな〜と思ったら、全然寒くて結局、風が避けられる岩の上でしばらく日向ぼっこ。寒さのお陰でゆったりと時間が流れた一日でした。かおりんさんは、先週と同じでしかも短いルートで不完全燃焼だったと思いますがおつきあい頂きありがとうございました。








  
 (1)立ち止まると寒くてほぼ休み無しで山頂直下の展望台。 



   
 (2)山頂スルー



   
 (3)ホワホワのフリルの端っこは前日の雨で痛んでます




 (4)陽なったぼっこ地点

 


 (5)女王様プレゼンツ! 桜餅〜




(6)見頃(^^)




(7)




(8)良い景色




(9)




(10)楽しみにしてたアケボノ桜は散り始めでした。また来年(^^)




(11)キュンキュンする急登




(12)1,300m付近。去年より早い。




(13)昨年度と同じ場所




(14)同じ場所でもこんな株や




(15)こんな枝




(16)




(17)着いた。




(18)山頂からの景色




(19)山頂もずいぶん咲いてる。





(20)昨年の同じアケボノツツジの様子




(21)万治越へ




(22)途中のアケボノツツジ




(23)




(24)歩いてきた七年山尾根




(25)




(26)万治越。思ったより風がありさみ〜




(27)万治越周辺で綺麗に咲いてるアケボノ様の撮影会




(28)




(29)




(30)万治越からの劇下りを振り返って。




(31)新緑も良き




(32)林道に出て振り向くと七年山尾根。
あそこから桑原山への急登が始まる。




(33)たき〜




(34)新緑が眩しい七年山の裾野




(35)着いた〜




(36)




(37)




(38)