気が付くと4連休。どこに登ろうか思案しながら天気予報と相談。導かれた答えは9月20日。 先週、由布岳で雲海に浮かぶ祖母傾島を見てから、ひょっとしたらこの日が良いかも知れないと考えたけど、結果ふつーの空というか自分からすると撃沈的な空でした(^^;) 予想はしてたけど駐車場には数台の車。前日から登った中に同じ朝駆けの1組。 ちょうど水場コースとの分岐で追いつくも、挨拶をした瞬間に出発したので夜中に先行者がいるのは楽ちんと思って付いていったのが失敗のもとでした。 どうやら傾山にあまり登ったことが無いようで、頻繁にコースを外して頂き、こりゃ付いていくといかん、と考え直し途中で先行しましたが、一度、間違い慣れた頭は方向感覚がおかしくなり、その後2度ほどロスト(^_^;) 改めて考えると真っ暗な時間帯に歩いたことが無いエリアだったこともありそう。見える目印少ないし、馬酔木の薮で登山道が不明瞭だし・・・道に迷った際の精神的鍛錬には良さそうな傾山朝駆けです。それでも水場コースよりマシかも~ チムニーを過ぎた辺りから頭のコンパスが復旧し、間違うこと無く山頂へ。 ひょっとしたら山頂テント泊なんて居るのかな~、とそーっと覗いてみましたが結局この時点で1番乗りでした(^^) 時間的には陽の出ちょい過ぎの時間帯でしたが、東の空の雲が厚く、雲に開いた窓から時折祖母や大障子に陽が差す程度。 天気は間違いなく西の空から回復してるけど、「西から晴の区域が広がってきます」の天気予報的景色。 どうせ三つ坊主下りながら似たような景色は見えるやろ、と山頂を後にしました。 雑談。真夜中のラジヲは講談で将軍徳川吉宗と大岡越前の話。 自分世代の方は「暴れん坊将軍」をリアルで見た方も多いはず。あれって全くの作り話かと思ったら若干ホントらしい。 当時、兄弟に双子がいると子どもが育たない迷信から、吉宗は形だけ捨てられたそう。当然、受け渡し場所、相手も決まっての事。一般の下級武士の家で育てられ、その頃かなりやんちゃしてたらしい。講談師曰く、馬に乗ってたのはこの頃。 自分の出生を知ってからやんちゃはエスカレートし「この紋所が目に入らぬか~」的傍若無人ぶり。悪行が祟り、その頃すでに奉行だった大岡越前に引っ捕らえられ、お裁きを受けてから反省し名君となったそう。 その際、自分を裁いた大岡越前を抜擢。火消し組の組織を作ったが大岡越前なんでめ組のお頭と暴れん坊将軍がよく話をしてた光景も作り話にしても歴史的背景からすると納得の設定。フムフム・・・ 下山後、駐車場は満杯というか路肩駐車も出るほどの混雑ぶりで8割は県外ナンバー。お~ 4連休、イベント会場の規制緩和、GOTOトラベルなどで報道でも駅や空港の混雑ぶりが報じられてたけど、ここも・・・ ということはくじゅうの牧ノ戸辺りは凄いことになってることが想像できるけど、レポを拝見するとやっぱりでした。 帰りにちょっと別府湾SAに立ち寄ったけど、ここも駐車場が9割程度埋まり警備員の方が誘導してたし、高速から見えたアフリカンサファリに向かう道路も渋滞(^^;) 連休、嬉しいけどCOVID-19の事も考えるとちょっと複雑。結果は2週間後。 駐車場への道すがら、川を覗き込むと川の色が青い。寒ささえ感じるのは気のせい? いえいえマジ冷たくて、とてもドボンなんて・・・決死の足ポチャでした。ちょうど陽射しも無く濡らした手ぬぐいで体を拭くのがやっとでした(^^;) |
(1)いきなり山頂到着 (2)微妙な空具合 (3)祖母山方面 (4)陽が欲しい (5)ちょっとだけ・・・ (6)西の空は青空のよう (7) (8) (9)青空拡大中 (10)でも、陽が届かない(-_-;) (11) (12) (13)ここまで粘った。そろそろ下ろ (14) (15)結構寒いので蕾のまんま (16)窓からの景色 (17) (18)シコクママコナもそろそろ終盤 (19) (20)カンテ (21)がっつり朝陽 (22) (23)チムニーの上から。九折越が見えました。 (24)ラピュタブナ (25)好きな窓 (26)もうすぐ三尾 (27)三尾からの下り。この前後で多くの方とすれ違いました。 (28) (29)寒そうな水の色。 (30)駐車場 (*゜Д゜) (31)これが限度(^^;) 寒すぎる・・・ (32) (33) |