祖母山(2014.12.14)

 ここのところ、天気に限れば全くいいところ無し。挙げ句の果てに、なおさんから、雲避けに由布岳だったら一緒に登っちゃるで〜
 ホント、てるてる坊主を下げて歩いた方が良さそうな、昨今です。

 天気予報も土日では、土曜日の方が良く、日曜日はちと怪しい雲行きでしたが、概ね晴れマーク。で、当初は土日でテント泊でも、と思いましたが、土曜日はハプニング等でアウト。そんならと、朝駆けに切り替えることにしました。

 山頂でお合いになった方の話では、土曜日の午後から、かなり雨が降ったらしく、しかも雷様付き。尾平から黒金尾根を登っていた最中で、天狗の岩屋で雨宿りして、小屋に着いたのは20時頃?とか。
 どうりで、神原の登山道も綺麗に掃除され、粘土の地肌がピカピカで良く滑りました。それを聞いて、朝駆けで良かった。
 また、雨のレポの追加になるところでした。しかも、雷雨(-_-;)

 登山口には1時前着。長岡(新潟県)ナンバーの車が1台。準備していると、いきなり後ろに新潟の方が立っていたのでチョーびっくり。下山後に、またお合いして話を聞くと、百名山をやってるそうで、祖母山が99山目、久住山がフィナーレとか。

 「ここの駐車場狭いけど、満杯になって出られないとか・・・」 「いや〜、ここが満杯だなんて、まずありませんから」
 他県から来ると、くじゅう山系と同格に扱われてるんだ〜、と感心。

 9時頃には降りてきたので、「今から久住ですか?」 「いや〜、昨日の雨と今日の雲行きでは今から登るのはどうかと思い、明日にします」と。なかなか来る機会が無い九州なので、のんびりしたいのかもしれません。自分が駐車場から出るときは、丁寧に見送って頂きました。新潟まで無事帰還することをお祈りします。

 山頂には3時半到着。無駄に早い・・・ 一応、想定内でマットを持参して露天で横になるつもりでした。
 でも、こんな時間に着く事なんて滅多に無いし、月明かりで☆は少ないけど、それなりに綺麗だし、しばらくはカメラワーク。
 でも、やっぱ眠い・・・マットに転がると、5分、10分ですが眠ると気持ち良い〜 そして、また撮影。

 5時頃になると、先ほどの雨宿りの話をした3名の方が登って来られ、
 「2度と黒金尾根からは登らん」、「同じ山でもこんなにきついとは・・・」 (いつも歩いてるルートなんですが・・・)
 でも、雲海やご来光が出てくると、逆に昨日の辛い思い出の反動で、「登って良かった〜」
 
 個人的見解では、ご来光自体は普通のご来光でした。雲海は当初は大したことは無かったのですが、障子尾根側で次第に雲海が頑張り始め、障子尾根を越えて尾平方面に流れ込み始め、これは良かったです。

 本日は、ガスなどによる中断も無く、滞り無く順調に景色が変わったので、思ったより早い下山となりちょうど9時頃、ガランとした駐車場に到着しました。

  







 (1)日の出2時間前





(2)月明かりでも結構写るんです。






 (3)山頂方面






 (4)センターは真夏のオリオン。






(5)居眠りして目が覚めると、稜線は赤く染まり始めていました。






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(7)以下、大障子岩周辺の移ろい・・・



 


 (8)ご来光もまずまず。ガスはこんなもんか〜・・・






 (9)なんだか厚みが増えてきた。






(10)大障子岩が呑み込まれてしまいました。






(11)しばらくすると、こんな感じ。






(12)くじゅう方面の雲海。






(13)再び、雲海の海が。






(14)障子岳方面






(15)まだまだ雲海。






(16)ようやく雲海が静まり始めました。






 (17)ここからは下山途中。






 (18)国観峠。






 (19)ヤブハギ






 (20)振り返って登山道。






(21)ヤマジオウ(シソ科)






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