七年山〜桑原山(2014.4.19)


 久々に祖母山コーナーの更新です。いや〜、長かった・・・お盆頃からぼちぼちジョグをしたり、近場の由布岳などで体調を確認してきました。まだまだ、完調ではありませんが、トータルで判断して祖母山に出かけることにしました。気になるのは天気。知らないうちに台風が発生し、その影響で飛び石連休もさっぱりの予報。それでも、今日明日はなんとか持ちそうな感じ・・・でも雨男としては覚悟の上です。
 最近は気にしないようにしているGPVで確認すると、午後から祖母山周辺は雨模様、加えて地域別の時間予報も悩ましい予報です。が、そこは降っても大した事はないと想定し、本日の祖母山復帰登山となりました。

 当然のことながらコースは黒金尾根経由。荷物はテントで一泊出来る程度の装備にしました。尾平の駐車場は有料、無料合わせても10台も無いくらいです。この天気にわざわざ祖母山周辺に登るなんて・・・久々の尾平まで運転したせいか、着いていきなり5分程気絶。ヘッドランプを点けてガスが周囲を包む中5時20分頃出発です。

 標高1,200m付近まで下から見たのとは異なり、スズタケには水滴も無く少し足元が滑りながら、でもやっぱハードなコースやな〜、と思いながら700mポストで着替えた他は縦走路までノンストップです。1,300mを過ぎた辺りからスズタケの水滴が一気に増え、スズタケ前線の雨で一気にびしょ濡れになってしまいました。 縦走路横の展望台に登ると、以外とガスが晴れうっすらですが祖母山も見え、ここで、雨仕様に着替え祖母山に向かいました。

 山頂に9時10分に到着。ちょうどその時、ガスが晴れなんともドラマチックな景色が・・・お〜、素晴らしい! 
 3ヶ月ぶりに登ってきた自分へのプレゼント、と勝手に思いつつ短時間ではありましたが、良かった〜

 少し、落ち着いたので休憩です。先週、坊がつるで山馬鹿さんが持参した某スナックメーカーのじゃがいも菓子にお湯を注ぐといい感じの味付きのマッシュポテトとなり、こりゃ、結構いける!と今回、改めて試してみました。情報は以前から知っていましたが、少々疑問視していました。
 前回の山馬鹿さんが「半分に折った方が良く混ざる」とのコメント。そこで、事前に、お箸で破壊し、お湯を注ぎ混ぜるといい感じです。腹が減っていたので概ね混ざったと判断して食べると、カリカリ感が残っていてマッシュポテトにクルトンが入った食感でグッド! コーヒーと一緒に食べました。

 前後して、女性が1名登ってきました。少し、話をすると長崎(雲仙)からとのこと。昨晩、北谷にテントを張り早朝から登ったようです。今回が初の祖母山だそうで、北谷登山口までの道があんまりなので間違ったかと。さらに、夜中に「やっと着いた〜」と男性の声がしたそうです。その時は、道を間違えたのでは? と話したましたが、そーいえば、祖母傾を1周している時、三尾(傾山)で寝袋で寝ている男性が2人、聞くと北谷からでここまで来て、今から一眠りして北谷まで戻ると言ってたので、同じようなパターンかも〜、と思い出しました。

 長崎の女性を見送り、もう少しガスが晴れるのを待ちましたが、写真を撮るほどでもなく山頂を後にしました。久々の祖母山の登りも大変でしたが、下りもいい感じの滑り具合で、何度となくスライディングしました。心配した足は少し痛みはしたものの、思った程でもなく無事下山しました。
 複雑な天気模様の祖母山でしたが、良い山日和。帰りには、これまた3ヶ月ぶりに竹田市の但馬屋のお菓子を仕入れ帰宅しました。

  








 (1)おー、祖母山にもテンニンソウが・・・

 




 (2)意外にもガスの合間から時折水墨画のような景色が見えました。






 (3)同上






 (4)ようやっと山頂へ。3ヶ月ぶりです。



 


 (5)お〜、絶景。ピーカンとは違う味わいが良いな〜





(6)






 (7)いも菓子「じゃがりこ」






 (8)半分に破壊してお湯を注いで混ぜると味付きマッシュポテトの出来上がり〜






 (9)宮原へ



 


 (10)九合目小屋。
 





 (11)足元の岩では紅葉が。





(12)馬の背。ここからはほとんどガスでした。






(13)あちこちで咲いていたシコクママコナ






(14)宮原にて






 (15)






 (16)