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梅雨だからしょうがないのですが、こうも土日の天気が不安定だとフラストレーションが溜まりっぱなしです。先週は長目のjogで誤魔化しましたが、今週は日曜日はなんだか晴れそう。土曜日も朝のうちは霧雨だったのが、午後には次第に天気は回復し陽が差し始め、くじゅう方面のライブカメラでもなんかいい感じです。うーん、天気予報どおり! ならば、祖母山に朝駆けする事にしてみました。目的はいくつかあります。 ここのところ荷重が少ないので、テント泊道具一式担いで10時間を目安に歩く事、と本題でもある朝駆けでご来光をみることです。オオヤマレンゲは皆さんのレポもあちこちで拝見させて頂いているので目的というより見物気分です。 祖母山で朝駆けとなると神原からでも2時間ちょい、尾平からだと3時間。しかも、荷物も重いので一応4時間を目安に考えると、遅くても1時前に出発する必要があります。そこで、前泊して夜中から取り付く事にしました。緒方のコンビニで弁当とビールとつまみを仕入れ尾平に18時前に到着です。祖母山方面を見上げると微妙にガスが掛かっていますが、きっと、明日の朝はあのガスは取れる! と信じながらビールとつまみで締めて18時半過ぎに就寝。夜中に目を覚ますと外はかなり風が強く☆は見えません・・・ありゃ〜 予定どおり、0時過ぎに起床し1時前に出発です。休憩所の前にテントが張られていたので珍しいな〜、と頭を向ければ当然ヘッドランプの明かりで照らす事になるわけで、ついでに、鹿と目が合ったので犬の鳴き真似をしたせいか、テントの主が出てきました。お騒がせしましたm(_ _)m 川の水量も思った程多くなかったのですが、コース取りなどを考えて宮原から登りました。5月の連休以来の重荷でしたが、ペースはまずまずで普段より少し遅い程度で登っていきます。1,500m付近からなんだかガスの気配と今まで無かった夜露が・・・となると雨の中を歩いているようなもんで結局合羽を羽織る事になりました。9合目小屋には4時前に到着、周辺の木々を照らすとオオヤマレンゲだらけで、すでに茶色になりかかった花から蕾までとバランス的には見頃の様子でしたが、なんせ暗いし、ガスだし・・・見えた範囲でのコメントです。 さて、山頂に着き久々に持参した三脚を準備しいつでもOKの状態なんですが・・・ガスは一向に晴れず。時折、うっすらではありますが青空が見えるものの、予想していたご来光とはほど遠い内容でありまして、轟沈です(-_-;) 3時間近く待ってみましたが、晴れる様子も無いのでトボトボと障子岳方面に向かって出発です。障子岳までの間はスズタケはビッショリで一番テンションの下がる区間でした。黒金尾根との出合いでよっぽど下ろうかと思いましたが本日のもう一つのミッション、重荷を背負って10時間はなんとかしよう、と気を取り直し足を進めました。 障子岳直前なると今までとは違った感じでガスが切れ始め、こりゃ晴れる? と思いながら障子岳の山頂でようやく撮影タイムです。すると、一人、登られてきて、今から天気が回復すれば祖母山まで行くとの事。今日は厳しそうですよ・・・と話して双方それぞれの方向に歩き出した直後に青空と祖母山山頂が見えました。その後は、天気は回復基調で古祖母山頂付近で祖母山方面が良く見える展望台で初夏の雲がかかる縦走路を眺めておりました。 下山して着替えていると長髪を金髪に染め、金のネックレスをして半パン姿のロックな感じおじさんが祖母山方面を眺めています。ついに中高年の登山者にも新風か? と思いました。すると、おじさんから話しかけてきて、山を眺めるのが好きで宮崎県方面から祖母山系を眺めてから大分県側に来たようです。最後に一言「山を眺めると心が洗われて悪い事は出来んな〜」、とその格好とはチョ−不釣り合いな言葉に、「そんなことないっす」 と思わず本音の回答。今日は、山でも何人かすれ違いましたが、なんだか良く話した1日でした。 |
(1)明日の祖母山に乾杯! |
(2)でも、夜明け前からしばらくはこんな感じ・・・・ |
(3)テンション下がり気味で撮影したヤマボウシ |
(4)バイケイソウも花盛りでした。 |
(5)ミヤマキリシマ公園も終了 |
(6) |
(7)風のせいでしょうか・・・・ |
(8)ちと晴れてきました。 |
(9)障子岳山頂、宮崎方面の空。 |
(10)祖母山方面も少しずつ晴れつつあります。 |
(11)思わず深呼吸した青空と雲。 |
(12)今日は厳しいかも〜、と話した直後に見えた祖母山! |
(13)古祖母山周辺ではヤマツツジ(?)が多く咲いていました。 |
(14)古祖母山頂より |
(15)古祖母山近くの展望台より |
(16)同上。大障子岩方面。 |
(17)大障子、前障子。 |
(18)同上 |
(19)ヘッドランプ撮影 |
(20) |