おおいた山日記　祖母山　黒金尾根

【大相撲九州場所】
　３連休、１ヶ月ほど前まではテント泊！の予定でしたが、相撲好きの長女（渋い！）から「一緒に、九州場所見に行こう！」と、日程を話しているうちに３連休の中日と決定。まぁ、テント泊はいつでもやろうと思えば出来るし、滅多にに無い機会なので２４日はなんと優勝の行方が佳境となる九州場所１４日目を見物に行ってきました。
　結局、当日は時折冷たい雨が降り、山の上は雪かな～、と想定していましたが、本日、祖母山山頂でお会いした方によると昨日の久住山は雪で景色はサッパリだったとのことで、３連休の最終日の日帰りで良かったかも、と。

　初めての生の大相撲観戦。テレビで見た方が楽ちんでは？と感じる向きもありますが、会場に行くとそれはそれで「生」の楽しみがある訳で、自分も応援したくなる「高見盛」、福岡県出身、大分県の高校で相撲していた「松鳳山」、大分県出身の「嘉風」などなどが土俵に上がると思わず叫んでしまいました。
　少し斜め後ろから凄い勢いで「たかやす～」と連呼し挙げ句の果てに何を叫んでいるのかわからないのですが、振り向くと黒人さんが力一杯応援していて、あまりの応援の勢いに思わず振り向いて拍手。

　そうこうしていると、前に座っていた5人組が「気合い、松鳳山」、「祝優勝白鳳」と本当に達筆で書いた横断幕を広げて応援していると、義姉から「写ってる～」と電話があり、慌てて携帯のワンセグを入れると、写ってる～。
　白鵬ＶＳ鶴竜戦では持っている横断幕とは裏腹に「鶴竜～」と叫んでおりました。しかし、白鵬が勝ち今場所の優勝が決まった瞬間に横断幕を掲げ、近くのおじさんが「かめら～、と叫べ」というのでその通りにすると、またも写りました。
　弓取り式も終わりましたが、中継終了まであと３分ほど。最後まで掲げていると、またもや写して頂き、なんと中継中に３回も写ったようで、５人組と自分たち４人が最後まで盛り上がっておりました。本当に達筆だったので「祝優勝白鵬」の横断幕を記念に頂きました。ありがとうございました～。

【大分トリニータＪ１昇格！！】
　３連休の初日、２３日は午前中、２時間ほど走ったあとテレビの前でごろごろしていると、そーいえば今日はＪ２のプレーオフの決勝の日ということを思い出しました。ちょうど試合開始から見始めましたが、解説を聞いていると大分は６位だったのでジェフ市原には勝たないとＪ１に行けない、市原は引き分けでもＯＫという厳しい状況。試合が始まるとかなり攻められている状況。後半もあと５分を残すところ、同点で終わるかな～、と思っているときに一瞬のスキをついてしかも冷静かつ芸術的ゴール！思わず手を叩き喜んでしまいました。良かった～

【祖母山】
　そんなことで相撲が終了してからさっさと福岡を脱出、２１時前に家に帰着、そそくさと翌日の山の準備をしました。３週間ぶりの山。水平方向のトレーニングはしていたのですが、垂直方向はなかなか出来ていないのでテント泊仕様の荷物に少し不安を感じながらも久々に黒金尾根経由で祖母山をめざし普通なら宮原方面に下るのですが、今回はピストンすることにしました。

　休日の水平方向のトレーニングは２時間程度やっているので、そのノリで山頂まで歩くことにしました。縦走路に出て霧氷や雪があったらペースも落ちるかも、と思いましたが、縦走路にでると風はあるものの大した雪もなく、霧氷も無かったので結局、ひたすら山頂を目指すことになってしまいました。１０時前に山頂に到着すると、北側斜面には霧氷がしっかり生えていましたが、風が吹くたびにバラバラと落ちていました。

　日なたぼっこをしながらコーヒーを飲んでいると、２人（ご夫婦）＋１人が登ってきたので話しているとご夫婦は埼玉県からの日本百山ハンター、１人の方も名古屋からで、ご夫婦連れは昨日は雪の中の久住山、中岳、本日は風穴経由で祖母山、明日は韓国岳で九州の日本百山は終了するとのこと。それにしても人の少なさに感動していましたが、祖母山系が関東周辺の人気の山のようになると自分なんか祖母山に行かなくなるかもしれませんね・・・。

　山頂で１時間ほど休憩して下山開始。結局山頂ではこの他２名とお会いしたのみで、下山していてちょっと遅い時間に１名の方とすれ違ったくらいで、本当に静かな祖母山でした。

　３週間ぶりの山、祖母山系は１ヶ月ぶり。最近、ハーフマラソンを意識して２時間ほど走っているせいか、山頂までが短く感じました。頭の中で整理しましたが、体力が付いた、というより２時間走り続ける体感時間（？）は結構長いのが率直な印象で、この感覚を山に持ち込むと逆に短く感じてしまうようです。ということで、来週は衝動的に参加申し込みしてしまったマラソン大会（ハーフ）に参加してきます。