祖母山のオオヤマレンゲもそろそろ咲き始めです   

 久々に目一杯山を歩きたい、と衝動にかられ思い立ったのが傾山。傾山にはアケボノツツジの頃か今頃の山行が多く、昨年もほぼ同時期に大白谷を登る官行ルートの綺麗な森に感動したところです。今回は、初の三つ坊主ルート往復の重労働ということで荷物を軽めにして久々の傾山でした。

 夜明け前6時過ぎ九折登山口を足元が暗い中出発。途中の林道、三尾を概ね想定の時間で通過。三つ尾から先はちょうど1年前に歩いたはずなんですが・・・所々記憶の怪しい場所があります。紅葉は当然のことながら標高の高い場所ではとうの昔に終了し、赤や黄色の落葉が登山道を覆っていますが、林道より下ではまだまだ綺麗な紅葉を堪能することができました。特に、下山時は光が当たり赤や黄色のセロハン紙を透過したような光が登山道を照らしていました。

 三つ尾から山頂までの核心部、ここはやはり2時間しっかりかかりました。アップダウンが多いコースですが、下山時に「登る」回数をカウントしてみると6〜7カ所ほどでした。ちなみに坂を登ってみて「登った」と実感した箇所をカウントしたので、個人差はあると思いますので参考程度にしてください。

 山頂には先客が1名、他はだれもいない静かな山頂で雲もほとんど見あたらない綺麗な秋空で、遠くには脊梁の山なみが見えていました。その後、下山時も含め両手で足りるほどの登山客しか登ってきませんでした。
 
 登山口に到着すると、確か自分より後で出発した方がすでにカップラーメンを食べていたので「早いですね〜」と自分。その方は九折越方面に回りぐるっと一周したそうです。岐阜県からと言われたので、「良い山がたくさんあるじゃないですか。」というと300名山を歩いているとのことで齢72才。
 昨日は由布岳と鶴見岳、本日が傾山、明日は大船山に登るとのこと。荷物は軽いとは言いながら凄い体力!!果たして自分がその年でこのバイタリティがあるかというとかなり怪しい。

 「でも、地元の山がやっぱり良いな〜」、と言ってました。自分は他県の山をそんなに歩いているわけではありませんが、四季を通じていろんな時間帯に登ることが出来る通い慣れた山は良いです。

【万歩計】
 最近、訳あって万歩計を付けているので今回果たして何歩歩くかな〜、登山口でリセット。使用を開始して約1ヶ月、意識して歩いて最高で27,000歩。一度、30,000歩を越えてみたいとの思いもありましたが、本日の歩数は24,000歩程度。山は一日歩き回りますがやはり平地を歩くみたいに1分120歩ペースではないので案外歩数が伸びません。
 同様なケースとしてジョギングも距離の割には歩数が増えません。少し考えれば分かることですが、1歩の幅が広いので足の短い自分でも10km走っても8,000歩程度。歩いた場合6km程度と同等の歩数となり、どうやって歩数を稼ぐか色々と考えた日々でした。やっぱ、峰入りで頑張ってみるしかないのかも〜



 






 (1)三っ尾
 




 (2)尾根に上がるとすっかり落葉しています。
 




 (3)谷に映る三坊主の影
 





 (4)紅葉の時期に通ったくじゅう方面も快晴です。





 (5)大障子。




 

 (6)山頂にて






 (7)これはこれで綺麗な縦走路
  



 

 (8)標高が低い場所ではぼちぼち紅葉が残っていました。




 


(9)足元の紅葉






 (10)観音滝手前の紅葉の森
 




 

(11)久々に歩き倒した傾山






(12)しばし息を呑んで見上げた紅葉