祖母山のオオヤマレンゲもそろそろ咲き始めです   

 先週、雨の中「祖母山でオオヤマレンゲを10年分楽しむツアー」を実施したところですが、やはり景色の見える中で祖母山のオオヤマレンゲを鑑賞したいと思い、ちょうど1週間後再び祖母山に登りました。ついでに、前回も歩いた越敷岳方面から山県境を経由して登る登山道も検証してみたいとの思いも加わり、と相変わらず欲ばり登山です。いろいろ、書き留めたいことがあるのですが、思いつくままに・・・

 早朝4時頃、越敷岳登山口に到着(祖母山まで往復なので、車でいけるところまで)、4時20分に出発です。
 前回、どしゃ降りでどうしようもなく泥だらけの道を歩き、靴の中で足が水没状態だったのですが、今回は天気も良く快適だ〜、と思いきや、越敷岳から祖母山に向かう縦走路のススキがしっかりと朝露を抱えており、パンツがびしょびしょ、靴の中がずぶ濡れになるのも時間の問題でした。これまでだったら、早い段階で靴を脱いで排水作業するところですが、何様前回が前回だっただけに、まぁ、そのうちにと気持ちよい縦走路を歩きながら、靴を脱いだのは三県境で、ここで靴下を絞りました。

 越敷岳からの縦走路の途中、三角点:鹿子原(かごわら)に向かう脇道があり、前回は景色も見えないし疲れていたのでパスしましたが、今回は立ち寄ってみました。分岐から数分で大障子岩方面から祖母山が良く見えるピークに立つことができます。ここから見える夜明けも結構、イケるかも〜。再び、切り開かれた登山道に戻り朝日を浴びながら登っていきます。途中、急登もありますが味のある登山道です。やがて、坂道が緩やかになり植林が始まると間もなく三県境に到着です。

 ここからは、北谷からの登山道と合流、国観峠を経由してまずは祖母山頂に向かいました。山頂に8時に到着、障子岳〜傾山方面までガスが掛かりながらも良い景色が見えていました。誰もいないし、靴下を脱いでしばし干していましたが、みるみるうちに大分県側はガスに覆われ、あっという間に景色は見えなくなりました。

 その後、オオヤマレンゲを観賞するため九合目小屋に向かいながら見上げていると、茶色になった花が目立ち、どうやら先週が最盛期だったようです。といっても、開花している花も多く鑑賞には問題ありません。ただし、来週はちと厳しいかもしれません。ちょいと、小屋の中を覗いてみましたが誰もいませんが、先週の雨の中の宴会の残像が見えたような気がしました。

 ここからは山に関係ありませんが、下山したのが11時20分頃、それから我が家に戻り1時間の間に、洗濯、庭木の水やり、シャワーを浴びて15時頃から嫁さんの実家である博多へ。博多へ着いた頃は元気良かったのですが、19時過ぎにビールを飲むと気絶するように寝床に倒れ込み、そのまま朝まで寝てしまい、嫁さんの両親も呆れておりました。
 翌日、せっかく博多まで来たならば、と思い、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、あちこち自分でも補修し。かなり限界に近づきつつある靴、まだ愛着があるのですが、ついに新調しました。これも山馬鹿さんの靴を見たせいかなぁ〜。でも、里山などの低山で酷使したいと思います。

  登った高さ 1,300m位  歩いた距離 14.5km  全所用時間 7時間10分(休憩時間含む) 



 

 (1)
 地図「1.登山口」
 越敷岳登山口。越敷岳、祖母山のピストンであればここまで車で登れます。5台程度は駐車可能です。




 (2)
 地図「2.縦走路へ」
 縦走路着(これは帰りに撮影)。




 (3)
 (2)で振り向くと特徴のある木が立っています。





 (4)
 縦走路からまだまだ、遠くに見える祖母山です。

 (5)
 地図「5.分岐」
 前回は、ここで緩木山方面に曲がりました。




 (6)
 (5)のアップ。↑方面が祖母山となります。

 (7)
 地図「6.樹林帯へ」
 ここから樹林帯となります。





 (8)
 三角点:鹿子原(かごわら)への分岐。
 点線が三角点、実線が祖母山方面になります。三角点まで距離で100mほどです。



 (9)
 地図「8.三角点 鹿小原」
 4等三角点
 



 (10)
 三角点から大障子岩、祖母山方面が開けているので、立ち寄ることをお勧めします。




 (11)
 同じく、祖母山方面。まだまだ遠い・・・




 (12)
 道は切り開かれていて快適です。




 (13)
 (12)に同じです。自然豊かな印象の縦走路です。




 (14)
 間もなく急登も終わります。

 (15)
 間もなく三県境に到着します。やがて植林地帯となります。





 (16)
 地図「9.三県境」
 三県境に到着。

 (17)
 地図「10.国観峠」
 三県境から一旦、緩やかに下った後再び登り、国観峠に到着し目の前に祖母山と青い空が見えます。




 (18)
 まずは、祖母山山頂へ。

 (19)
 この前とは違った青空の下の祖母山頂。





 (20)
 しかし、傾山方面を眺めるとガスが沸き上がっています。
 山頂到着後、わずか30分で大分県側はガスに覆われ見えなくなりました。




 (21)
 オオヤマレンゲ。
 枯れた花も目立ち始めていました。





 (22)