まだまだ寒かった祖母山系、でもアケボノツツジもちらほら・・

 なにかときぜわしかった4月もそろそろ終盤、我がやの騒動も概ね一段落しそうな様子。できればテント泊の週末にするつもりでしたが、そこまでは無理か〜、ということで祖母山系障子岳から古祖母山を歩きました。というのもそろそろ標高の低い場所ではアケボノツツジが咲き始めているはずなのでその確認が主な目的です。

 こちら方面にくるのも1月9日以来、3ヶ月以上のご無沙汰です。季節も本来春なのですが天気予報では寒気の流れ込みで寒くなるとの予報。それでも天気予報は晴れ。これを信じて夜明け前、うっすらと明るくなりかけた尾平登山口に着いて祖母山方面を眺めるとすっぽり雲に覆われ、挙げ句の果てには小雨まで・・・
 でも、そこは次第に回復することを信じて出発です。いつものように黒金山尾根を登るつもりで歩いていると、日頃水が流れていない支流も結構な水量です。こりゃ、最後の橋の所は渡れるかい?、と想像しながらたどり着くと結構な水量でしたが、靴の中は若干濡れたもののギリギリセーフでした。

 天気も回復する兆しも見えず、ひたすら登りに徹し1,200mポストを過ぎた辺りからちらほらアケボノツツジが咲いていましたが、まだまだ走りといったところです。その後、アケボノツツジを見たのは尾平越の少し手前くらいということで、歩いた範囲で言えるのは、開花ラインは標高1,200m程度でそれ以上での開花は見ることが出来ませんでした。

 1,400m過ぎたあたりから何となく寒くなり、スズタケの葉っぱの上には白いものが。そして縦走路手前天狗岩方面を眺めるとびっしりと霧氷です。まさか、この時期に見ることができるなんて、とふと思い出したのは昨年4月26日に長崎隊の皆さんと由布岳に登ったときに霧氷でした。やはり、この時期って、こんな時期なんでしょうね〜

 結局、終日ガスが晴れることなく曇りの一日で、祖母山はほとんど最後まで山頂を現すことがありませんでした。それでも、自分と同じ様にアケボノツツジを狙って歩かれる方と多くすれ違いました。
 





 (1)
 黒金尾根山の1,200mポストから少し登ったあたりの開花状況。
 これでも咲いている方です。 

 




 (2)
 いきなりの霧氷にびっくりです。




 (3)





 (4)霧氷
 




 (5)縦走路を振り返っても祖母山はほとんど見えませんした。





 (6)
 




 (7)障子岳より

 



 (8)
 




 (9バイケイソウ)




(10)尾平方面の開花状況。咲いている個体数は結構見かけました