このルート見たことある、というかトレランのトレーニングで通過したことあるやん、と思い距離も短めだったのでどうしよう、と思いつつギリになって申し込みました。 距離も短めだし参加者は50名程度かなぁ、と思ってたら100名程度とまずまずの賑わいでした。それより問題は天気です。昨年秋以降の大会ではお初の雨模様。雲の動きでは微妙に雨雲がかかる予報ですが、山の上は確実に雨、少なくとも五里霧中は必至です。 標高1,200mの会場に近付くにつれガスは濃くなり小雨がぱらつき風も強く、車の中にいると絶対外に出たくない光景です。正直お土産だけ頂いて帰ろうかな・・・ 車の外を見てると既に半パン姿でうろうろしてる方もちらほら。こんな時ってソロ参戦はメンタル弱い。隣の車には若い男性二人組が車外で準備をしてます。一応、着替えはすんでるけど外に出たくね〜 今回は嫁さんとゆうたろう同行で助手席に座ってにこにこしてる。今回は小さい写真を連れて走るつもり。開会式の時間が近くなったので車外に出ると自分が思ってるほど気象条件は悪くない印象。会場に着いて、おっと嫁さんの写真忘れてるし〜、と会場と駐車場が近かったので小走りで写真を胸ポケットに詰め込みました。 開会式の会場もイメージしてた場所と違うなぁ、と思ってたら当初の予定の場所は天気が良ければ景色の良い広場らしいけど、逆をいえば吹きさらしになるので急遽、風当たりの少ない場所に変更したそう。 会場では高木社長らしい人がゲートを立てる準備をしてました。この時は似てるなぁ、と思ったけどゴールの皆さんのコールしてる声を聞いて、やっぱり高木社長やん。英彦山以来、幕間を借りてちょっとご挨拶。 霧雨だけでなく稜線では強風らしく楽しみにしていた三突から黒岳からの親父山の縦走はショートカットされ親父山方面に直登し途中から四季見ヶ原に戻るルート。開会式の時に説明があったけどショートカットするらしいのは分かったけど具体的なコースは理解できず要所要所には誘導があるやろ〜 11時にスタート。最初は一気に林道&山道経由で450m下降してから山を登り返します。途中、竜ヶ岩の滝遊歩道は渓谷沿いの階段で滝は見応えあったけど階段キツくて前後から喘ぎ声が聞こえてきます。 再び林道を走り、いや歩いていくとこじんまりとしたエイド&チェックポイント到着。 元々距離短めで、こんな天気なんで水も食料自己完結でも良さそうだけど、ちょっとあるだけで嬉しい。バナナは普通なら1/3〜1/4カットだけど大胆に1/2カットだったので小ぶりなのを選び、コーラもあったけどそれほど体力消耗してないのでスルー。ここから未舗装道路を経由して登山道へ突入です。 要所にはスタッフや山の会の方がボランティアで誘導していて、この日の天気はホントに寒かったと思います。この日の最高点を過ぎてから下り基調でずるずるの場所もちらほら。 ゴールまであと少しの場所で前後した若い方から「凄いですね〜」「?」多分「年齢の割に」が省略されてる・・・ コロナ前ならもっと早かったぞ、と言ってもこれが今の実力でありまして日々鍛錬であります。 ゴール直前数百メートルでまさかのロスト・・・直前で嫁さんの写真とスマホでゴールの景色を撮ってるその脇を数名が抜いていきました。早速、掲載された結果と写真を見比べると自分を追い越している女性が順位では自分より遅くなっていて、どこが正式なゴールだったのかミステリーです(^_^;) 開会式前にスタート会場の横のテントでは大鍋で野菜を煮込んでるんで豚汁かな〜、と思ってたらゴールすると豬カレーができあがってました。スタート前は暖房代わりに暖まってました。係の方が「お代わりOK、応援の方もどうぞー」と大盤振る舞いでした。 しばらくゴールの様子を見てると年齢が近い4人の子連れのおかあさん、一番下は6ヶ月くらい。パパのゴールを5人で待ってるそう。パパがゴールすると子供さんが駆け寄り微笑ましい景色でこうやって子供を連れて応援に来てくれるおかあさんにも感動して会場を後にしました。 着替えてから帰り道をグーグル先生に聞くと産山村経由の道を教えてくれました。 指示された道を走っていると見覚えある。一昨年嫁さんと赤川浦岳にアケボノツツジ見物の時に通った道。見覚えのある場所ばかり。ループ橋、大蘇ダムの上の橋、阿蘇望橋、動物の型抜き盆栽、立ち寄ったソフト屋等など。横でゆうたろうと一緒に笑ってる。 今日も一緒に来てたんだなぁ、と感じたひとときでした。(2024.3.23) 【データ】 距離 12km 累積標高差 1,000m ※実測 要した時間 2時間位 【備忘録】 服装:ランニングシャツ(半袖)、アンダーシャツ、ランパン(パタゴニア)、靴下(Xsocks)、靴(サロモン)、グローブ 持ち物:ザック(MH 12L)、ソフトフラスコ(500ml×2)、ヘッデン1個、バッテリ-(スマホ用)、エイドキット、エマーゼンシーシート、食料(あられ)、ウインドブレーカー上下、アンダーウエア1着、グローブ(防水)、スマホ、携帯コッフ 【気象条件】 天気 小雨 気温(湿度) 11:00 11.1(93)℃〜13:00 13.1(89)℃ 風 南より 1m/s 観測地点:高千穂(標高350m) スタート地点の標高:1,220m 最高点:1,520m |
(1)なかなか外に出る気が起こらない。お土産だけもらって帰ろかな〜 (2)外に出ると寒いけど雨はそれほど降ってない (3)豚汁かな〜 それより暖をとるため覗くフリをする (4)スタート〜 しばらく下る (5)左下の道に3人ほど走ってる (6)写真を撮ってる間に抜かれる (7)自分のペースで登れない階段はつらい (8)質実剛健なエイド。でもコーラがあったぞ! (9)そろそろ最高点。吹きさらしの場所では一気に冷える (10)最高点を過ぎると走りやすいトレイル。今日は雨でズルズルゾーンもあったけど〜 (11) (12)順位を見て? 左端に写ってる女性のタイム、自分より遅いのはなしか? 写真撮ってる時点でどーでも良いけど (13)答えは「猪カレー」でした (14)お代わり自由、選手以外の応援の皆さんもどうぞ〜 と大判振る舞いでした (15)パパを待つ4人兄弟とおかあさん (16)パパがゴールすると駆け寄っていく子供さん。良き景色である。 (17)帰りの林道から見えた景色 (18)お土産。蒸しパンは日曜日の主食でした (19)完走証 |