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3日目。本日は基本二本杉まで下山するのみ。ではありますが昨日と違うのはしっかり荷物を背負ってとなります。 どの程度の歩行距離、累積標高差になるかピンと来ない自分は地図で見たイメージでは、結構歩くな〜という印象です。この時期、この山域のメインはなんといってもカタクリで、その中でも雁俣山はカタクリの群落が見られる山として有名です。 山馬鹿さんによれば雁俣山はオプショナルツアーとのこと。朝起きて出発する時に「どーする?」の問に、速攻「パス!」、そして黒坂への分岐地点で逆に「どーする?」と聞くと「よっちゃんが行けば行ってもいいよ、位かな〜」との回答だったので、京丈山前後であちこちでカタクリ見たし・・・と、3日目は相当に軟弱になっていました。 テン場を出発し、渋ーい森を通過して京丈山を目指します。こちらのルートは国見岳方面とは異なり、主要な分岐点で看板やレスキューポイントがが設置されている他は目印となるテープが少なく、その分位置の確認が多くなりました。また、山馬鹿さんが昔、先輩と歩いた際に派生した尾根で間違いやすい場所があるので注意するように言われた場所もあるので、前2日より慎重です。 山域の自然林を楽しみながら足を進め、ワナバ谷からの登山道の合流点を過ぎた辺りから、ちらほらとカタクリの花が見え始めました。日当たりの加減もあるとは思いますが少し盛りを過ぎた感じもしますが、写真にはまだ十分耐えうる咲き具合です。群落とまではいきませんが、京丈山前後の登山道の両脇でカタクリを楽しむことができました。 それに加え、山シャクも京丈山周辺で見かけましたが、いずれも蕾のままで開花はもう少し先になりそうです。京丈山から二本杉に向かう途中、多くの方々とすれ違いましたが、その中にも「ヤマシャクどうでした〜?」と聞かれる方もいました。そのほかにもトリカブトなども見られ、天主山の光景を思い出しました。 京丈山山頂に到着し。最初のうちは疲れのせいか本当に「ボー」としいて、どの順番で休憩の準備に取りかかるかしばらく時間が掛かりました。そよかぜ姉さんから頂いたお茶を飲み、ようやく頭も回り始めいつものようにお茶を沸かし、コーヒーを入れ甘夏缶をすすりほっとし、カタクリや山頂からの眺めを撮影しました。 京丈山から二本杉まではほとんどが杉林の中の登山道で、いつもなら単調に感じる道も、陽射しが強く、ほとんど陽が差さない杉林に密かに感謝です。さて、そんな杉林が終わりかけると噂に聞く黒原の集落、といっても1軒しかない・・・そよかぜ姉さんによると車道を少し下って川を渡ったとのこと。少し、下ってみるとそれらしい道が無いようなのでそれじゃ、こっちか、と地図ではほぼ直進している道を登りかけると地元の方から「そっちの道は今は荒れて使えん」と、教えて頂き、最初のとおりもう少し下ると、車道に「二本杉」と書かれた看板があり、これに従い二本杉へ。歩き始めて7時間、ようやく二本杉の車道に飛び出し今回の山旅も終了です。峠の茶屋で今回の忘れ物王の山馬鹿さんからコーヒーもしくはかき氷とイモ天のご相伴いありつきました。 今回も長崎隊のお二人には大変お世話になるとともに厳しくも楽しいときを共有することができましたm(_ _)m。 (2014.5.4) |
(1) 最終日。当然のことながら全てパッキングして出発です。 |
(2) 今日はザックを背負っているのでそれなりに見えます。 |
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(3) 味のあるブナの下を歩いて行きます。 |
(4) 綺麗な尾根を見上げながら、振り返りながら下っていきます。 |
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(5) ムシカリが満開でした。 |
(6) 地図「4.ワナバ谷分岐」 場所を確認中の山馬鹿さん。本日はこんな光景が何度もありました。 |
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(7) べっぴんさん。 |
(8) 京丈山が近づくと綺麗な森。あっちを見上げ、足元を探し・・・ |
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(9) ヤマシャクヤクも多く見かけましたが残念ながら開花した株は見かけませんでした。。 |
(10) 。 |
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(11) 地図「5.京丈山」 気持ち良い山頂。周囲には点々とカタクリの花が咲いていました。 |
(12) 山頂からの景色。 |
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(13) 地図「6.分岐」 とりあえず、雁俣山方面へ。 |
(14) あとはほとんど杉林の中を歩いて行きます。 |
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(15) 地図「7.黒原分岐」 ここで、雁俣山へ行くかどうかの最終判断。すかさず「パス!」 |
(16) 地図「8.車道へ」 少し、車道を下ると左側に「二本杉」の看板が立っています。(17) |
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(17) 地図「9.再び山道へ」 右側にある川を渡ります。 |
(18) (17)から山道に入ったところ。すぐに橋が架かった川があります。 |
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(19) 地図「10.雁俣山看板」 |
(20) 地図「11.二本杉登山口」 やっと帰ってきました〜 |
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(21) 地図「11.二本杉登山口」 を振り返って。 |
(22) 峠の茶屋でかき氷といも天を食すそよかぜ姉さん。 イモ天にはおちょぼ口でかじった歯型が・・・ |
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(23)以下、スナップです。 (24) |
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(25) |
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