呉市の蒲刈島で開催されるアイランドトレイル。 昨年は7月の開催。嫁さんのこともあり参戦に二の足を踏んでたけど、申込みの締切りが過ぎた後、たまたま見たら期間延長でポチりました。 呉には嫁さんが好きだった社会人時代の先輩がいて、直前まで良くラインで情報交換してたのは知ってたので、一度行こうと思ってた場所。 結局、昨年は先輩には会えなかったけど、その後は思い出したようにラインを頂き、つながりが維持出来ているのも嫁さんの縁と思ってます、 今年は4月の開催。ただしコースが変わり山道をピストンする、それなりにハードなルートどり。そのかわり最後のおまけのピークが無くなり、一度、ゴールの前を通り過ぎるメンタルへこむ部分は無くなっただけでも嬉しい。 とはいえ、往路で下りを走りながら帰りはこれ戻るんよな〜 と思うとこれはこれでメンタルにきます。 前日は昨年とは違い呉のビジネスに泊まることにしました。この時点で先輩には連絡をとって無かったので、こちらにしたのですが結局、ご主人の都合で会えなくなりました。 とはいえ応援ラインを頂いてました。 前回の広駅周辺とは違い、晩飯の店はよりどりみどりで最初に行こうと思ってた店は、なんと定休日、今年から定休日を拡大したらしい・・・それならと、酢豚が美味しい中華屋に行ってみると今度は自分にとって高価格で食べたいものを注文すると5,000円を超えそう。 たまたま、その店の直前に見かけた古びた中華屋さん。入り口の右側にはレトロなサンプルどんぶりが並び、麺をつり上げたお箸のサンプルはたまらん。店に入るとカウンターの塗装も剥げレトロ感満載。 明日のレースに備えて、中華丼と餃子を注文。今まで中華屋さんで餃子頼んだけど中華鍋で焼くのは初めて見ました。従って、綺麗に並んだ状態では無く言い方悪いけど雑に盛られた感じ。でも、味は良好で特に餃子の皮のがしっとりかつもちもち感の餃子でした。 店を出た後は呉のアーケード街を散歩、朝食用のおにぎりを仕入れてホテルに戻りました。 翌朝5時頃ホテルを出発、昨年の記憶をぼんやり思い出しながら島に渡ると、なんと桜が満開でようやく散り始めの咲き具合。市内に比べると気温が2,3℃低いかも。 しかし、当日のアメダスの気温を比較すると呉の方が低い・・・なしか? 見覚えのある駐車場に着く頃、ちょうど陽の出。海岸から天文台に散歩。 そろそろ受付けが始まってる感じ。ただ、手にしてるのがとても小さい感じ。実際受付するとゼッケンとパンフと携帯コップそれと会場出口でもみじ饅頭を1個のみ。九州のトレイルのもてなしに慣れてる者としてはとっても貧弱。 トレイル大会の目的の一つに地域振興、副市長も挨拶で言ってたけど蒲刈のPRのはずなんだけど、せめて蒲刈の特産品とか無いんかな〜 と思いつつ眺めてました。 そんでもってエイドが充実してるか、というと普通。コーラがあるだけ良いかな、とは思うけど下松の笠戸島トレイルなんか充実しすぎて水分も食料も持たなくて大丈夫。 参加費が安ければそうかな〜、と思うけど距離、エイド、おみやげを相対的に見て今までで最低レベルの印象は拭えない。 独り言です。 今回も嫁さん、ゆうたろう同行です。さすがに外に出て応援はできないので車中で力をもらってスタート会場へ。ただ、いつもレースで持参している嫁さんの写真を忘れてしまい平謝り。ごめんなさい。 嫁さんは嫁さんで先輩の応援に行ってるかも・・・ スタートは2グループ分割スタートで自分は10分遅い8時40分の遅いグループのスタート。 風は無く快晴。芝生の会場のすぐ後ろは青い海。でも日差しは暑い。去年は7月の大会だったので、スタートして間もない階段で汗まみれ、今回も似たようなもんだけど気温も湿度も低いのでそれほどダメージは無い。 樹林帯に入ってしまえばこの時期なので涼しいし去年は大雨の後で下りも登りもずるずるだったけど今回は快適ロードでした、と言っても急傾斜。小さい島だけど登山道が整備されていて階段があったりするので翌日は筋肉痛で動きが変(^^;) 肉食べよ〜 最後のエイドを過ぎると最後の登り。ここのエイドはひしゃくで水を掛けてくれるサービスがあります。ここで、直立不動で「頭からかけてください」「えっ、頭から良いんですか?」「頭からいってください」てな会話を交わしながら2回かけてもらい最後の登りに向かいました。この時点で大腿四頭筋辺りがぷるぷる〜 この辺りになると他のランナーから離れないようにと思うけど、要は自分との我慢比べで、今、この辺りで同じペースで登ってるということは同程度の走力の持ち主で、ここからは抜き去るというよりサバイバル。 最後の下りに掛かると絶景〜 この景色は価値ある〜 と思い立ち止まり写真撮影。 この後、平坦な一般道に降りるとこれまで下り慣れしてた足は上がらず、何度も足を止めながら最後くらい走ってゴールしようと思ったけど大腿四頭筋が攣る攣る〜 なんとかごまかしながら走ってゴールできました。 車に戻るとドアを全開、嫁さんとゆうたろうにゴールの報告。 ペットボトルの水を頭から掛けると汗が乾いた塩分が溶けてヌルヌルの温泉気分。景観破壊にならない程度に周囲に気を遣いながら体を拭いて着替え、少し温まったノンアルビールを飲みながら会場出発です。 まずは周辺の花見から。今年は2回花見ができた気分です。 その後、海辺の定食屋さんへ。ここでちょっとした事件が・・・ 自分が駐車場に着くと同時に母子連れが到着しました。店に入ろうとするけど見た目普通の家の玄関だけど横には店の看板があるので「ここですよね」と玄関開けて声を掛けるも反応無し。 家の作りに奥行きがあったので堤防に続く道に沿っていくと入り口っぽいところがあったので「こっちみたいっすよ〜」と3人で店に入ったのが勘違いの始まり。 テーブルは別々だったんだけど・・・店の方には3人連れに思われたようで、注文は一応自分は「定食」、母子連れは「定食2つ」 間もなくして定食が2つ運ばれ、それぞれに取り皿がありまだ追加の品があるのかなぁ、程度でした。しばらく経ってももう一つ定食が来ないので、ひょっとしたら「3人で2定食と勘違いしたのかも」とお母さんが聞きに行くとやはりそうでした。 母親からすると、この3人がどういう関係性に見られたかとっても気になったのでは、と思うと可笑しくて。妥当なところとしてはじいさいんの娘と孫、まさかの夫婦! それはありえんな〜 ということで食事中は沈黙の時間でした。 食事が終わり目の前の海の写真を撮ってると、「どこから来たんね」と店の若女将でトレイルと言っても分からないと思い、山を走るマラソンに、ていうと「うちが人数分のおにぎり作ったんよ。たしか600個」 「あ〜、エイドにあった!」聞くとスタッフの弁当も作ったらしい。参加料とお土産などのコストパフォーマンスの低い大会、ここのお店はいくらで受けたか思わず聞こうか、と思ったりしたレース後のハプニングでした。 このあと去年は入館しなかった蘭島閣美術館に立ち寄りました。この周辺は歴史的な建物が残っていて半日ぐらいかけてゆっくり歩きたい場所でもあります。 海辺に立てば今日走った上蒲刈島、蒲刈大橋も見え良い場所です。 短時間でしたが観光ののち一路九州へ出発、19時頃無事我が家に帰り着きました。 帰宅後ラインには先輩からお疲れさまラインが入ってました。先輩は蒲刈島が好きな場所らしい。来年も参戦しようかな〜 【データ】 距離 18km 登った高さ 1,800m位 要した時間 3時間40分くらい 【備忘録】 服装:ランニングシャツ、ランパン(パタゴニア)、靴下(Xsocks)、靴(サロモン) 持ち物:ザック(5L)、ソフトフラスコ(500ml×2)、ヘッデン、エイドキット、イマージェンシーシート、食料(せんべい)、ウインドブレーカー上、、スマホ、バッ。携帯コッフ、GPSウオッチ 気象条件:晴 気温(湿度) 8:00 17.2℃(67%) 13:00 21.9℃ (50%) 風 東よりのち南西 1〜3m/s 観測地点:呉市蒲刈(標高48m) |
(1)九州脱出。今年は好天 (2)呉の街。後ろは山 (3)アーケード街 (4)古びた中華屋さん。カウンターの剥げ具合、嫌いではない (5)乱雑に盛られた餃子は美味しい (6)中華丼 (7)外観 (8)昭和感溢れるサンプル食品 (9)街をプラプラ〜 (10)この橋を渡って蒲刈島へ (11)夜明け前 (12)会場の海辺にて。そーなんだ〜 (13)椰子の木が南の島風 (14)桜は満開 (15)桜 (16)ドーピング(^_^;) (17)スタート&ゴール会場は芝生で気持ち良い (18)振り返ると蒼い海 (19)なんとなくオーラ溢れる後ろ姿。女子の部、1分差で2位でした (14)開会式 (15)早い人たち (16)自分も含めマイペースの人たち (17)この辺り階段だし日陰がなくてあっち〜 (18)朝イチ渡った安芸灘大橋 (19)蒲刈大橋 (20)蒲刈の街並み (21)絶景ポイント (22)ゆっくり眺めていたい (23)振り返る、結構ざれて滑りやすい (24)足が止まったフラットゾーン (25)写真を撮ってる間に抜かれていく〜 (26)苦笑いのMCさま (27)親子ペアゴール! (28)島は花見のシーズンでした (29)事件発生の食堂。右下が取り皿・・・ (30)食堂のそばは海 (31)蘭島閣美術家も趣のある外観です (32)振り合えると蒲刈大橋 (33)昔の代官屋敷のあとらしい (34)無事、九周帰還 |