【前置き】 昨今、英彦山に通っていたワケ。福岡県の山で英彦山周辺の地図を眺め、妙に目に留まったのがJR日田彦山線の「筑前岩屋駅」と「彦山駅」。筑前岩屋駅を起点に県境ルートはどーよ と考えた次第。 特に、コースの終盤となる英彦山を何処から登って、どちら方面に下るのがベターかその確認も踏まえての、英彦山山行でもありました。 オンロードもあるけど面白そう〜、と思い立った頃に足首を故障。 微妙に痛みは残るも、このアイデアが次第に喉に刺さった小骨のように感じ始め、すっきりしない天気が続きやるなら今! とミヤマキリシマの誘惑にも耐えながら、早朝の筑前岩屋駅前に立ちました。 【筑前岩屋駅】 駅に向かって、右側は水くみ場のため、駐車しないようにとのお達し。従って、左側に5〜6台の駐車スペースがあります。 土曜日の早朝だったので、自分1台だけでした。トイレも綺麗で自販機有り。無人駅ですが、下山後駅に降りると水くみ場は賑わっていました。公衆電話もあります。 【彦山駅】 ここは駅前に適当に駐車しているようでした。駅前には道路を挟んで食堂が2,3軒、自販機も5,6台並んでます。トイレもまずまず綺麗。小倉方面は1番ホーム、日田方面は3番ホームで線路に降りて渡れます(^^) 【本題】 今回はトレランスタイル。まずは峠までオンロード。早朝で谷間を登っていくので涼しいかな〜と、思ったら・・・暖かくて湿度が高くて汗ダラダラです。熱中症モードです。この状況は、終日続く訳で、特に、帰りのオンロードはアッチ〜 時折、風が通る場所では、ザックを降ろし体を冷やすこと数分。呼吸が整った所で再スタートの繰り返しでした。 今回、お初のルートは釈迦が岳〜岳滅鬼岳の間。英彦山で話した方によると釈迦が岳はどーやら別ルートで登ったようです。釈迦ヶ岳山頂からはうっすらですが英彦山が見えます(遠いし・・・) 釈迦ヶ岳から三国境(浅間山分岐)までの登山道は植林中心で淡々と走るには良い景色です。三国境から先はブナやコナラなどに変わり、さらに走りやすくなりました。岳滅鬼岳から先はアップダウンと痩せ尾根が多く、この辺りは慎重に通過。 猫の丸尾手前になると、そーいえば秋に長崎隊と歩いたなぁ、と思い出しながら猫の丸尾で小休止。ここから、籠水峠まではあっという間でした。そして、最後の南岳の登りはさすがに足が上がらなくなり途中、何度か小休止を入れながら先客のいる山頂に到着。 先客の一人が、格好を見て「何処からですか?」 「筑前岩屋駅からでっす〜」 「朝3時頃出たんですか?」 「5時半頃です」 「祖母傾1日縦走もしたことあるんじゃ?」 「は〜い」 みたいな会話。一度、チャレンジしたいとのこと、水場や時期の事についてしばしお話しました。 トレラン姿には暖かい英彦山でした。 階段が無い北西尾根を一気に駆け下り、別所で並み居るライダーの中、コーラ片手に男前いせくんにご挨拶。ここからオンロード彦山駅へいざ〜 当たり前ですが標高が下がると気温は高くなる訳で、彦山駅に着いた頃には日干し状態です。 ここでも、コーラを一気飲みするも足らん。水を追加してようやく体全体に水が染み渡ったようです。 電車は1時間に1本も無いローカル線。しかも休みの昼間は人も少なかろう、と汗臭いそのまんまの格好で電車に乗り込むと乗客多いし・・・思わず、ひるんでしまい一駅なので端っこの方に立ってました。 【雑談】 釈迦ヶ岳の△点データを見て、なーるほどと思ったこと。△点名は「宝珠山」。平成17年の合併前の旧村名は「宝珠山村」。 村の名前になる程の由緒ある山だったんですね〜 【データ】 距離 26.8km 登った高さ 2,000m位 要した時間 6時間20分位(以下、詳細) 筑前岩屋駅(5:30)− 斫石峠(6:06/6:11)−釈迦ヶ岳(6:30/6:32)−三国境(7:23/7:32)−岳滅鬼山(7:52/7:54)− 岳滅鬼峠(8:15/8:17)−上塚山分岐(8:36)−猫の丸尾(9:07/9:13)−英彦山南岳(10:06/10:22)−別所(10:58/11:03) −彦山駅(11:50) JR運賃(彦山駅〜筑前岩屋駅) 230円 (2016.6.11) |
(1)地図 「1.筑前岩屋駅」 駅の左側に一般の駐車場とトイレがあります。 |
(2)トンネルの説明。すごいトンネルでした。合掌。 |
(3)棚田百選に選ばれている水田。 |
(4)地図 「2.釈迦ヶ岳登山口」 トンネルのそばに登山口があります。駐車スペースも路肩に数台分あります。 |
(5) 釈迦ヶ岳山頂。本来の急登ルートとは別ルートでした。また、宿題が・・・ ここから、遠くに英彦山が見えました。今日の暑さで行けるかチョ−不安。 |
(6) しばらくは登りも含めて、こんなイメージです。 |
(7) 来た道を振り返って。 |
(8)地図 「3.三国境」 実線が岳滅鬼山方面、点線が浅間山方面です。 |
(9) 三国境からはブナなどの森に変わります。 |
(10) 岳滅鬼山手前の伐採地帯 |
(11) 岳滅鬼山 |
(12) 左のピークを振り返ったのが右。 |
(13) 痩せ尾根が多くなります。 |
(14) 展望良好な場所から英彦山遠望。 |
(15) 岳滅鬼峠 |
(16)地図「4.上塚山分岐」 |
(17)地図「5.猫の丸尾」 ここで一休み。 |
(18)地図「6.籠水峠」 猫の丸尾からすぐです。左は鹿の角の壁。 |
(19) 最後の登り |
(20) 南岳手前の鎖場 |
(21)地図 「7.英彦山南岳」 ここでしばらく休憩。 |
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(23) 北西尾根に向けて出発〜 |
(24) 激走しながら撮影してみました。 |
(25) 男前、いせくん。 |
(26) 銅の鳥居の先もしばらく参道の階段だったんですね。 |
(27) 右に登ると「彦山駅」です。 パトカーは一旦停止取締中(^^;) |
(28)地図「9.彦山駅」 駅前の車はJR利用客の駐車中の車。 右は料金です。 |
(29) 彦山駅構内。 |
(30) 筑前岩屋駅構内。右がトンネル。 |
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