秘密の花園訪問の巻きでした。 

 「重い荷物を少々背負い、黄色い花を堪能しながら美味しい酒を・・・」という少々長いタイトルでテント泊どーよ、と長崎隊の山馬鹿さんからお誘いがあり、せっかくの3連休早速参加する旨の返事をしました。しかし、その後の天気予報は下り坂の一方で、雨に弱い体質の自分としては辛い山行となるのかなぁ、と考えていると日帰りにする、との連絡。
 それはそれであまり行かない山域なのでもったいないなぁ、と車中泊、テント泊できるように準備して翌日の天気予報次第では一人居残りでどこぞの山に登れるようにしておきましたが、結局、日曜日の天気予報は朝から雨。
 ということで、潔く諦め長崎隊の皆さんと温泉につかり熊本名物の馬刺と馬の動脈(白くて味は無いけど食感を楽しめる・・・)を買って嫁さんの実家に向かいました。

 途中で長崎隊と連絡を取りながら待ち合わせ場所で無事、合流し登山口で山馬鹿隊長から本日のコース等々のレクを受けいざ出発です。コースは基本的に藪こぎのようでしたが、登りは時折赤テープを見かけ、どうやら知る人ぞ知るコースのようでした。目的の福寿草は急斜面の一帯に咲き乱れており、しばし撮影タイム。実際、有名なのは仰烏帽子岳等ですが、今回、初の群生地見学でした。その後、一応ピークを踏んだ後は下ることになったのですが、ここからは本当に道無き道で、藪ではありませんが、地図の等高線で見たとおり急斜面の激下りでガレ場を歩けば浮き石が林道まで落石するし、普通の場所でも足元が不安定ですぐに尻セード状態です。

 最後、のり面になっているため林道に降りることが出来る場所が少なく、なんとか無事下山できてほっとした藪こぎ登山でした。その他、ヤマシャクヤク、カタクリも確認することができました。長崎隊の皆様、お疲れ様でした〜
 なお、山馬鹿隊長によると次回のツアーは5年先だそうです・・・  (2011.3.19)
       


 (1)
 のっけから結構な急登でした。





 (2)
場所によっては足の踏み場に困るくらいの福寿草でした。


 


 (3)




 

 (4)
激下りの始め、ここはまだまだ・・・
 




 (5)
次第に足元がおぼつかなくなってきました・・・
笑顔もひきつるそよかぜ姉さん。
 

 


 (6)
お初におめにかかるカタクリさん。





(7)
ヤマシャクヤク。
点々と群落を見かけました。



 

(8)
下る場所を思案する山馬鹿隊長





 (9)
林道の側に咲いていたユリワサビ





(10)