おおいたシティハーフマラソン2018(2018.1.7)

   

 昨年の10月に西米良スカイトレイル、12月には英彦山峰入り道トレイルに参戦しなんとか完走。
 次なる北九州マラソンに備えるべく、長い距離を走り始めた12月。

 年末年始は祖母山、由布岳にご挨拶し次は傾山と思ってた1月の3連休。
 夜な夜な39度以上熱が上がり、翌週なんとか熱は下がるも夜中に咳が止らず、まともに寝られない状況。それもようやく収まったので走り始めると左足のふくらはぎが肉離れ(-_-) この時点で99%マラソン参戦は諦めてました。

 さらに追い打ちを掛けるように、右膝痛、とどめはぎっくり腰と99.9%というか参戦理由が0.1%すら見つからない状況。
 ぎっくり腰の対処は最近は安静にするより動いた方が良い、とのレポを拝読し極力歩くように。でも膝痛いし・・・ぎっくり腰も回復基調だったので少し走ってみるとその時だけ膝の痛みが無くなるという不思議?

 2月入ると10kmは走れる。直前の3連休90分走を2回試してみたけど大きなトラブルも無かったので、やっぱり出ようかな〜
 「とにかくスタートラインに立つ大作戦!」、不調と明らかな練習不足を考えると、リタイアは当然のこと、完走できたにしても5時間を切れればOK〜

 最後に北九州マラソン(フルマラソン含む)に参戦したはコロナが蔓延が危ぶまれる中で開催さいれた2020年が最後。
 このときは嫁さんも応援に参戦、応援の声は大人数の中でも判別できた。横からだったり上からだったり。

 この頃は、練習も出来てタイム的にも良かった時期なので最後まで止ること無く完走し過去最高のタイムでゴール。帰りに中華屋さんで昼食したなぁ。
 最近、捜し物でタンスをの引き出しを空けてみると婚約指輪のケースを見つけ、中には二人の結婚指輪が入ってました。
 結婚して10年ほど付けてたけど外仕事で指輪を機械に引っかけてリングはゆがむし指を怪我してので、それ以来外したままでした。

 その後、外仕事の機会は減りましたが付けないままで、家内もその頃から外したままでした。これを見つけたのもなにかの知らせかな、と思い嫁さんの応援を直接感じながら走ろうと思いながら小指か薬指の第一関節までしか入らん・・・
 結局、落ちる可能性が小さい薬指に二つリングを付けることに。写真もいつもどおり同行。

 ゴールにたどり着くか不安だ〜 の思いは拭えないままスタートラインに立ちました。次なる不安材料は季節外れの気温上昇の予報。20度まで上がるらしい予報を見た時点で止めようかな、と思いつつ詳細に見ると東の風が企救半島を越えてくる東風が思ったより冷たそう・・・

 後日、門司港の気象観測結果を見ると気温が最高で15℃程度、走ってる間は14℃で風は強い東風で日差しはあるも寒ささえ感じるコンディションでした。空気は乾燥し日照は絶えないため汗はあっというまに乾き、ゴールした後顔を触ると塩の粒が指先につきなめると塩っぱい。こんな時の汗は健康的で温泉成分と変わらないらしい。湯船につかる前に流さずにそのまま入れば人間温泉タブレット〜

 ようやくスタートの話。
 久々の1万人を越えるレースでコロナ明けということもあり、まさにお祭り騒ぎでランナーもさることながら沿道の応援も今までで最高だった気がします。

 スタートブロックはD。今までよりスタートラインを越えるには時間がかかるブロックで号砲が鳴ってから4分過ぎにスタートの計測を越えました。

 練習不足の上、あちこち故障だらけの状況でどこで救護バスに乗ることになるのか・・・と思いながらキロ6分ペースでいけるところまで。最近走った最長距離は16km程度なんでここから先は未体験ゾーン。

 なんとかハーフの距離を過ぎいよいよ海岸通りに出る辺りから足が重くなるもまだ動いてる・・・応援団がひしめく門司港駅前のロータリーをゆっくり周り、シーサイドの曲がり角の多いコースを過ぎた辺りからガス欠状態。

 帰宅後スマートウオッチでどのように測定されるのか分かりませんがスタミナのグラフが2時間40分辺りで0になっていて、ホントにそのとおり! と感じた次第です。

 32、3km付近までなんとか止らずに走ったけどついに事果て、この辺りからラン&ウオークにスイッチ。ずっと歩いても制限時間内、目標タイムの5時間以内には着きそうだけど歩き通すのも辛いのでキロ7分前後でゴールへ。

 以前から気になっていた「小倉牛」 英彦山トレイルで知り合った方がゴールまで肉を持って走ってゴール後のビールのつまみにする、って聞いたので、今年はしっかり受け取り中央分離帯に座って美味しく頂きました。来年も食べよ〜
 その方も毎年参加するって聞いてましたが見かけました。

 あと4、5キロになると応援の声「あと○キロ、もうちょっと!」
 ひーこら言ってるレベルの自分からすると、「まだ○キロか〜」と思いつつ時計を見るとネットだと4時間半を切れそう。
 
 すでに歩いてるのでゴール直前に立ち止まり写真を撮ってゴール。毎度のことながらゴール後嫁さんと一緒に自撮りしてるとスタッフの方がその様子に気がついて「撮りましょうか」と。日頃なら断ることが多いのですが、今回は色んな思いがこみ上げて素直に撮って頂きました。
 それを見ていた別の方も私もお願いします、には少しむっとしながら撮ってるのを見て苦笑いでした。

 そのあとは流れ作業で完走メダル、タオル、メロンパン、魚肉ソーセージを頂き更衣室へ。毎度のことながら整然と並べられた手荷物は壮観で、走ったあとのランナーの熱気で暖房が効いた部屋のよう。エアコンの暖房と異なり明らかに湿度が高い。換気はしていると思うけど、色んなウイルスや菌が蔓延してるんやろうなぁ、の景色でした。

 更衣室をあとにして小倉駅に向かうと、ランナーらしい方が缶ビールで祝杯を挙げたり応援に来た家族と一緒に帰る人など、参加人数1万人だけど家族、沿道で応援する方を入れると10万人規模のイベントやなぁ、と改めて北九州マラソンの凄さを感じた一日でした。

【備忘録】
 1 格好  ノースリーブ(MH)、ランパン(パタゴニア)、アームスリーブス、帽子(パタゴニア、メッシュ)
 2 足回  靴(アシックス)、靴下(Xsocks、テーピング(右膝、ふくらはぎ)、ふくらはぎサポーター
 3 持物  時計(ガーミン)、スマホ、ジェル3個
、アミノバイタル2、芍薬甘草
 4 エイド スポドリ、水、バナナ、小倉牛を補給。他にも多数ありました。
 5 気象  天気 晴  気温 9:00  8.8℃   14:00 14.5℃  風 東〜東南東 2〜4m/s  (最大瞬間 6〜9m/s)
         ※観測地点 下関(山口県)                                 

   







 (1)受付のため前日も小倉へ




 (2)あちこちでマラソンの歓迎ムード




(3)受付会場。開場直前です。




 (4)今年も変わらないメーテル




 (5)付後、今年のTシャツと小学生のメッセージ。ありがとう!




 (6)更衣室という駐車場



 
 (7)アップしてる本格派。自分はガス欠するのは必至なので見物だけ〜
 



 (8)荷物預かり所。




 (9)大型トラックが20台近く止まってます



 
(10)スタート地点。ブロックは超満員です




(11)スタートしたらしいけど分からない〜 スタートを通過したのは号砲から4分後でした




(12)歩いてる時間帯。応援のお礼すると手を振ってくれました。




(13)お初の小倉牛。美味しかった〜




(14)間もなくゴール




(15)最後の直線。両サイドは人垣です。




(16)ゴールを振り返って。「とにかくスタートラインに立つ大作戦」、ミッション終了です。




(18)見る度に圧巻される手荷物預かり所




(19)外でもランナーを待つ多くの人




(20)こちらの公園では出店など立ち並んでます。




(21)ゴール後に頂いたスポドリ、完走メダル、タオル、魚肉ソーセージ、メロンパン